日本列島とは? わかりやすく解説

にほん‐れっとう〔‐レツタウ〕【日本列島】


日本列島

原題:
製作国:日本
製作年:1965
配給:日活
スタッフ
監督:熊井啓 クマイケイ
原作:吉原公一郎 
脚色:熊井啓 クマイケイ
企画:大塚和 オオツカカノ
撮影:姫田真佐久 ヒメダシンサク
音楽:伊福部昭 イフクベアキラ
美術:千葉和彦 チバカズヒコ
編集:丹治睦夫 
録音:沼倉範夫 ヌマクラノリオ
スクリプター:斎藤誠一 
照明:岩木保夫 イワキヤスオ
キャスト(役名
宇野重吉 ウノジュウキチ (秋山
二谷英明 ニタニヒデアキ (原島
鈴木瑞穂 スズキミズホ (黒崎
芦川いづみ アシカワイヅミ (伊集院和子
木村不時子 キムラフジコ (小林厚子)
紅沢葉子 ベニサワヨウコ紅澤葉子 (とよおばさん
西原泰子  (椎名加代子)
北林谷栄 キタバヤシタニエ (佐々木菊子
庄司永建 ショウジエイケン (川北
大滝秀治 オオタキヒデジ (涸沢
日野道夫 ヒノミチオ (生沢
武藤章生 ムトウショウセイ (宮川
佐野浅夫 サノアサオ (佐々木
内藤武敏 ナイトウタケトシ (日高
下元勉 シモモトツトム (警視総監
加藤嘉 カトウヨシ (刑事部長
長弘 チョウヒロシ (捜査一課長
雪丘恵介 ユキオカケイスケ (捜査三課長)
ハロルド・コンウェイ  (K・ロベルト
S・ウインガー  (ブルノー・ボードワン)
ガンター・ブラウン  (ルイス・サミエル)
ガンター・スミス  (J・ポラック中尉
平田守 ヒラタマモル (服部
F・ブルノー  (スペンサー大尉
チャーリー・プライスン  (E・リミット曹長
白井鋭  (男A)
高山千草 タカヤマチグサ (メイド
佐々木すみ江 ササキスミエ (栄子
小柴隆 コシバタカシ (記者A)
露木護 ツユキマモル (記者B)
伊豆見雄 イズミユウ (中野部長刑事
山岡正義 ヤマオカマサヨシ (下山事件刑事
横田楊子 ヨコタヨウコ (黒崎の妻)
小野武雄 オノタケオ (小学校小使
土田義雄 ツチダヨシオ (T版印刷班長
長尾敏之助 ナガオトシノスケ (伊集院少佐
加藤洋美 カトウヒロミ (佐々木長女
二階堂郁夫 ニカイドウイクオ (佐々木長男
伊藤寿章 イトウトシアキ (サミエル弁護士
中山次夫 ナカヤマツグオ (夏夫)
相原ふさ子 アイハラフサコ (和子
解説
吉原公一郎原作小説日本列島”を「帝銀事件 死刑囚」の熊井啓脚色監督した社会ドラマ撮影は「拳銃無頼帖 流れ者の群れ」の姫田真佐久
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されいますのでご注意ください
昭和三十四年秋SキャンプCID犯罪調査課)のポラック中尉は、通訳主任秋山に、リミット曹長事件解明命令した一年前リミット水死体となって発見されるや、米軍死体本国送還すると、日本の警察無視して事故死発表した秋山はかつて最愛の妻米兵暴行を受け、事故死として死体引渡され事件思い怒り新たにした。この事件執拗に追う昭和新報記者原島と共に秋山は、警視庁捜査三課黒崎から、リミット死の直前日本出たドル追っていたこと、そして、精巧なドイツ印刷機とその技術者伊集院少佐消えた事実知らされた。伊集院一人娘和子訪れた秋山は、伊集院数年前正体不明の男に連れ去られ涸沢名乗る男が他言せぬよう家族脅迫する立ち去ったことを聞いた涸沢米軍占領時代謀略機関活躍した謎の男であった昭和二十九年、贋ドルにまつわる交会事件に、当時検事として立ち会った弁護士日高は、滝沢部下佐々木口からサン・ピエール教会根城として、不良外人たむろすることを調べていた。佐々木訪れた秋山原島は、佐々木滝沢リミットが贋ドル追及していると知らせた事実知り驚愕とした。やはりリミット涸沢消されたのか!数日後佐々木水死体となってあがった。突然秋山ポラック中尉から調査中命令出た秋山キャンプをやめて調査続行した三十五年外国航空スチュワーデス椎名加代子が水死体となってあがった容疑者として出頭したサンピエール教会サミエル神父は、取り調べ終らぬまま突然帰国した多くの疑問残したまま三年過ぎた三十八年スペンサー大尉から沖縄伊集院らしい男が陳陽成名乗っていると聞き秋山和子了解を得る沖縄飛んだ。だが秋山も、陳陽成名乗る男も、何者か殺害され当局真相永久にわからぬだろうと発表した三十九年、この事件追及するため沖縄に飛ぶ原島和子は、励まし見送った

