カルデラ【(スペイン)caldera】
カルデラ
カルデラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 02:22 UTC 版)
カルデラ(西: caldera[注釈 1][注釈 2][注釈 3])とは、火山の活動によってできた大きな凹地のことである。「釜[注釈 4]」「鍋[注釈 5]」という意味のスペイン語に由来し、カルデラが初めて研究されたカナリア諸島での現地名による[1]。本来は単に地形的な凹みを指す言葉で明瞭な定義はなく、比較的大きな火山火口や火山地域の盆地状の地形一般を指す場合がある。過去にカルデラが形成されたものの、現在は侵食や埋没によって地表に明瞭凹地として地形をとどめていない場合もカルデラと呼ぶ。
注釈
- ^ スペイン語発音: [kalˈdeɾa] カルデーラ
- ^ アメリカ英語発音:[kælˈderə] キャルデ(ー)ラ、[kɔːlˈdɪərə]、[kɔːlˈderə]、[kɔːlˈdɪrə]
- ^ イギリス英語発音:[kɒlˈdeərə] コルデーァラ
- ^ スペイン語でのcalderaの意味を、大辞林と大辞泉は「釜」、広辞苑は「大釜」と解説している。
- ^ 白水社「スペイン語ミニ辞典」ではcalderaは「大鍋」の意味を含む。
出典
- ^ 1815年,Leopold Von Buchが訪れたラ・パルマ島のダブリエンテ・カルデラを観察、地質学用語に導入したことに由来する. ダブリエンテ・カルデラは約100~300万年前の楯状火山であり,陥没カルデラではなく,山体崩壊およびその後の浸食により形成されたものであることが判明している. 『新装版 火山学 Ⅱ噴火の多様性と環境・社会への影響』ハンス-ウルリッヒ・シュミケン著,隅田まり・西村裕一訳,古今書院,2016,ISBN978-4-7722-3182-4,p147
- ^ a b 出典: 日本の典型地形 - 国土地理院、2016年10月閲覧
- ^ 『図解 日本地形用語辞典 増訂版』,日下哉・編著,東洋出版,2002,2007,ISBN 978-4-88595-719-2,p40「火口原」「火口原」「火口湖」、p60「カルデラ」「カルデラ湖」
- ^ 内輪山(読み)ナイリンザン(コトバンク)
カルデラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 14:06 UTC 版)
火山噴火によって地下のマグマが噴出し、残された空洞が落ち込んで窪地となったもの(例:トバ湖、屈斜路湖、摩周湖)。カルデラ湖と呼ばれる。カルデラ内の平坦部(火口原)に形成されたものを火口原湖という。
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カルデラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 01:17 UTC 版)
「とんでもスキルで異世界放浪メシ」の記事における「カルデラ」の解説
旧レイセヘル王国とクラーセン皇国をまたがって聳え立つジェールトヴァ山という秘境。デミウルゴスがムコーダの世界を参考にして作った恐竜が生き残っていたが、従魔カルテットによって絶滅種をはじめいくつかの恐竜が滅んだ。
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カルデラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 23:09 UTC 版)
CIMAのメテオラのフォームから決める変形のダイビングフットスタンプ。この技は、肩をねらったり、顔面をねらったりと、二つの使いわけがある。現在のフィニッシュ・ホールド。VerserKに入ってからは「ヴェーー!!」と叫んでから放つ。
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