ふる・う〔ふるふ〕【奮う】
ふる・う〔ふるふ〕【振るう/▽揮う】
読み方:ふるう
[動ワ五(ハ四)]
1
㋐充実して勢いが盛んである。「国力が大いに—・う」「成績が—・わない」
㋑(「ふるった」「ふるっている」の形で)普通とずいぶん変わっている。当たり前でない。とっぴである。「言いぐさが—・っている」
2
㋐大きく、また、勢いよく振り動かす。「拳(こぶし)を—・う」「刀を—・って敵陣に攻め入る」
㋑思う存分に力を働かせる。十分に発揮する。「権力を—・う」「腕を—・った料理」「インフルエンザが猛威を—・う」
[可能] ふるえる
[下接句] 威(い)を振るう・腕を振るう・大鉈(おおなた)を振るう・舌を振るう・鉈(なた)を振るう・涙を振るう・尾大(びだい)掉(ふる)わず・筆を揮(ふる)う
ふる・う〔ふるふ〕【×篩う】
ふる・う〔ふるふ〕【震う】
震ふ
ふるう
奮
掉
揮
震
震 |
「ふるう」の例文・使い方・用例・文例
- 妻に暴力をふるう
- …に支配権をふるう.
- 人々に権威をふるう.
- 猛威をふるう疫病.
- 筆力をふるう
- 国威をふるうべし
- 渾身の勇気をふるう
- 軽妙なる筆をふるう
- 粉をふるう
- 熱弁をふるう
- 瑣事に妙筆をふるうことは、特に弁護士にとって役立つ
- お経を読むような調子で、話すか、熱弁をふるう
- 最大限の力をふるう
- (小麦粉をふるうような)家事用のふるい
- シリアル粒の食物をつぶすまたはふるうことで得られる細かい粉状の食料品
- 右でも左でもバットをふるうことができる野球選手
- セオドア・ローズべルトはほらを吹かず、必要な時に棒をふるう(1858-1919)
- 家庭の中で権勢をふるう妻
- 権力をにぎり,勢力をふるうこと
- 大いに熱弁をふるう
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