水陸機動団とは? わかりやすく解説

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すいりく‐きどうだん【水陸機動団】

読み方:すいりくきどうだん

水陸両用作戦能力備えた陸上自衛隊部隊。海に囲まれ多数の島を有する領土他国侵略された際に、海上から迅速に展開し奪回することを任務とする。平成30年2018創設水機団


水陸機動団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/12 12:53 UTC 版)

水陸機動団(すいりくきどうだん、英称:Amphibious Rapid Deployment Brigade[1])は、陸上自衛隊陸上総隊隷下の部隊で、長崎県佐世保市相浦駐屯地に団本部が駐屯する水陸両用作戦部隊。略称は水機団[2](すいきだん)。報道等では「日本版海兵隊」とも称される[3][4][5]


注釈

  1. ^ 同地区に建設中の崎辺分屯地(仮称)。
  2. ^ 31中期防において、1個水陸機動連隊の新編が盛り込まれ、竹松駐屯地に置かれることとなった[22][23]

出典

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  2. ^ 平成29年度調達予定品目(中央調達分)防衛装備庁、2頁。 オリジナルの2018年4月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180413061358/http://www.mod.go.jp/atla/souhon/supply/jisseki/choutatuyotei_pdf/34_tuden.pdf2018年4月13日閲覧 
  3. ^ 「日本版海兵隊」北海道に新設検討 水陸機動団、訓練環境整う 産経ニュース(2020年2月8日)2021年7月4日閲覧
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  45. ^ 【外交安保取材】メイド・イン・チャイナで有事対応!? 笑えない陸自の「制服問題」とは…(2/4ページ) - 産経新聞
  46. ^ 「統合および共同海洋作戦についての米国人の考察」グラント・ニューシャム 日本戦略研究フォーラム
  47. ^ a b 「日本版海兵隊」が始動、自衛隊初の上陸作戦部隊 - ロイター通信


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