第50普通科連隊とは? わかりやすく解説

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第50普通科連隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/22 03:55 UTC 版)

第50普通科連隊
創設 2006年(平成18年)3月27日
所属政体 日本
所属組織 陸上自衛隊
編制単位 連隊
兵科 普通科
所在地 高知県 香南市
編成地 善通寺
上級単位 第14旅団
担当地域 高知県
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第50普通科連隊(だいごじゅうふつうかれんたい、JGSDF 50th Infantry Regiment(Light))は、陸上自衛隊高知駐屯地高知県香南市)に駐屯する第14旅団隷下の普通科連隊(軽)である。

概要

連隊本部、本部管理中隊、3個普通科中隊および重迫撃砲中隊により編成される。連隊長は1等陸佐(三)が充てられ、高知駐屯地司令を兼ねる。

連隊のシンボルマークは、中央に連隊番号の「50」の数字を、またその周りに古くから高知県とゆかりの深い「鯨」と高知県の木である「やまもも」の葉のデザインを配したもの。

沿革

第50普通科連隊

  • 2006年(平成18年)3月27日:第50普通科連隊が善通寺駐屯地において編成完結[1]
  • 2010年(平成22年)
    • 3月26日:第50普通科連隊が善通寺駐屯地から高知駐屯地第1営舎地区に移駐。高知駐屯地司令職務担任部隊に指定。
    • 6月~8月:海上自衛隊輸送艦しもきた」などに乗艦して「平成22年度協同転地演習」に参加[2]
  • 2011年(平成23年)3月 :東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に災害派遣[3]
  • 2018年(平成30年)3月27日:第14旅団の機動旅団化に伴い、第14特科隊の1個射撃中隊を改組し、重迫撃砲中隊を編成。

部隊編成

整備支援部隊

主要幹部

官職名 階級 氏名 補職発令日 前職
第50普通科連隊長
兼 高知駐屯地司令
1等陸佐 水関謙作 2024年03月18日 陸上自衛隊教育訓練研究本部教育調整官
歴代の第50普通科連隊長
(1等陸佐)
(2010年3月26日から高知駐屯地司令兼補)
氏名 在職期間 前職 後職
01 石橋勉 2006年03月27日 - 2008年07月31日 陸上自衛隊幹部学校 陸上自衛隊富士学校主任教官
02 黒田弘人 2008年08月01日 - 2010年07月25日 陸上自衛隊幹部学校付 陸上幕僚監部人事部人事計画課
給与室長
03 石田和成 2010年07月26日 - 2012年12月03日 陸上自衛隊幹部学校総務部総務課長 陸上自衛隊幹部学校教育部教務課長
04 堤秀一 2012年12月04日 - 2015年03月22日 陸上自衛隊冬季戦技教育隊 陸上自衛隊富士学校主任教官
05 谷田匡 2015年03月23日 - 2016年03月22日 東北方面総監部防衛部訓練課長 陸上自衛隊研究本部研究員
06 石田祐司 2016年03月23日 - 2018年03月22日 陸上自衛隊研究本部研究員 陸上自衛隊幹部候補生学校総務部
総務課長
07 高原敏訓 2018年03月23日 - 2020年06月26日 陸上自衛隊高等工科学校総務部長 陸上自衛隊関西補給処装備計画部
企画課長
08 溝口光章 2020年06月27日 - 2022年07月31日 西部方面総監部防衛部訓練課長 水陸機動団本部高級幕僚
09 山内和也 2022年08月01日 - 2024年03月17日 陸上自衛隊北海道補給処装備計画部
企画課長
第6師団司令部監察官
10 水関謙作 2024年03月18日 - 陸上自衛隊教育訓練研究本部
教育調整官

主要装備

脚注

  1. ^ 第15普通科連隊を母体に全国に点在していた四国出身の普通科職種隊員を要員に加えて編成完結した。
  2. ^ 「14旅団転地演習 矢臼別で防御戦闘 長距離機動で帰途へ」朝雲新聞(2010年8月5日付)
  3. ^ 被災大川小女児が陸自隊員に手紙 「わたしもがんばる」と感謝”. 福井新聞 (2011年4月30日). 2014年8月10日閲覧。

出典

防衛省人事発令”. 2016年3月23日閲覧。

外部リンク




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