日本列島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 01:34 UTC 版)

日本列島(にほんれっとう、: Japanese Archipelago)は、ユーラシア大陸東端の沿岸沖、東アジアに位置、また太平洋北西の沿海部に位置する弧状列島の一つである[* 2]。範囲にはいくつかの説があるが、いずれもほぼ全域が日本の領土[* 3]となっている。日本列島は列島の名前であり、国家や領土とは独立した概念であるが、日本においては日本の領土を意味する語としても混同して使用されている。日本の領土としての日本列島については日本の地理を参照。


注釈

  1. ^ 【参考】 これらの中で「世界の島の面積順位」第30位までの (出典 List of islands by area より)
    第3位・ボルネオ島(インドネシアマレーシアブルネイ 3ヶ国の領土である島)、第7位・本州(日本最大の島)、第11位・スラウェシ島(インドネシアで面積第4位の島)、第15位・ルソン島フィリピン最大の島)、第19位・ミンダナオ島(フィリピンで面積第2位の島)、第21位・北海道(日本で面積第2位の島)、第23位・樺太島ロシア最大の島)。
  2. ^ 同地域には「千島列島」をはじめ多くの島々がある。このページの『日本列島 周辺の島々(極東・沿海部の島々)』の写真と説明を参照。
  3. ^ 一部はロシア並びに大韓民国による実効支配区域。
  4. ^ 平面形が弧の形をし、弧状に伸びる島の列なりであり、大洋底との間に海溝またはトラフが存在するものをいう。
    <出典> 米倉伸之「日本列島とその周辺の大地形」/ 米倉伸之・貝塚爽平・野上道男・鎮西清高編者『日本の地形1 総説』東京大学出版会 2001年 2ページ。
  5. ^ 広辞苑』『大辞林』などでは、「日本列島」の定義を、北海道島・本州島・四国島・九州島とそれらに付随する島々から成る列島としている。
  6. ^ 広辞苑』(岩波書店、2008年1月第六版発行)の「日本列島」の項目の定義によれば、北海道島・本州島・四国島・九州島と付属島嶼から成る列島である。アジア大陸の東縁に沿って弧状をなす。地形学的には、千島弧・東北日本弧・西南日本弧・伊豆マリアナ弧・琉球弧などを広く併せていう。」と記されている。
  7. ^ 谷岡武雄・山口恵一郎監修・三省堂編集所編『コンサイス日本地名事典 第3版』(三省堂、1989年12月発行)の「千島列島」の項目によると、「カムチャツカ半島と北海道島の間にある弧状列島。南東側を北太平洋、北西側をオホーツク海にわける。おもな島はシュムシュ島アライト島パラムシル島オンネコタン島シャスコタン島マツワ島ラショワ島ケイト島シンシル島ウルップ島択捉島国後島。1875(明治8)年樺太千島交換条約により日本領土となったが、日本はサンフランシスコ平和条約で領土権を放棄」となっている。
  8. ^ 『広辞苑』(岩波書店、2008年1月第六版発行)の「千島列島」の項目によれば、「北海道本島東端からカムチャツカ半島の南端に達する弧状の列島。国後島(くなしり)・択捉島(えとろふ)(以上南千島)、得撫島(うるっぷ)・新知島(しむしる)・計吐夷島(けとい)・羅処和島(らしょわ)・松輪島(まつわ)・捨子古丹島(しゃしこたん)・温禰古丹島(おんねこたん)(以上中千島)、幌筵島(ぱらしむる)・占守島(しむしゅ)・阿頼度島(あらいと)(以上北千島)など。第二次世界大戦ロシア(旧ソ連)の管理下にある。クリール列島」と記載されている。
  9. ^ アジア大陸の東部は、地殻の変動により3000万年前から分裂・拡大してきた地域と考えられている。この大陸の東辺部にできた断裂の1つが、1900万年前から日本海の位置で起こった。次第にその断裂が大きくなり、日本海の原型ができあがっていった。そして1500万年前までに日本海は現在の大きさまで拡大した(佐原真、ウェルナー・シュタインハウス監修、独立行政法人文化財研究所 奈良文化財研究所編集 『ドイツ展記念概説 日本の考古学(普及版) 上巻』学生社 2007年 P.20)。
  10. ^ 観音開きモデル説を裏付けるものとして、堆積当時の磁極が記録される地層の地磁気模様の偏角の変化などがある。
  11. ^ 【参考】 日本最古の歴史書古事記』 (712年献上) では、日本を「大八島国」(おおやしまのくに)と呼び、次の「八つの島」の総称としている(国産み#島産み)。
    登場順に、現代の呼称表記で、淡路(あわじ)四国隠岐(おき)九州壱岐(いき)対馬(つしま)佐渡本州、以上 8島。(この後さらに6島が紹介される。これら14島の原文での呼称表記は『古事記』・『日本書紀』の比較表を参照)
    また、『日本書紀』(720年完成)では、日本を、「大八洲国」(おおやしまのくに)と表記している。
    なお、「大八島国・大八洲国」の意味は、「八つの島から成る国」ではなく、「多くの島から成る国」とされる。(*)
    すなわち、古代日本そして日本の神話において、「八」は聖数、漠然と数が大きいこと、多いこと、その例えとして用いられた 8#その他 8 に関すること。(例: 「八重桜(やえざくら)」、「八百万(やおよろず)の神 多くの神 」、「千代(ちよ)に八千代(やちよ)に 永遠に 」、「八雲(やくも) 幾重にも折り重なった雲 」、等々)
    (*) 広辞苑大辞林大辞泉等も、「多くの島から成る国」をその意味としている。

