にほん‐じか【日本鹿】
読み方:にほんじか
⇒鹿(しか)1㋐
ニホンジカ
和名:ニホンジカ |
学名:Cervus nippon |
ウシ目,シカ科 |
分布:北海道,本州,四国,九州(一部の島嶼を含む) |
写真(上):ニホンジカ |
写真(下):ニホンジカ分布図 |
説明 日本の山地に広く分布する.とくに森林と草原の混ざった環境を好む.交尾期には優勢なオスがメスを囲い込んでハーレムを作るが,それ以外の季節は主に母子が群れを作り,オスは単独で行動する.繁殖力が高く,好適な環境では急速に個体数が増加する.完全な草食性である.現在最も被害面積の大きい林業害獣であり,ヒノキ・スギをはじめ多くの造林木を食害する.主な被害形態は枝葉摂食と樹幹剥皮である.自然林における樹木の剥皮や希少植物の摂食など,自然植生への過度の影響も問題視されている.そのため,シカ柵,忌避剤などの防除策が講じられているほか,北海道や岩手県では計画的な個体群管理が進められている.獣害統計 |
日本鹿
ニホンジカ
ニホンジカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 05:18 UTC 版)
詳細は「ニホンジカ」を参照 日本国内で単にシカと言うときは、ニホンジカ Cervus nippon を指すことが多い。1980年(昭和55年)頃に房総半島で野生化した外来種のキョンを除き、ニホンジカは日本に分布する唯一のシカ科動物であり、大きな哺乳類の少ない日本ではニホンカモシカと並ぶ代表的な大型動物である。 なお、ニホンジカは、他国に分布する亜種も含め、英語では一般的に「sika deer」(「sika」は日本語の「シカ」に由来)と呼ばれる。
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