1962年以前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/10 16:38 UTC 版)
1952年のライン・プファイル(後のラインゴルト急行、ラインゴルト)は、1951年から西ドイツ国鉄が製造を開始した特急 (F-Zug) 用客車を使用していた。客車の全長は21.25mで、青色に塗装されていた。当時のドイツは三等級制であったが、ライン・プファイルには一等車と二等車のみが連結された。1956年に西ドイツの鉄道が二等級制に移行したことにともない、旧二等車は一等車に統合された。 1954年まで、のちにラインプファイルとなるF22/21列車には、マインツ - ミュンヘン間でのみドイツ寝台車・食堂車会社の食堂車が連結されていた。F10/9列車との併結区間であるケルン - マインツ間ではF10/9側の国際寝台車会社の食堂車が用いられた。 1954年以降、ラインプファイルなどのF-Zugには全長26.40mの一等客車が投入された。この車両の寸法はのちに国際鉄道連合 (UIC) のUIC-X規格となった。定員は60名(6人コンパーメント10室)で、空調設備は備えられていなかった。
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