伊吹山とは? わかりやすく解説

いぶき‐やま【伊吹山】

読み方:いぶきやま

滋賀県米原市にある山。岐阜との県境をなす。伊吹山地主峰標高1377メートル薬草植物の種類に富む。

伊吹山の画像

いぶきやま 【伊吹山】

滋賀岐阜両県の境にある山。標高一三七九メートル古くから山の神祀られ修験道の山。→ 修験道

伊吹山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/02 05:52 UTC 版)

伊吹山(いぶきやま〈いぶきさん〉[3])は、滋賀県米原市岐阜県揖斐郡揖斐川町不破郡関ケ原町にまたがる伊吹山地の主峰(最高峰標高1,377 mである[4]一等三角点が置かれている山頂部は滋賀県米原市に属し[1]滋賀県最高峰の山であり、山域は琵琶湖国定公園に指定されている[5]


注釈

  1. ^ 第八高等学校の寮歌では「伊吹おろしの雪消えて、木曽の流れにささやけば、光に満てる国原の、春永劫に薫るかな」と歌われていた
  2. ^ 伊吹山表登山道の登山口(米原市上野)および伊吹山ドライブウェイ終点駐車場の山頂遊歩道入り口に入山協力金受付所が設置されている。
  3. ^ 『伊吹山お花畑植物ガイド』にはイブキタンポポ、コバノミミナグサ、ミヤマコアザミ、ルリトラノオ、イブキアザミ、コイブキアザミ、イブキコゴメグサ、イブキレイジンソウの8種とされており、イブキヒメヤマアザミを加えると9種となる。これに加えて、イブキフウロを固有種に数えることもある。
  4. ^ 伊吹山の多くの地域が共有地であり、かつては広く採草、柴刈り等に利用されていたことも、森林の発達を抑制し草原が維持されてきた要因であると考えられている。
  5. ^ キバナノレンリソウはヨーロッパ原産の植物で、伊吹山に定着した帰化植物。日本では伊吹山にのみ生育している。
  6. ^ 5合目に設置されていた古いトイレは撤去された。
  7. ^ 伊吹山は近江長岡駅の北北東7.1 kmに位置する。

出典

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伊吹山

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岩黒山」の記事における「伊吹山」の解説

岩黒山北東で、瓶ヶ森との間にあり、瓶ヶ森林道から15分あれば山頂標高1503.1m)に立てる。よさこい峠とシラサ峠の間にあるなだらかな山で頂上部広くテラスの様で、周りの山を眺めることができる。 伊吹山は真ん中に 伊吹山からの石鎚山 伊吹山からの瓶ヶ森

※この「伊吹山」の解説は、「岩黒山」の解説の一部です。
「伊吹山」を含む「岩黒山」の記事については、「岩黒山」の概要を参照ください。

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