出典

  1. ^ 大辞林第3販 項目「日本列島」
  2. ^ “日本列島”, 世界大百科事典, 平凡社, (2009) 
  3. ^ 大辞林 第三版 日本列島、デジタル大辞泉 日本列島
  4. ^ 世界の火山, 内閣府, http://www.bousai.go.jp/kazan/taisaku/k101.htm 
  5. ^ 谷岡武雄山口恵一郎監修・三省堂編集所編『コンサイス日本地名事典 第3版』(三省堂、1989年12月発行)の「日本列島」の項目に基づく。
  6. ^ Microsoftエンカルタ総合大百科2003「日本」の項目よりNCID BA85593287オンライン版(2007年2月20日閲覧)[リンク切れ]
  7. ^ 佐原真、ウェルナー・シュタインハウス監修、独立行政法人文化財研究所 奈良文化財研究所編集 『ドイツ展記念概説 日本の考古学(普及版) 上巻』学生社 2007年 P.20-21
  8. ^ 佐原真、ウェルナー・シュタインハウス監修、独立行政法人文化財研究所 奈良文化財研究所編集 『ドイツ展記念概説 日本の考古学(普及版) 上巻』学生社 2007年 P.22
  9. ^ 佐原真、ウェルナー・シュタインハウス監修、独立行政法人文化財研究所 奈良文化財研究所編集 『ドイツ展記念概説 日本の考古学(普及版) 上巻』学生社 2007年 P.29-30
  10. ^ 米倉伸之・貝塚爽平・野上道男・鎮西清高編著『日本の地形1 総説』東京大学出版会 2001年 2ページ
  11. ^ 小田静夫「旧石器時代の磨製石斧」
  12. ^ YFull YTree v10.03.00
  13. ^ Shi, Hong; Zhong, Hua; Peng, Yi; Dong, Yong-li; Qi, Xue-bin; Zhang, Feng; Liu, Lu-Fang; Tan, Si-jie; Ma, Runlin Z; Xiao, Chun-Jie; Wells, R Spencer; Jin, Li; Su, Bing (October 29, 2008). "Y chromosome evidence of earliest modern human settlement in East Asia and multiple origins of Tibetan and Japanese populations". BMC Biology (BioMed Central) 6: 45. doi:10.1186/1741-7007-6-45. PMC 2605740. PMID 18959782. Retrieved November 21, 2010.
  14. ^ 日本近海は生物多様性のホットスポット 〜全海洋生物種数の14.6%が分布〜
  15. ^ 日本近海に海洋生物3万3000種、多様性は世界有数
  16. ^ 生物多様性ホットスポット|JAPAN HOTSPOT-生物多様性情報サイト
  17. ^ 白尾元理・小畦尚・斎藤靖二著『新版 日本列島の20億年 - 景観50選 -』 岩波書店 2009年 7ページ
  18. ^ 白尾元理・小畦尚・斎藤靖二著『新版 日本列島の20億年 - 景観50選 -』 岩波書店 2009年 6ページ
  19. ^ 大和大峰研究グループ著『大峰山・大台ヶ原山 -自然のおいたちと人々のいとなみ-』築地書館 2009年 61ページ)


