中央火口丘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 04:39 UTC 版)
約5万年前になるとカルデラ内で再び火山活動が始まり、先神山(pre-Kamiyama)が形成された。先神山の活動は、「噴煙柱を形成しながら軽石の噴出」「類質岩片を多く噴出」「先神山の一部を崩壊させ早川泥流CC2形成」と変遷した。その後は粘性の高い溶岩の大規模な流出に伴う「溶岩ドームの形成と溶岩ドーム崩壊型火砕流」の様式に変化し、中央火口丘群を形成していった。台ヶ岳、箱根駒ヶ岳、上二子山、下二子山などの溶岩ドームができた。このときの火砕流により旧早川がせき止められ、現在の仙石原一帯に仙石原湖と呼ばれるカルデラ湖が誕生した。
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