修験道とは? わかりやすく解説

しゅげん‐どう〔‐ダウ〕【修験道】

読み方:しゅげんどう

日本古来山岳信仰と、仏教密教道教などが結びついて平安末期成立した宗教。役(えん)の行者(ぎょうじゃ)を初祖とする。霊験を得るための山中修行加持・祈祷(きとう)・呪術儀礼主とする室町期には、真言系の三宝院流当山派)と天台系の聖護院流(本山派)の二派に分かれた


修験道

読み方:シュゲンドウ(shugendou)

密教一派


修験道

読み方:シュゲンドウ(shugendou)

山野において修行し霊験を得ること、修験道の略。

別名 修験(しゅげん)


修験道(しゅげんどう)

仏教一派であるが、神仏習合の影響受けて神道と深い関係を持つ。

修験道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/22 16:35 UTC 版)

修験道(しゅげんどう)とは、古代日本において山岳信仰仏教密教)や道教九字切り)等の要素が混ざりながら成立した、日本独自の宗教・信仰形態。山へ籠もって厳しい修行を行うことで悟りを得ることを目的とする。仏教(密教)の一派として扱われて修験宗と表現されることもある[1]。修験道の実践者を修験者または山伏という。修験道はじまりの地、葛城山には「葛城二十八宿」があり、法華経八巻二十八品を埋納したとされる経塚がある。


注釈

  1. ^ もっとも、神仏分離令・修験禁止令そのものは、日本国憲法で定められた信教の自由に反するため現在では無効であるとされる。[要出典]

出典

  1. ^ 修験宗とは - コトバンク
  2. ^ a b c 修験道とは・・・ 「自然と人間」”. 天台寺門宗. 2018年10月28日閲覧。
  3. ^ 田中利典『体を使って心をおさめる修験道入門』2014年、集英社新書、16頁。
  4. ^ a b c d e 佐藤信五味文彦高埜利彦鳥海靖『詳説日本史研究』(改訂版)山川出版社(原著2008-8-30)。ISBN 9784634011014 [要ページ番号]
  5. ^ a b 伊矢野 美峰『CDブック 修験道―その教えと秘法』大法輪閣,2004[要ページ番号]
  6. ^ 宮家準『修験道と日本宗教』春秋社,1996[要ページ番号]
  7. ^ 験道の開祖・役行者”. 天台寺門宗. 2018年10月28日閲覧。
  8. ^ 金峯山修験本宗総本山金峯山寺|修験道
  9. ^ 首藤善樹『週刊日本の名寺をゆく仏教新発見』朝日新聞出版、2016年、14-15頁頁。 
  10. ^ Shugendō shugyō taikei. Shugendō Shugyō Taikei Hensan Iinkai, 修驗道修行大系 編簒委員会. (Shohan ed.). Tōkyō: Kokusho Kankōkai. (Heisei 6 [1994]). ISBN 4-336-03411-7. OCLC 30903024. https://www.worldcat.org/oclc/30903024 
  11. ^ 明治5年9月15日太政官布告第273号(『法令全書 明治5年』内閣官報局、pp.194-195
  12. ^ 立川武蔵『癒しと救い: アジアの宗教的伝統に学ぶ』、玉川大学出版部、2001年、29頁。
  13. ^ 国立国会図書館デジタルコレクション 日本大蔵経. 第38巻 宗典部 修験道章疏 3”. 2020年7月17日閲覧。
  14. ^ 信州大学付属図書館 近世日本山岳関係データベース”. 2020年7月17日閲覧。
  15. ^ 本山修験宗聖護院門跡 「修験道について」”. 2020年7月17日閲覧。
  16. ^ 海浦義観『修験安心義鈔』円覚寺, 1898年。
  17. ^ 牛窪弘善『修験道綱要』中著出版、1980年6月25日、3頁。 
  18. ^ a b 宮家準『本山修験第23号 修験道の灌頂法』本山修験宗本庁総本山聖護院門跡、1968年11月1日、16-18頁。 
  19. ^ 宮家準『修験道儀礼の研究』春秋社、1971年2月10日、716頁。 
  20. ^ 『修験道の発達』畝傍書房、1943年1月1日、293頁。 
  21. ^ a b c d 国立国会図書館デジタルコレクション日本大蔵経. 第17巻 宗典部 修験道章疏 1”. 2020年7月17日閲覧。
  22. ^ a b c 国立国会図書館デジタルコレクション 日本大蔵経. 第37巻 宗典部 修験道章疏 2”. 2020年7月7日閲覧。
  23. ^ 国立国会図書館デジタルコレクション 修験聖典”. 2020年7月17日閲覧。
  24. ^ Miyake, Hitoshi; 宮家準 (1999). Shugendō shisō no kenkyū (Zōho Kettei-han ed.). Tōkyō: Shunjūsha. ISBN 4-393-29130-1. OCLC 43473249. https://www.worldcat.org/oclc/43473249 
  25. ^ 修験聖典編纂会編『修験聖典』修験聖典編纂会、昭和2年。
  26. ^ 谷口 智泉『柱源神法』東方出版, 2007
  27. ^ 海浦義観『修験秘奥鈔』, 1890年。
  28. ^ a b 日本三大修験道場』 - コトバンク
  29. ^ 日本放送協会. “九州の霊峰・英彦山へ 〜修験の道“峰入り古道”〜 - にっぽん百名山”. 2023年5月11日閲覧。
  30. ^ 正博, 山口 (2004). “英彦山系修験霊山と松会(修験道の世界観)(テーマセッション)(第六十二回学術大会紀要)”. 宗教研究 77 (4): 916–917. doi:10.20716/rsjars.77.4_916. https://www.jstage.jst.go.jp/article/rsjars/77/4/77_KJ00003724145/_article/-char/ja/. 
  31. ^ 宝満山”. 竈門神社 (2023年12月30日). 2023年12月30日閲覧。



修験道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 09:28 UTC 版)

浮島の森」の記事における「修験道」の解説

また、近世以前には神倉神社拠点とする神倉聖(熊野速玉大社など新宮一帯社寺運営あたった修験者集団)の聖地行場見られていた(『紀伊続風土記』)。

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修験道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 04:03 UTC 版)

日ユ同祖論」の記事における「修験道」の解説

ユダヤ教徒祈りの際に黒い小箱(ヒラクティリー、en:Phylactery、別名、テフィリン、en:Tefillin)を額に結びつけ羊の角笛ショーファールを吹くが、山伏も黒い小箱頭襟)を額に結びつけ角笛似た形の法螺貝を吹く点で、非常に類似している。このような類似性は、世界中のどの民族宗教にも見られず、ただ、ユダヤ教徒日本の山伏との間にのみ、存在する山の神といわれる天狗の像は兜巾をつけてしばしば虎の巻持ちそれを修行者授けといわれるが、イスラエルの民はシナイ山ヤハウエからトーラー十戒律法)が刻まれ石板)を授かった古代ヘブライの祭睚レビ族は、みな白い服装をしていた。非常にゆったりとした和服のような服で、そで口には「リンネ」と呼ばれる房が4つ付いていた。ヒラクティリーを使用していた。彼らの姿は、まさしく神道の神官や修験道の山伏のような姿をしていたのであるユダヤ人が羊の角から作るショーファー山伏の吹く法螺貝は、音色似ている日本では羊の角が入手出来なかったので、似た音の出る法螺貝代用したという説がある。 四国徳島県の修験道の聖地にして、霊山である「剣山」には、ソロモンの秘宝隠されているという根強い噂があり、一時発掘隊が組織され時期もあった。この剣山では毎年、「神輿祭りが行なわれるが、その日は明治以降の「祇園祭り」の前祭と同じ、7月17日グレゴリオ暦)である。なお、ノアの箱舟ユダヤ暦太陰太陽暦7月17日アララト山漂着された日とされている。7月17日ユダヤ暦半日祝日となっている。

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修験道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/07 03:11 UTC 版)

懺悔」の記事における「修験道」の解説

仏教影響多分に受けた修験道においても懺悔行われ山祇山神)の好む秘密告白祓えとの一分岐である。懺悔をする対象直接的であり、修行一環でもある(この点において、仏教ともキリスト教とも異なる)。

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修験道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 02:25 UTC 版)

大本山寺院一覧」の記事における「修験道」の解説

天台宗の項及び真言宗醍醐派の項を参照

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修験道

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 13:02 UTC 版)

名詞

   (しゅげんどう)

  1. 山岳信仰仏教密教)、神道道教陰陽道などを組み合わせて発達した日本独自宗教一つで、山中修業し、霊験を得ることを目的とした。

関連語


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