普通科科学総合コース→科学探究科
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「兵庫県立小野高等学校」の記事における「普通科科学総合コース→科学探究科」の解説
『様々な分野で活躍できる人材を育成する』という理念の下に、2003年度から旧理数コースを廃止、新たに設置された。旧理数コースとは異なり、科学総合コース・科学探究科の場合は文系の選択も可能である。文系の『時事英語』は、3年次より始まるもので、週3単位であるが、英語のリーディングと文法事項を合わせたような内容になっている。また、今なお時間割の根本的な変更がままある。1年時より、他の普通科とはやや異なる方針と時間割で進められている。必須・受験科目に加え、国際問題など現実的な問題に対する考えや姿勢を育てるため、様々なセミナーやフォーラムを組み込んだり授業したりしている。尚、昔は文系でも数学III・Cまで授業を行っていたが、現在は行われていない。 一方理系は、旧理数コースと大して変わらないカリキュラムのためか、文系より安定した計画の下、授業が組まれている。[要出典]その代表的な課目である、『応用数学』は、3年次より始まるもので、週2単位である。高校数学ではそれほど深くまで習わないような内容まで掘り下げて学んでいく科目である。 文理共通の科目に、『探究』という教科がある。普通科の『探求』とは“きゅう”の文字が違い、内容も少々異なる。1年次に、論文の書き方、ミニ論文の作成を行い、2年次に本格的に各自で設定した課題の研究に入る。しかしながら、大体は指導教諭が先に設定した課題から選択してグループで研究をするという形式になっている。[要出典]2年生の3月には、1年生の科学総合コースの生徒、各中学校の教諭、来年次の科学総合コースに合格した生徒のうち希望者、保護者、地域住民を前に研究発表会を実施する。その後3年次の1学期で探究の授業は終了し、その間に研究をまとめて論文を作成、1冊の本にする。 2020年度より科学探究科として普通科から独立した。
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