普通科大隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 00:48 UTC 版)
「普通科 (陸上自衛隊)」の記事における「普通科大隊」の解説
普通科大隊は、第1空挺団における最大規模の普通科部隊である。現在、大隊編成の普通科部隊は陸上自衛隊において第1空挺団以外には編成されていない。3個普通科中隊を基幹とするという点では普通科連隊(軽)と同様であるが、以下の点で相違がある。 指揮官は、1階級低い2等陸佐とする。 本部および本部管理中隊を縮小統合して本部中隊とし、重迫撃砲小隊は設置しない。 普通科中隊長の指定階級は1等陸尉が補職されており、部隊旗も中隊旗(乙)を付与されている。(普通科連隊隷下の中隊においては3等陸佐が補職され、部隊旗も中隊旗(甲)とされる) 普通科中隊内に対戦車小隊を設置せず、これに代わって本部中隊内に1個対戦車小隊を設置する。 などの差異があり、定員は約380名と、より小規模なものとなっている。なお、当初は81mm迫撃砲 L16を保有する迫撃砲中隊が大隊火力として編組されていたが、2008年3月末を以って廃止され、普通科連隊(軽)と同様にナンバー中隊に3分割されて迫撃砲小隊となった。 本部中隊 本部班 情報小隊 通信小隊 対戦車小隊 普通科中隊(3個) 本部班 小銃小隊(3個)(情報小隊・施設作業小隊の機能も一部付与され、軽装甲機動車も配備。) 迫撃砲小隊(81mm迫撃砲 L16)
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