海峡とは? わかりやすく解説

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かい‐きょう〔‐ケフ〕【海峡】

読み方:かいきょう

陸地挟まれた狭い幅の水路となって二つの海域をつなぐ海。水道瀬戸

[補説] 書名別項。→海峡


かいきょう〔カイケフ〕【海峡】

読み方:かいきょう

赤江瀑長編小説昭和58年1983刊行。翌昭和59年1984)、短編八雲が殺した」とあわせ第12回泉鏡花文学賞受賞


海峡

作者三浦哲郎

収載図書愁月記
出版社新潮社
刊行年月1989.12

収載図書愁月記
出版社新潮社
刊行年月1993.9
シリーズ名新潮文庫


海峡

作者森真沙子

収載図書夜の扉へ―現代霊異記
出版社天山出版
刊行年月1990.11
シリーズ名TENZAN SELECTION


海峡

作者井上靖

収載図書井上靖全集 第12巻
出版社新潮社
刊行年月1996.4


海峡

作者辻邦生

収載図書辻邦生全集 5 小説5
出版社新潮社
刊行年月2004.10


海峡―この水の無名の真秀ろば

作者赤江瀑

収載図書赤江瀑名作
出版社学習研究社
刊行年月2006.12
シリーズ名学研M文庫


海峡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/22 18:06 UTC 版)

ジブラルタル海峡

海峡(かいきょう、: Strait、Channel)とは、陸地によって狭められている水域。日本語では「海」の一字が含まれるが、必ずしもに限ったものではない[注 1]。マキノー海峡のようににある場合は「湖峡」ということもある。

概念

「海峡」は英語のStraitの最も一般的な訳語であり、英語の呼称法が地形の呼称に導入されるようになって用いられるようになった[1]

英語のStraitは古フランス語のestreitの派生語で、ラテン語のstrictum(drawn together,narrow)に由来する地形表現である[1]。また、Straitよりもやや大きい地形はSoundと呼ばれ、スウェーデン語のSund(swim)に由来する地形表現である[1]。ただし、Soundは日本には相当する地形がなく「大湾」のような意味であるが、Gulfと区別しにくくなる問題がある[1]デンマークにある英語名The Soundはエーレスンド海峡アメリカ合衆国のPuget Soundはピュージェット湾と訳されている。

日本古来の海域の呼称として明治以前の文献において船が出入りできる可航水路に用いられるものには「瀬戸」や「澪」があった[1]。しかし、Channel、Strait、Passage、Passなどに相当する地形表現を日本古来の呼称で表現するには限界があったので、ChannelやStraitなどに「水道」や「海峡」などの訳語が用いられるようになった[1]

ただし、「海峡」と「水道」は明確な基準で分けられているわけではない。同じ海域に複数の名称を有するものもある(紀淡海峡と友ヶ島水道など[1])。また、歴史的に呼称が変化したものもある(明治初期に鳴戸水道と呼ばれていた鳴門海峡など[1])。

地政学における海峡

海上交通路が絞られるポイント(チョークポイント)である海峡は、その確保や制限(海上封鎖)のために、軍事・国際政治上の焦点となることも多かった。

生物地理学における海峡

陸上生物の移動は往々に海によって阻害される。そのため、海峡は陸上生物の分布の境界となることが多く、いわゆる分布境界線は海峡に引かれることが多い。生物区系の境界も海峡であることは多い。ベーリング海峡旧北区新北区を区切る。

世界の海峡の例

日本の海峡

海峡

脚注

注釈

  1. ^ 五大湖ヒューロン湖ミシガン湖を結ぶマキノー海峡など。
  2. ^ 小豆島にある世界で最も狭い海峡で、9.93メートルギネスブックにも掲載された。

出典

  1. ^ a b c d e f g h 中西良夫「海峡地形の呼称について その呼称起源と妥当性の問題」『地図』第1巻第4号、日本地図学会、1963年、18-22頁、doi:10.11212/jjca1963.1.4_182020年2月25日閲覧 

関連項目

外部リンク


海峡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 04:04 UTC 版)

淡路島」の記事における「海峡」の解説

明石海峡 北端松帆崎と、本州兵庫県明石市の間にある海峡。峡間は3.6km。潮流早く古くから海の難所である。全長3,911mの世界最長吊橋明石海峡大橋」がけられているほか、高速船淡路ジェノバライン」が運航紀淡海峡友ヶ島水道南東端生石鼻と、本州和歌山県和歌山市の間にある海峡。峡間は約11km。海峡内に4つの島があり、最も広い淡路島 - 友ヶ島間でも4.7kmである。航路などはない。費用対効果の面から今後往来実現の可能性は低い。 鳴門海峡 南西端の門崎と、四国徳島県大毛島北東部の孫崎の間にある海峡。峡間は約1.4km。激し潮流のため海の難所である。全長1,629mの吊橋大鳴門橋」がけられている。架橋にともない航路廃止された。名勝指定されている鳴門 では、瀬戸内海外海太平洋側)の潮位差により起こる「鳴門の渦潮」が著名淡路島からは観潮船うずしおクルーズ咸臨丸日本丸」が毎日運航間近渦潮体感することができる。なお、大鳴門橋には渦潮見物のための遊歩道渦の道」が併設されているが、入口四国側のみ、淡路島側から利用不可

※この「海峡」の解説は、「淡路島」の解説の一部です。
「海峡」を含む「淡路島」の記事については、「淡路島」の概要を参照ください。

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海峡

出典:『Wiktionary』 (2021/06/16 13:27 UTC 版)

名詞

かいきょう

  1. 陸地挟まれた二つ海域つなぐ細長い海。

発音(?)

か↗いきょー

翻訳


「海峡」の例文・使い方・用例・文例

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