小麦粉暴利
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/14 22:53 UTC 版)
製粉業者が政府から配給された小麦粉の一部を横領して不当利得を得ただけでなく、アメリカから輸入された余剰原麦を押麦にした上で醸造用として横領、暴利を得た。1963年当時の一袋(15キロ程度)あたりの小麦粉の表示価格が370ウォンだったのが、市場価格で1,200ウォンにまで跳ね上がり、製粉業者と小麦粉販売業者が荒稼ぎした金額は43億ウォンにも達した。当時、多くの国民が食糧難に喘いでいた時期だったため、国民の激しい怒りを買うこととなった。
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