岩見沢駐屯地とは? わかりやすく解説

岩見沢駐屯地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/01 14:29 UTC 版)

岩見沢駐屯地
観閲式の様子
位置
所在地 北海道岩見沢市日の出台4丁目313
座標 北緯43度12分51.29秒 東経141度47分54.83秒 / 北緯43.2142472度 東経141.7985639度 / 43.2142472; 141.7985639座標: 北緯43度12分51.29秒 東経141度47分54.83秒 / 北緯43.2142472度 東経141.7985639度 / 43.2142472; 141.7985639
概要
駐屯地司令 第12施設群長が兼務
主要部隊 第12施設群など

開設年 1953年
1954年(陸上自衛隊)
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岩見沢駐屯地(いわみざわちゅうとんち、JGSDF Camp Iwamizawa)は、北海道岩見沢市にある、第12施設群等が駐屯する陸上自衛隊駐屯地である。

概要

駐屯地司令は、第12施設群長が兼ねる。孫別演習場が隣接している。 1952年(昭和27年)12月に岩見沢駐屯地が新設されてから施設科部隊を主力とした駐屯地となっている。

沿革

保安隊岩見沢駐屯地

  • 1952年(昭和27年)12月20日:岩見沢駐屯地が新設[1]
  • 1953年(昭和28年)2月28日:第532施設大隊が金沢駐屯地から移駐。

陸上自衛隊岩見沢駐屯地

  • 1954年(昭和29年)7月1日:
  1. 陸上自衛隊設置に伴い岩見沢駐屯地が開設される[2][3]
  2. 第532施設大隊が第102施設大隊に改称し、第1施設群に編合。
  • 1961年(昭和36年)8月17日:第3施設団が新編。
  • 1976年(昭和51年)
    • 3月24日:第102施設大隊が廃止。
    • 3月25日:第12施設群が岩見沢駐屯地で新編され、第3施設団に編合。
  • 1996年(平成8年)3月29日:第302坑道中隊が新編され、第12施設群に編合。
  • 2000年(平成12年)3月28日:北部方面後方支援隊第101施設直接支援大隊第2直接支援中隊(第12施設群を支援)が新編。
  • 2015年(平成27年)3月26日:会計隊の改編に伴い、第327会計隊が廃止され、第345会計隊岩見沢派遣隊が設置される。
  • 2017年(平成29年)3月27日:第12施設群の施設中隊が機能別に改編。
  • 2024年(令和6年)3月21日:第302坑道中隊が廃止。

駐屯部隊

施設科部隊を主力とした編成であり、災害派遣や国際平和協力などを主な任務としている。

北部方面直轄部隊

防衛大臣直轄部隊

最寄の幹線交通

脚注

  1. ^ 保安庁法施行令の一部を改正する政令(昭和27年政令第472号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ (1952年12月1日). 2017年3月4日閲覧。
  2. ^ 自衛隊法施行令(昭和29年政令第179号)
  3. ^ 自衛隊法施行令(昭和29年政令第179号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ (1954年6月30日). 2017年3月4日閲覧。

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芸術音楽においては、合唱で東高・光陵中・緑中・岩見沢小が全国大会出場の経験を持つ。現在も多くの学生・一般団体が活動しており、市の歴史がテーマの合唱曲「交響詩岩見沢」も作られた。また、夏季を中心に地域住民やアマチュアバンドによるコンサートや、著名なアーティストが出演する大型ライブも多く開催され、中には道庁所在地の札幌から岩見沢へ会場を移した事例もあるほど。造形分野では、岩見沢で生まれた「こぶ志焼」が北海道初の民窯とされる。現在もいくつかの窯が制作活動を行っており、海鼠釉と呼ばれる藍色系の色彩が代表的。それに関連するものとして陸上自衛隊岩見沢駐屯地では、昭和40年に発足した陶芸部が制作していた楽焼が上層部に評価され、本格的な焼き窯が設置されるまでに至り、前述のこぶ志焼の初代窯元が「日の出焼」と命名し指導に携わったというエピソードもある。陶芸以外では、公共施設や公園など市内各所に岩見沢ゆかりの作家のものを中心に彫刻作品が数多く展示されている事も特徴。また、合併前の旧栗沢町もかつての炭鉱街である美流渡地区への芸術家の移住促進などに取り組み、現在は「美流渡アートパーク」と呼ばれ、工芸工房や私設美術館などが点在する地区となっている。北海道教育大学のキャンパス再編の際にもこうした地域性が反映され、岩見沢に芸術系の課程が多く置かれる事となった。その他
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