噴火浅根(東京都)
噴火浅根
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 22:02 UTC 版)
北硫黄島を載せる海底火山は噴火浅根とよばれ、カルデラ壁や側火山がいくつかの峰を成す。カルデラ中心は北ノ岬の西方約5kmに位置する中央火口丘で最浅部で-14mの標高がある。北硫黄島に現在火山活動は確認されていないが、噴火浅根は有史に記録が残る活火山に分類されている。 玄武岩質の成層火山で、山体の体積は3,338km3と富士山のおよそ6倍に及び、裾野の面積はおよそ2倍に拡がる。海洋底からの標高は5,500mにも達し、この規模は日本の活火山の中で最大である。中期更新世に活動し、約14万年前まで活動した。1780年以降にも活動記録がある。
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