こむぎ‐こ【小麦粉】
小麦粉
小麦粉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/14 02:53 UTC 版)
小麦粉(こむぎこ、英:wheat flour)とは、小麦を製粉した粉である。主に食用で利用されており、パン、麺類、ケーキ、菓子など、様々な食品の一部に「うどん粉」「メリケン粉」と呼ぶ人がいる白い[1]。穀粉(flour)の一種。しかも穀粉の中でも最も多く利用されるので、英語では普段はこれを「flour(穀粉)」と呼ぶことが多い。人類による利用は古代エジプトですでに行われていたことが知られ、西洋でも東洋でも広く利用されるようになり、日本でも粒食と並んで中世後期には利用されていた。
注釈
出典
- ^ #メリケン粉とうどん粉の違い参照
- ^ a b c d e f 吉田宗弘. “うどん類の歴史と分類”. 関西大学. 2020年11月8日閲覧。
- ^ 「小麦粉の歴史・文化、小麦粉百科」日清製粉グループ、閲覧2017年5月30日
- ^ 「粉砕部分に着目した製粉機の分類、製粉の歴史」木下製粉株式会社、閲覧2017年5月30日
- ^ 家庭用小麦粉にも実施(昭和16年4月11日 朝日新聞(夕刊))『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p120 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
- ^ 「学校給食の歴史、学校給食について」全国学校給食会連合会。閲覧2017年5月30日
- ^ 「「コメよりパン」になった日本人の食卓」ニッポンドットコム。閲覧2017年5月30日
- ^ [どれ?]米国農務省食品成分データベース (英語)
- ^ a b c [1]
- ^ a b c 長尾精一『粉屋さんが書いた小麦粉の本』三水社、1994年。ISBN 4-915607-68-2。
- ^ 東京都火災予防条例
- ^ ジェフリー・ハメルマン 2009, pp. 36–38.
- ^ 長尾精一編 『小麦の科学』朝倉書店、1995年、p.62。ISBN 978-4-254-43038-7。
- ^ 長尾精一編 『小麦の科学』 朝倉書店、1995年、pp.187-188、ISBN 978-4-254-43038-7。
- ^ 豊田実「最近の麺事情について」『調理科学』24巻 1号 1991年 p.36-42, doi:10.11402/cookeryscience1968.24.1_36
- ^ 「プレミックスとは?」日本プレミックス協会。閲覧2017年5月30日
- ^ 『広辞苑 第五版』岩波書店、1998年。ISBN 978-4000801119。
- ^ 「第10回 メリケン粉、洋菓子の世界」日本洋菓子協会連合会。閲覧2017年5月30日
- ^ 「小麦・小麦粉の商品知識、小麦粉のおはなし」製粉振興会。閲覧2017年5月30日
- ^ 「小麦粉のはなし、小麦と小麦粉のはなし」木下製粉株式会社。閲覧2017年5月30日
- ^ a b c 藤原 逸樹. “粘土遊びの指導法に関する一考察”. 安田女子大学. 2019年11月11日閲覧。
小麦粉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 06:23 UTC 版)
香川県産のうどんの原料となる小麦粉は、かつて稲の裏作として盛んに栽培されていた県内産の小麦(地粉)が使われていた。最盛期の栽培面積は10,000ヘクタール以上にも及んだが、高度経済成長期に急減して1973年には326ヘクタールとなった。その後は栽培の振興施策などもあって1987年に4,130ヘクタールまで回復したが、1997年には475ヘクタールまで再び減少している。 1970年代には粘りの強いカナダ産と、さらさらしたアメリカ産の小麦をブレンドして主に使っていたが、現在は多くがオーストラリア産であり、日本のうどん用に最適化して開発された「Australian Standard White」(略称:ASW)という麺用中力粉が用いられることが多い。県産のうどん用小麦としてはもともと農林26号など が使われ、20世紀末にはASWに対抗するため県が「さぬきの夢2000」を開発したが、生産量の少なさ、製麺の難しさ、2004年に起こったJA香川県による不当表示問題(後述)などによるブランドイメージの低迷などにより普及はあまり進まなかった。 一方でオーストラリア産の小麦と、さぬきの夢2000をブレンドした讃岐うどん用の小麦粉なども開発され、これを使用した半生うどん「幽玄 premium」がモンドセレクションの金賞を受賞している。また「さぬきの夢2000こだわり店」の認証も行われており、さぬきの夢2000を100%使用した店名も明示されている。これは、「めん」「だし」「サービス」の三つを厳しく審査するものである。 2010年3月18日には後継品種として「さぬきの夢2009」が品種登録された。
※この「小麦粉」の解説は、「讃岐うどん」の解説の一部です。
「小麦粉」を含む「讃岐うどん」の記事については、「讃岐うどん」の概要を参照ください。
「小麦粉」の例文・使い方・用例・文例
- 小麦粉1カップ
- 小麦粉はパンやケーキなどを作るのに使われる
- 彼女は小麦粉と牛乳を混ぜ合わせた
- 卵と小麦粉とミルクを混ぜ合わせたもの
- 小麦粉は小麦を粉にしたものです
- 水と小麦粉を1対3の割合で混ぜてください
- 大袋に小麦粉を入れる
- 小麦はひいて小麦粉となる
- 小麦粉を両面にたっぷりまぶす
- 1つひとつのボウルの中に、刻んだタコが入っています。小麦粉を水でといた生地にくるんで焼きます。
- いいえ。そばはそば粉で作りますが、うどんは小麦粉で作ります。
- うどんは小麦粉から作られ、普通は温かいつゆに入っています。
- 小麦粉を積んだ平底船が到着した。
- 小麦粉、砂糖、卵、重曹を混ぜ、それからオレオかバターを加えなさい。
- それは小麦粉で出来ている。
- それは小麦粉から作られている。
- これらは全て小麦粉で出来てます。
- それは小麦粉から作られています。
- この小麦粉はパン作りに適しています。
- ルーは、バターと小麦粉を炒めながら作ります。
小麦粉と同じ種類の言葉
「小麦粉」に関係したコラム
-
CFDで取り扱うコモディティは、エネルギー、貴金属、農産物の3つに大別できます。CFDのエネルギーには、原油や天然ガス、ガソリンなどの銘柄があります。WTI原油先物もそのうちの1つで、外国為替市場や証...
- 小麦粉のページへのリンク