バーテンダーとは? わかりやすく解説

556の専門辞書や国語辞典百科事典から一度に検索! Weblio 辞書 ヘルプ

バーテンダー【bartender】

読み方:ばーてんだー

バーテン」に同じ。

「バーテンダー」に似た言葉

バーテンダー

分類日本標準職業分類(平成21[2009]年12月統計基準設定) > サービス職業従事者 > 飲食物調理従事者 > バーテンダー
説明キャバレー・バー・ナイトクラブ・その他客に飲食をさせる場所において、主として、酒又は酒類酒類以外の飲料混合調整して、客の飲用供する調酒の仕事従事するものをいう
事例バーテンダー;バーテン;バーテンダー見習

バーテンダー

読み方:バーテンダー

概要解説 ホテルのバーラウンジや店舗で、何千種類もあるカクテル作るのが、バーテンダーです。単にカクテルつくり方覚えるだけでなく、お客好み応じた微妙な味を作り分けられなければなりません。同じ種類の酒でもメーカーによって味も違うし、酒の配合仕方違えばカクテル名も変わります経験努力ものをいう仕事です。 必要な能力資格など 関連する職業

バーテンダー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/17 15:31 UTC 版)

カクテルを調合するバーテンダー

バーテンダー(Bartender)は、バーパブ等のカウンター席が設置された酒場で、カクテルビールワインなどのアルコール飲料を提供し、飲酒する客をもてなす人物を指す。

一方、酒場での飲酒文化がアメリカより古いヨーロッパではバーマン(Barman)の呼称が一般的で、その他、バーキーパー(Barkeeper)、バーキープ(Barkeep)などの呼称も用いられる。女性の場合はバーメイド(Barmaid)とも呼ばれる。

フレアバーテンディングを行うバーテンダーを、フレアバーテンダーと呼ぶ。

語源

一説には、1830年代アメリカで生まれた、 bar (酒場)と tender (世話する人、相談役)の合成語が定着したともいわれている。

日本におけるバーテンダーと、「バーテン」という略称について

日本では、主にシェイカー等でカクテルの調合をする人物を指す場合が多い。

なお、多くの辞書にも載っている「バーテン」という略称[1][2][3]について、これを「バー」と「定職に就かずぶらぶらしている人」を意味する「フーテン」とを組み合わせた差別的造語とする説が一部で流布している[4][5][6]。しかし、古来「精神異常(者)」を意味した「瘋癲(ふうてん)」の語が「フーテン」としてそのような(「定職に就かずぶらぶらしている人」の)意味で使われるようになったのは、1967年(昭和42年)に現れた「フーテン族」、そして翌1968年(昭和43年)に始まったテレビドラマ『男はつらいよ』に由来するものであり、これに対して、「バーテン」の語はそこから30年以上遡る1930年(昭和5年)には、既に「バーテンダーの略」として使われていたことが典拠を以て明らかになっている[7][8]。つまりこの「バーテン=バー+フーテン」説は明らかに後付けの俗説であって、根拠のない“都市伝説”の類と考えるのが妥当である。

ただし、そもそも誰かの職業名や肩書きを一方的に省略して呼ぶことは、それ自体蔑視や挑発のニュアンスを含んで行われることも多い。水商売が今よりもさらに低く見られ、居住の定まらない当事者も多かった昭和の時代までは、明らかに見下すニュアンスを含んで、時にはまさに「フーテン」に引っかけた形で、「おいバーテン!」などと呼びつける客も実際いたものと思われる。それゆえ、特に当時を知る年配のバーテンダーの中には「バーテン」と呼ばれるのを不快に思う人も少なくないといい[9]、たとえ「バー+フーテン」説が根拠なき俗説であるとしても、それはそれとして、当事者に向かって、あるいは公の場において、すすんで使用すべき呼称でないのはその通りであろう。

資格

日本の法律では一般に飲食物を提供する場合には食品衛生責任者の管理下(または兼任)で業務を行う必要があり、バーテンダーも同様である。

日本バーテンダー協会(N.B.A.)では2種[10]、日本ホテルバーメンズ協会(HBA)では5種[11]、プロフェッショナル・バーテンダーズ機構(PBO)では1種[12]の資格認定を行っている。

学校

日本には、技法ないし心得を座学や演習を通して習得させることで、バーテンダーを養成する学校がいくつか存在する[13]

脚注

出典

  1. ^ 『コンサイス外来語辞典』三省堂、1972年、516頁。 
  2. ^ デジタル大辞泉大辞林 第三版、飲み物がわかる辞典『バーテンダー』 - コトバンク
  3. ^ デジタル大辞泉大辞林 第三版バーテン』 - コトバンク
  4. ^ 「バーテン」って呼び方は実は失礼だった!?? 2/3ページ”. 産経ニュース. 産経新聞社 (2016年11月19日). 2018年7月19日閲覧。
  5. ^ 原作:城アラキ 漫画:加治佐修『バーテンダー à Tokyo 第01巻』集英社、2014年、15-16頁。ISBN 978-4-08-879-822-6 
  6. ^ 専門家に聞いた!「バーテン」という呼び方は、差別用語で放送禁止用語?”. 教えて!goo (2019年3月20日). 2020年7月26日閲覧。
  7. ^ 精選版日本国語大辞典. 小学館. (2006) 
  8. ^ 『モダン用語辞典 「バーテン バーテンダーの略。」』実業之日本社、1930年。 
  9. ^ 「バーテン」って呼び方は実は失礼だった!?? 3/3ページ”. 産経ニュース. 産経新聞社 (2016年11月19日). 2018年7月19日閲覧。
  10. ^ 資格認定制度”. 日本バーテンダー協会. 2018年7月9日閲覧。
  11. ^ 資格認定制度”. 日本ホテルバーメンズ協会. 2018年7月9日閲覧。
  12. ^ 認定試験”. プロフェッショナル・バーテンダーズ機構. 2018年7月9日閲覧。
  13. ^ バーテンダーの学校「ジャパンバーテンダースクール」 | ジャパンバーテンダースクール・ジャパンカフェスクール(学校)”. ジャパンバーテンダースクール・ジャパンカフェスクール. 2022年10月12日閲覧。

関連項目

外部リンク


バーテンダー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/26 03:54 UTC 版)

メイキャッパー」の記事における「バーテンダー」の解説

バーカクテル」のバーテンダー。卓越したカウンターパフォーマンスを披露するプロフェッショナルで、たまたま店に訪れた咬生を「プロ同士、お前の技も見てみたい」と挑発したところ、文字通り技を見せられてしまい、えもいわれぬ顔へと作り変えられてしまった。作中では、「スペースカクテル・スプートニク」を披露している。

※この「バーテンダー」の解説は、「メイキャッパー」の解説の一部です。
「バーテンダー」を含む「メイキャッパー」の記事については、「メイキャッパー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「バーテンダー」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「バーテンダー」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



バーテンダーと同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「バーテンダー」の関連用語

バーテンダーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



バーテンダーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
総務省総務省
Copyright(c)2025 総務省 統計局 All rights reserved
政府統計の総合窓口(e-Stat)
職業図鑑職業図鑑
All contents Copyright(C)2025 Foundation.,All rights reserved.
A six Japan職業図鑑
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバーテンダー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのメイキャッパー (改訂履歴)、シカゴ (漫画) (改訂履歴)、サントリー・サタデー・ウェイティング・バー (改訂履歴)、ジョーカー・ゲーム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS