箱根山とは? わかりやすく解説

はこね‐やま【箱根山】


箱根山(神奈川県・静岡県)

1438m 北緯351400秒 東経1390115秒 (神山) (世界測地系

箱根山地図



概 要

 第1外輪山(古期外輪山)は玄武岩安山岩成層火山で、カルデラはおよそ東西8南北12第2外輪山(新期外輪山)は安山岩デイサイト楯状火山中央火口丘群安山岩(SiO2 5459%)で、主峰神山成層火山駒ケ岳などの6丘は溶岩ドーム噴火記録はないが神山(かみやま)・駒ケ岳山腹数ケ所に硫気地帯があり、時にはそれが活発化したり、崩壊土石流起こしたりする。また、しばしば地震群発する。神山最後の噴火(約3000年前)では、現在の大涌谷近く水蒸気爆発火砕流噴出があり、水蒸気爆発によって山体北西部崩壊し発生した岩屑なだれ堆積物により芦ノ湖形成された。

箱根山写真
2002年6月状況



最近1万年間の火山活動

 最近1万年間の活動は、カルデラ内に限られている。約7000年前神山山頂付近噴火起こり降下火砕物火砕流噴出した。約5000年前には、二子山溶岩ドーム形成があり、同時に火砕流発生した約3000年前には、神山北西部水蒸気爆発に伴う山体崩壊発生した現在の仙石原付近に広がった岩屑なだれ堆積物によって堰きとめられ芦ノ湖形成された。この噴火活動冠ヶ岳溶岩出現した(小林,1999)。それ以降火山灰噴出を伴う水蒸気爆発は約2800年前、約2000年前、9~12世紀の間、12世紀後半13世紀前半13世紀前半以降に噴出した考えられている(小林,2004)。



記録に残る火山活動


日本活火山総覧第3版)(気象庁2005)による。>




箱根山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 04:39 UTC 版)

箱根山(はこねやま)は、日本神奈川県足柄下郡箱根町を中心に、神奈川県と静岡県にまたがる火山の総称である(内訳は『主な山』節参照)。富士箱根伊豆国立公園に指定されている。地名「箱根」は古くは「函根」と記したが、同じく「箱根山」は函根山と記し、函嶺(かんれい)ともいった(函嶺洞門函南町などといった地名に名残がある)。


注釈

  1. ^ 東海道についての詳細は別項「箱根峠」を参照のこと。
  2. ^ GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は1,213m。

出典

  1. ^ 出典:箱根温泉の成因 - 温泉地学研究所
  2. ^ 火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山”. 気象庁. 2016年2月25日閲覧。
  3. ^ 平田由紀子:箱根火山新期軽石流期の TPf1(東京軽石流)について 日本火山学会講演予稿集 1990(1), p.75-, 1990-04-05, NAID 110002999666, doi:10.18940/vsj.1990.1.0_75
  4. ^ 伊豆東部火山群の時代(24)箱根火山最大の噴火 小山真人、伊豆の大地の物語(64), 伊豆新聞連載記事(2008年11月16日)
  5. ^ 中村俊夫、岡重文、坂本亨、東京軽石流堆積物中の炭化木片の加速器質量分析計による放射性炭素年代 地質学雑誌 1992年 98巻 9号 p.905-908, doi:10.5575/geosoc.98.905
  6. ^ a b 小林淳:箱根火山の最近5万年間のテフラ層序と噴火史 第四紀研究 1999年 38巻 4号 p.327-343, doi:10.4116/jaqua.38.327
  7. ^ a b 箱根山の活動状況 気象庁
  8. ^ 箱根町周辺の火山・地震活動 箱根町
  9. ^ a b c 坂口修二. “大涌谷自然研究路における噴石シェルター整備工事について”. 神奈川県自然環境保全センター報告 第16号(2020). 2022年1月29日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g 登山ルート・山旅スポット. “箱根の山々・自然を知って登山を楽しむ・箱根アクセス情報” (日本語). 山旅旅. 2020年10月8日閲覧。
  11. ^ “標高値を改定する山岳一覧 資料2”. 国土地理院. http://www.gsi.go.jp/common/000091073.pdf 2014年3月26日閲覧。 



「箱根山」の例文・使い方・用例・文例

  • 箱根山という山
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