か‐きょう〔‐ケウ〕【架橋】
【架橋】(かきょう)
読んで字の如く、橋を架ける事。
軍隊においては工兵(自衛隊でいう施設科)の管轄である。
進攻ルート上に河があれば橋は重要な戦略拠点となるが、防御側もそれは百も承知。
相当の戦力を貼りつけて必死で防衛し、限界なら橋を爆破して撤退する。
そうなると、歩兵なら泳げば渡れるが、行動の自由が大幅に制限される上に狙撃の的になりやすいこともあって危険な状況に陥る。
また、水上走行できない車両や重火器の類は運べない。
そこで架橋作業が必要になり、専用の車両や機材(架橋戦車等)で橋を架ける。
架橋
架橋
架橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/11 16:52 UTC 版)
化学反応における架橋(かきょう, Cross-link, クロス・リンク)とは、主に高分子化学においてポリマー同士を連結し、物理的、化学的性質を変化させる反応のことである。
IUPACの定義では、少なくとも4つの鎖が発生し、既存の高分子上の部位またはグループが関与する反応によって、または既存の高分子間の相互作用によって形成される、高分子内の小さな領域のこと。柔らかく弾力性の小さいイソプレンポリマーが硫黄による架橋でタイヤなどに成型できるようになり、さらに架橋を進めることで硬いエボナイトとなるのはその好例である。硫黄による架橋は加硫とよばれている。また、エポキシ樹脂接着剤の硬化はエピクロロヒドリンによる架橋を利用している。
また、生物の体毛は含硫タンパク質のシステイン同士の架橋によって「コシ」を保っている。パーマ剤はこの架橋を一時的に断ち切ることにより髪を軟化させている。
架橋度の測定
架橋度は一般に膨潤試験(Swelling capacity test)で測定できる。架橋したサンプルを特定の温度の溶媒に入れ、質量または体積の変化を測定する。架橋が多いほど、膨潤は少なくなる。フローリー・レーナーの式で、理論的な架橋度を計算できる。
熱可塑性プラスチックの架橋度については、ASTM D2765・ASTM F2214などの規格がある。
関連項目
架橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 03:11 UTC 版)
岡村島は、日本本土(北海道、本州、四国、九州、沖縄本島)と橋で繋がっている島の中では熊本県の樋島・下須島・通詞島(ともに7橋)と並んで一番橋を渡る回数が多い。さらに、所属する市町村役場までの通過架橋を比較すると17橋という桁違いの橋数を誇る。 (岡村島)→岡村大橋→(中ノ島)→中の瀬戸大橋→(平羅島)→平羅橋→(大崎下島)→豊浜大橋→(豊島)→豊島大橋→(上蒲刈島)→蒲刈大橋→(下蒲刈島)→安芸灘大橋→(本州)→新尾道大橋→(向島)→因島大橋→(因島)→生口橋→(生口島)→多々羅大橋→(大三島)→大三島橋→(伯方島)→伯方橋→(見近島)→大島大橋→(大島)→来島海峡第一大橋→(アンカーブロック4A)→来島海峡第二大橋→(馬島)→来島海峡第三大橋→(四国) このほか、北接する広島県の離島大崎上島への架橋(安芸灘諸島連絡架橋8号橋)、大下島などを経由してしまなみ海道沿線の大三島に架橋する構想(関前諸島架橋構想)がある。
※この「架橋」の解説は、「岡村島」の解説の一部です。
「架橋」を含む「岡村島」の記事については、「岡村島」の概要を参照ください。
「架橋」の例文・使い方・用例・文例
品詞の分類
- >> 「架橋」を含む用語の索引
- 架橋のページへのリンク