第13旅団 (陸上自衛隊)
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第13旅団(だいじゅうさんりょだん、JGSDF 13th Brigade)は、陸上自衛隊の旅団のひとつ。中部方面隊直轄の即応近代化旅団で、司令部は広島県安芸郡海田町の海田市駐屯地に置く。3個普通科連隊(軽)を基幹とし、山口県、広島県、岡山県、島根県、鳥取県の防衛警備、災害派遣等を任務とする。
- ^ 例として、戦車大隊は検閲を行おうにも人員の充足率が定員の50%を下回り30%台の時もあり、大隊検閲時に1個戦車中隊規模の戦車を運用するのが精一杯であった時期もあったと当時の大隊長が改編へ向けての回想として載せている(セキュリタリアン紙への投稿)。改編前は実質的に1個戦車中隊の訓練しか出来なかった事もあり、本部管理中隊を除けば2個戦車中隊であったのを1個戦車中隊に凝縮し訓練環境が大幅に改善したと改編時の初代中隊長が所見として述べている
- ^ 連隊時代に存在した4個射撃大隊を事実上4個射撃中隊を有する1個射撃大隊規模に縮小
- ^ 但し、1個射撃大隊規模とするも連隊に準じた機能を有する観点で1佐(三)が指定、但し連隊戦闘団への火力支援を担う観点・戦闘団への隷属の関係から隊長の序列は旅団普通科連隊長よりも名簿上は下級になる
- ^ 射撃大隊規模であり、連隊時代と違い特定の連隊戦闘団に隷属せず必要に応じて旅団長の命により1個普通科戦闘団へ火力支援を行う関係から、隊本部機能は連隊時代と同様に第1科~4科構成となっている
- ^ 連隊時代は、射撃の観測・管制・諸元計算や射撃指揮を大隊本部及び本部管理中隊が担い、隷下の各中隊がそれらを元にして各射撃班が射撃を実施していたが、縮小改編により観測・管制・諸元計算等は隊本部の第3科及び本部管理中隊が行い、各中隊はそれらを元にし射撃指揮所による指揮の下で実際の射撃を行う形式となった
- ^ 中隊長はこれまでの1尉職から3佐職に改編され、指揮能力が大幅に向上。連隊時代は、各大隊本部が人事や訓練・補給系統の業務を行っていたが、縮小改編で各中隊にそれぞれ「人事係」「情報・保全係」「弾薬係」「補給係」「被服係」「燃料係」といった大隊の第1~4係に相当する業務を行う隊員が配置された事により、業務の処理の関係・中隊長による指揮を補佐する関係による処置
- ^ “陸上自衛隊_第13旅団_広報「みつや」”. www.mod.go.jp. 2022年12月17日閲覧。
- ^ 「陸上自衛隊出雲駐屯地で「偵察戦闘大隊」の編成式」『島根NHK NEWS WEB』日本放送協会、2024年3月21日。2024年3月21日閲覧。
- ^ 部下隊員への暴行による更迭
- ^ 「行進距離を短縮 自衛隊の観閲行進」『中國新聞』昭和46年10月23日広島版 8面
- 1 第13旅団 (陸上自衛隊)とは
- 2 第13旅団 (陸上自衛隊)の概要
- 3 司令部
- 4 脚注
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