「日本列島」の続きの解説一覧

日本列島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 04:58 UTC 版)

日本の獣肉食の歴史」も参照 日本列島では東京都港区伊皿子貝塚から弥生時代牛骨出土したとされるが、後代混入可能性指摘される日本のウシは、中国大陸から持ち込まれたと考えられている。古墳時代前期にも確実な牛骨出土はないが、牛を形象した埴輪存在しているため、この頃には飼育が始まっていたと考えられている。古墳後期5世紀)には奈良県御所市南郷遺跡から牛骨出土しており、最古の資料とされる当初から日本では役畜牛車牽引としての使用主であったが、牛肉食されていたほか、牛角牛皮骨髄の利用行われていたと考えられている。675年天武天皇は、牛、馬、肉食禁じた禁止令発出後もウシの肉はしばし食されいたものの、禁止令以後鎌倉時代初期に至るまで繰り返して発出され、やがて肉食農耕に害をもたらす行為みなされ肉食そのもの穢れであるとの考え方広がり牛肉食はすたれていった8世紀から10世紀ごろにかけては酪や、醍醐といった乳製品製造されていたが、朝廷衰微とともに製造途絶え以後日本では明治時代に至るまで乳製品製造使用行われなかった。 また、広島県草戸千軒町遺跡出土頭骨のない牛の出土事例などから頭骨用いた祭祀用途想定されており、馬が特定の権力者結びつき丁重に埋葬される事例見られるに対し、牛の埋葬事例見られないことが指摘されている。 古代日本では総じて牛より馬の数が多かった平安時代の『延喜式』では、東国すべての国で貢納されており、牛の分布地域差大きくなかったようである。ところが中世に入ると馬は東国、牛は西国という地域差生まれた東国では武士団勃興に伴い馬が主体家畜構成になった考えられている。東西地域差明治時代のはじめまで続いており、明治初期統計では、伊勢湾若狭湾を結ぶ線を境として東が馬、西が牛という状況見て取れる牛肉食は公的に禁忌となったものの、実際には細々と食べ続けられていたと考えられている。戦国時代にはポルトガル宣教師たちによって牛肉食の習慣一部持ち込まれキリシタン大名高山右近らが牛肉振舞ったとの記録あるものの、禁忌であるとの思想覆すまでにはいたらずキリスト教排斥されるに伴い牛肉食は再びすたれた江戸時代には生類憐みの令によってさらに肉食禁忌強まったが、大都市にあったももんじ屋呼ばれる獣肉店ではウシ販売され、また彦根藩幕府への献上品として牛肉献上しているなど、まったく途絶えてしまったというわけではなかった。しかし、日本においてウシ主要な用途あくまでも役牛としての利用であり続けた日本においてウシ公然と食されるうになるのは明治時代である。文明開化によって欧米文化流入する中、欧米重要な食文化である牛肉食もまた流れ込み銀座において牛鍋屋人気を博すなど、次第牛肉食も市民権得ていった。また、乳製品利用製造復活した

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日本列島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 19:59 UTC 版)

