かすが‐たいしゃ【春日大社】
かすがたいしゃ 【春日大社】
春日大社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/08 15:16 UTC 版)
春日大社(かすがたいしゃ、英: Kasugataisha Shrine[1][注釈 1])は、奈良県奈良市春日野町にある神社。式内社(名神大社)、二十二社(上七社)の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。旧称は「春日社」、神紋は「下がり藤」。
注釈
- ^ 春日大社の公式サイト(英語版)も"Kasugataisha Shrine"と表記。
- ^ 寛政3年(1791年)の火災で焼けた甲冑の金属部分のみが残ったもの。以下2件も同様。
- ^ 兜の名称は、重要文化財指定名称では「鉄三十六間四方白星兜鉢」であるが、2017年に東京国立博物館で開催された「特別展 春日大社 千年の至宝」では、「鉄二十四間四方白星兜鉢」の名称で展示されていた。「○○間」とは、兜の表面の「筋」(すじ)の数をかぞえたものであり、「四方白」とは、兜の前後左右4方向に鍍金銀の板を伏せたものの意である。鍍金銀の板で覆われた部分の「筋」の数をかぞえるか否かによって、間数の差が生じる。以下2件の兜についても同様である。
出典
- ^ 外国人にわかりやすい地図表現検討会 (2016年1月6日公表) (PDF). 地名の英語表記及び外国人にわかりやすい地図記号について. 国土地理院. p. 17
- ^ 家屋倒壊が続出、恐怖に包まれた大阪『大阪毎日新聞』昭和11年2月22日夕刊(『昭和ニュース事典第5巻 昭和10年-昭和11年』本編p204-205 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 春日大社 第六十次 式年造替記念 奉祝行事実行委員会
- ^ 春日大社公式サイトには「国宝354点、重要文化財1,482点」を収蔵する旨の記載があるが、これは「古神宝類」等の一括指定物件を一点一点かぞえた場合の数字である。春日大社所有の国宝は、指定の「件数」としては建造物1件(4棟)、美術工芸品14件であり(2020年現在)、本記事の「文化財」節には春日大社所有の国宝・重要文化財全件が漏れなく記載されている。
- ^ 春日大社 国宝殿
- ^ 「平安の正倉院」が国宝殿を公開 奈良・春日大社 朝日新聞 2016年9月29日
- ^ 春日大社に鎌倉期の名刀 延寿国吉作、さび落とし判明 奈良 産経ニュース 2016年12月31日
- ^ 春日大社 名刀3本新たに確認 国宝殿で一般公開 奈良/奈良 毎日新聞 2016年12月30日
- ^ 昭和17年5月30日文部省告示第499号(参照:国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 最古級の日本刀、なぜ天井裏に?春日大社、80年前発見 朝日新聞 2018年1月22日
- ^ 春日大社 最古級の日本刀「古伯耆物」平安時代末期 毎日新聞 2018年1月23日
- ^ 2013年に修理が完了した。(参照:春日大社:楠木正成の甲冑、修理終わり公開:毎日新聞2013年3月29日)
- ^ 平成28年8月17日文部科学省告示第111号。
- ^ 「鼉」(だ)は、「口」を横に2つ並べ、その下に「田」「一」「黽」。
- ^ a b “文化審議会答申 ~国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定及び登録有形文化財(美術工芸品)の登録について~”. 文化庁. 2020年3月20日閲覧。
- ^ 令和2年9月30日文部科学省告示第116号
- ^ 兜の名称は、重要文化財指定名称では「鉄十八間二方白星兜鉢」であるが、2017年に東京国立博物館で開催された「特別展 春日大社 千年の至宝」では、「鉄十六間二方白星兜鉢」の名称で展示されていた。これらの名称の差異については前項の脚注を参照。
- ^ 兜の名称は、重要文化財指定名称では「鉄二十八間四方白星兜鉢」であるが、2017年に東京国立博物館で開催された「特別展 春日大社 千年の至宝」では、「鉄二十四間四方白星兜鉢」の名称で展示されていた。これらの名称の差異については前々項の脚注を参照。
- ^ a b 平成28年8月17日文部科学省告示第116号。
- ^ 令和2年9月30日文部科学省告示第118号
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