普通科連隊とは? わかりやすく解説

普通科連隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 10:46 UTC 版)

日本の連隊」の記事における「普通科連隊」の解説

普通科連隊は、第1から第52普通科連隊まで(欠番あり)が置かれている。普通科部隊。各師団および旅団および方面混成団置かれる任務応じ普通科連隊を基幹として、各師団および旅団特科部隊兵站部隊等を組み合わせ戦闘団臨時編成する

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普通科連隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 00:48 UTC 版)

普通科 (陸上自衛隊)」の記事における「普通科連隊」の解説

普通科連隊の標準的な編制小銃小隊標準的な編制図 普通科連隊は、師団方面混成団における最大規模普通科部隊であり、通常、もっとも標準的な戦術単位として運用される指揮官たる連隊長には、1等陸佐(二)が補せられる1962年以前管区隊編制時は、3個小銃中隊、1個重火器中隊から成る普通科大隊3個と重迫撃砲中隊戦車中隊各1個で編成されていた。 師団タイプの普通科連隊を構成する部隊下記のとおりである。なお、師団隷下の普通科連隊はその編制上、対応可能な能力に応じて「甲」と「乙」に分割される。甲編制には、4個普通科中隊・重迫中隊対戦車中隊基幹とするものと、6個普通科中隊と重迫中隊基幹とするものがあり、前者は現在存在せず後者第7師団隷下の普通科連隊がこれにあたる。乙編制対戦車中隊を省くもので、上記部隊をのぞくすべての普通科連隊が該当する。なお、政経中枢型師団の隷下部隊はいずれも5個普通科中隊基幹となっている。1995年時点の乙編制第32普通科連隊場合各中隊定数は、本部管理中隊212名、普通科中隊195名、重迫撃砲中隊143であった方面混成団隷下の普通科連隊においても重迫中隊隷下編制する部隊はこちらに該当する。 かつて高機動車配備される以前までは本部管理中隊輸送小隊編成され隷下普通科中隊小銃小隊輸送担当していたが、普通科中隊高機動車導入され車両化される廃止され要員連隊隷下各中隊師団輸送隊等へ異動となっている。輸送小隊には主に73式小型トラック8両(連隊長幕僚輸送用)と73式大型トラック10程度配備され野営演習等ではそれぞれ小銃小隊等に配備され輸送業務担当していた。 以前は各連隊の第4中隊教育中隊特化していたが、順次整理され現在のコア部隊各方面混成団部隊となっている。 本部管理中隊 本部情報小隊 施設作業小隊 通信小隊 衛生小隊一部小規模部隊駐屯地業務隊衛生科業務兼務している場合がある。) 補給小隊編成する場合連隊本部第4科の要員所属先として編成される。) 対戦車小隊 普通科中隊4-6個) 総合近代化機甲型)師団は6個中隊で隷下対戦車小隊保有せず、政経中枢型師団は5個中隊、その他の師団は4個中隊を基幹とする。本部小銃小隊3-4個) 迫撃砲小隊L16 81mm 迫撃砲装備対戦車小隊87式対戦車誘導弾装備一部には79式対舟艇対戦車誘導弾装備している部隊存在。ただし、中距離多目的誘導弾導入により連隊本部管理中隊隷下統合整理縮小され部隊存在する。) 重迫撃砲中隊 普通科連隊に対して間接照準による直掩火力提供する第1師団では政経中枢師団への改編に伴い平成13年度末に一度廃止されたが、平成22年度末に再編成された。本部重迫撃砲小隊(4個)(120mm迫撃砲 RT装備する。) 前進観測班(FO対戦車中隊 79式対舟艇対戦車誘導弾中距離多目的誘導弾装備し連隊に対して対戦車火力提供していた。第2師団では師団直轄の対舟艇対戦車中隊編成するため、平成22年度末で隷下普通科連隊の対戦車中隊廃止した第10師団隷下の普通科連隊は2014年平成26年3月第8師団隷下の普通科連隊は2018年平成30年3月廃止されている。 一方2018年平成30年3月新編した水陸機動連隊には中距離多目的誘導弾装備対戦車中隊編成している。本部対戦車小隊(4個) 教育隊 詳細は「教育隊」を参照

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普通科連隊(軽)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 00:48 UTC 版)

普通科 (陸上自衛隊)」の記事における「普通科連隊(軽)」の解説

普通科連隊(軽)は、旅団における最大規模普通科部隊であり、通常、もっとも標準的な戦術単位として運用される平成8~12年中期防発動され旅団改編において新設され新し部隊編制であり、連隊長としては1等陸佐(三)が補せられるが、戦闘序列上は、師団隷下の普通科連隊と同列置かれている。 普通科連隊(軽)は、基本的に師団隷下の普通科連隊のコンパクト版とされている。師団隷下の普通科連隊と比べて連隊長は、同じ1等陸佐なかでも1区分低い1等陸佐(三)とする。 3個普通科中隊基幹とする。(中隊所属人員通常の師団隷下普通科連隊よりは比較増員された状態。) 重迫撃砲中隊編組せず、かわって本部管理中隊内に4個射撃分隊有する重迫撃砲小隊設置する例外として第14旅団第50普通科連隊重迫撃砲中隊有する機動旅団への改編時に新編され編合された。) などの差異があり、これにより定員650名に減少している。 また、旅団隷下連隊のほかにも、陸上総隊直轄中央即応連隊西部方面隊直轄西部方面普通科連隊2018年3月廃止)、水陸機動団水陸機動連隊も、普通科連隊(軽)に準じた編制採用している。 なお、当初方面混成団にも普通科連隊(軽)が存在したが、現在、方面混成団の普通科連隊はすべて4個中基幹一部5個中基幹)・重迫撃砲中隊編成となっている。

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