考古学的にイヌウマウシネコなどの動物は、先史時代ユーラシア大陸家畜化され、列島入ってきたと推定されている。その家畜史は、沿海州中国朝鮮半島台湾などと関連があったと推察できる縄文時代には狩猟犬としての縄文犬存在し食用のためイノシシ訓化して飼養することも行われていたと考えられている。弥生時代稲作農耕導入に伴い家畜化されたブタ・ニワトリが大陸から導入され縄文犬とは別系統の弥生導入される古墳時代にはウマ導入され古代にはウシ登場する屠児という言葉があり、これは屠殺業者も示していた(『和名類聚抄』:牛馬を屠り肉を取り雞の餌とするの義なり)。 『日本書紀』には「使連」という職が記述されており、古代には飼育されていたという。

※この「日本列島」の解説は、「家畜」の解説の一部です。» 「家畜」の概要を見る


日本列島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 19:59 UTC 版)

考古学的にイヌウマウシネコなどの動物は、先史時代ユーラシア大陸家畜化され、列島入ってきたと推定されている。その家畜史は、沿海州中国朝鮮半島台湾などと関連があったと推察できる縄文時代には狩猟犬としての縄文犬存在し食用のためイノシシ訓化して飼養することも行われていたと考えられている。弥生時代稲作農耕導入に伴い家畜化されたブタ・ニワトリが大陸から導入され縄文犬とは別系統の弥生導入される古墳時代にはウマ導入され古代にはウシ登場する屠児という言葉があり、これは屠殺業者も示していた(『和名類聚抄』:牛馬を屠り肉を取り雞の餌とするの義なり)。 『日本書紀』には「使連」という職が記述されており、古代には飼育されていたという。

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日本列島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 08:36 UTC 版)

