【施設科】(しせつか)
陸上自衛隊における職種のひとつで、外国軍隊や旧軍でいう「工兵」のこと。
歩兵を指す「普通科」、砲兵を指す「特科」などと同様、「自衛隊は軍隊でなく、隊員は兵士でない」という政治的理由からつけられた言い換え語である。
任務は他国軍の工兵と同様、主に陣地構築、架橋、地雷原処理などとされている。
任務の特性上、建設機械を多数保有しているため、災害派遣や国際貢献などでも活躍している。
また、かつては「民生支援」と称して、国や地方自治体、土地改良区、港務局からの要請により、(訓練の一環として)土木工事を受託することも行われていた。
主な施設科装備
施設科
施設科 (Engineer)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 08:18 UTC 版)
「職種 (陸上自衛隊)」の記事における「施設科 (Engineer)」の解説
詳細は「施設科」を参照 旧陸軍における工兵科、兵種としての工兵に相当する。築城や障害物の敷設などを担当する。 職種徽章は、城及び橋(施設科の代表的作業である築城・架橋を象徴する)を組み合わせてEの形に模したもの(アメリカ陸軍の工兵の兵科徽章に類似している。法令上は、Engineer(工兵)の頭文字をとって「Eの形」と規定されているが、横倒しにされており、どう見ても「山」の形)。 職種学校: 陸上自衛隊施設学校
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