縄文土器」、「弥生土器」、「土師器」、「須恵器」、および「かわらけ」も参照 須恵器 坏の変遷 大阪府和泉市 いずみの歴史館 展示煮沸具として日本最初に登場したのが縄文土器である。「縄文」というのは命名時には文字通り縄を転がして縄目文様をつけた土器特徴的であったが、現代では時代名称に転化しており、すべての縄文時代土器縄文施されているわけではない縄文時代土偶石棒などの呪物耳飾りなどの装身地方色豊かな祭祀施設発達など、採集経済段階においては最も内容豊かで高度な文化発達させた社会であるといわれる最初の縄文時代草創期土器丸底無文のものが多く早期に尖底土器撚糸施文した土器現れる前期になると深鉢形土器平底一般的になり、縄文施文したもの多くなり、器種大幅に増加する中期になると北陸地方火焔土器どのように極めて装飾的な傾向全国的に顕著になる一方、「ハレの器」である精製土器と「ケの器」である粗製土器区別がいっそう明確になる後期以降は、いっそう器種増え装飾的傾向鎮まる一方で洗練さを増す。晩期には極めて精緻工芸品的な亀ヶ岡土器大洞土器)が北海道を含む日本列島東半広がり近畿地方などにも伝播している。 弥生土器は、東京都文京区弥生町最初に発見されことによる名称で、当初は縄文時代土器よりも薄手の土器として認識されていた。籾殻圧痕をともなう弥生土器各地出土しその際炭化米をともなうことも多かったので稲作農耕始まった時代土器として位置づけられた。奈良県唐古・鍵遺跡からは農具とみられる大量の木器出土し静岡県登呂遺跡では水田そのもの検出された。水田跡は東北地方北部北限として山間部寒冷地でも見つかっており、稲作本格的な展開を裏づけている。器種構成の面では、貯蔵のための壺、煮炊き用の甕が増加し盛り付け用の鉢・高坏など器種構成の機能分化再構成図られた。深鉢形土器縄文時代に比べ小型化傾向を示すが、食糧多量に加工し保存することが中心であった煮炊きあり方から1回1回食事煮て食べる生活に変化したことの現れであるとの推測なされている弥生土器は、調整法などにおいて朝鮮半島影響も受けるが、朝鮮半島土器とも異なっており、各地縄文土器ベースとしてそれが変化したものと考えられている。 土師器縄文土器弥生土器流れを汲む日本在来土器で、赤褐色須恵器に比べると軟質土器である。古墳時代から11世紀にかけて多くつくられた。窯を用いず野焼きに近い焼き方したため焼成温度低く器体赤褐色大量の酸素供給され燃焼したこと(酸化炎焼成)によるものである。氏姓制度において土師器作を担当する部(専業者)の集団を「土師部(はじべ)」と呼び埴輪土師部により土師器製法つくられた。弥生土器との比較大きく異なるのは、土器斉一性地域性消失)という点である。7世紀以降は仏具として佐波理製の銅器もたらされるが、土師器須恵器形態にも大きな影響与えた土師器は、庶民もふくむ一般的な使用が多いが、律令制度整備されるに従い須恵器工人との交流生まれロクロ使用採り入れられる。しかし、手づくね土器には独特の祭祀的意味が付加され、これが中世以降かわらけつながっている須恵器は、朝鮮半島とくに伽耶から技術導入した土器で、ロクロ用いて作られ密閉された窯で還元炎焼成された灰色硬質土器である。古墳時代から11世紀にかけて多く作られ、坏・高坏、壺・長頸壺、平瓶提瓶横瓶、埦(まり)、𤭯(はそう)、器台・盤など、器形変化富んでいる担当する部は「陶作部すえつくりべ)」である。焼く技術(窯)と作る技術ロクロ)は一連のものとして同時に日本入ってきたものである。窯は窖窯あながま)で、斜面トンネルつくって焼成のための部屋設けたものであり、これにより硬質水漏れのしない土器大量生産が可能となったロクロ用いた製作技術には底部円盤作り風船技法底部円柱作りなどがあり、器種としては食事用のもの、特に蓋付のものが増加した。すでに歴史時代入っており、日本各地から器面に墨で文字書いた土器墨書土器)が出土している。一方では官衙遺跡などにおいては割れた須恵器破片が硯に転用されること(転用硯)も少なくなかった事実判明している。律令制度定着するに従い土師器工人との交流生まれて相互技術交流なされるようになった土師器にくらべ支配階級官人使用が多いとされている。ただ、『正倉院文書』のなかに土器器種別の価格表記録した文書があるが、それによれば須恵器土師器間の価格差はほとんどなく、蓋付ものはないものに比較しておよそ倍の価格ついている。なお、律令国家研究においては宮廷官司が使う工業製品作る官営工房」についての議論されているが、須恵器中心とした土器に関して儀式神事仏事用い高級品はそうした工房作られたと考えられる一方で通常使う物は調を介在させた租税としての徴収交易介在させた民間からの購入賄っていたとみられている須恵器は、珠洲焼常滑焼瀬戸焼など中世陶器へとつながる土器である。 中世土器であるかわらけは瓦器類似し製法似通っているため、この名があり、「土師器末裔」という性格を持つ。多く酒杯などとして用いられ一括廃棄され平泉京都鎌倉などの都市遺跡では大量に出土するが、それ以外の場所ではほとんど出土しない。現代でも一部神社などの祭祀御神酒をいただく際の使い捨て酒杯として残る。かわらけまた、まれにではあるが、燈明皿としても用いられた。 縄文前期片口深鉢形土器埼玉県出土関山式縄文中期深鉢形土器新潟県出土馬高式) 縄文後期注口土器東北地方出土十腰内式) 縄文後期壺形土器東北地方出土十腰内式) 縄文後期の巻貝形土製品新潟県出土縄文後期人形装飾付異形注口土器北海道出土縄文晩期鉢形土器出土地不明赤漆塗彩) 縄文晩期注口土器出土地不明大洞式) 弥生時代脚付甕(愛知県出土弥生時代の甕(出土地不明古墳時代埴輪挂甲武人」(群馬県出土古墳時代須恵器和歌山県出土):左が家形容器、右が脚付短頸古墳時代後期須恵器横瓶出土地不明古墳時代須恵器長頸壺(出土地不明自然釉がかかる) 古墳時代須恵器環状瓶(広島県出土

※この「日本列島」の解説は、「土器」の解説の一部です。» 「土器」の概要を見る

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日本列島

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 05:17 UTC 版)

固有名詞

   にほんれっとう

  1. 北海道本州四国九州とした東アジア列島

関連語


「日本列島」の例文・使い方・用例・文例

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