独立施設大隊
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独立施設大隊は、大隊本部及び本部管理中隊、2個の施設中隊の編制からなる施設科の独立大隊である。警察予備隊・保安隊時代に、500番台で7個大隊が編成された。1954年(昭和29年)7月1日の陸上自衛隊の発足時に、第101から第106施設大隊と100番台の部隊番号が付与された。最終的に第110施設大隊まで独立施設部隊として編成され、第101施設大隊が施設教導隊、第110施設大隊が教育支援施設隊、第102から第109施設大隊が逐次、施設群へと改編され現在は全て廃止されている。 第510施設大隊:詳細不明 第530施設大隊:1956年 (昭和31年)1月25日、第101施設大隊に称号変更。 第531施設大隊:1954年 (昭和29年)7月1日、第105施設大隊に称号変更。 第532施設大隊:1954年 (昭和29年)7月1日、第102施設大隊(岩見沢駐屯地)に称号変更。 第533施設大隊:1954年 (昭和29年)7月1日、第103施設大隊(幌別駐屯地 )に称号変更。 第534施設大隊:詳細不明 第535施設大隊:1954年 (昭和29年)7月1日、第106施設大隊に称号変更。 第101施設大隊:施設教導大隊(勝田駐屯地)に改編。施設教導大隊は1975年に施設教導隊に改編。 第102施設大隊:第12施設群(岩見沢駐屯地)に改編。 第103施設大隊:第13施設群(幌別駐屯地 )に改編。 第104施設大隊:第1施設群(南恵庭駐屯地)に改編。 第105施設大隊:1960年(昭和35年)8月12日、神町駐屯地の第105施設大隊が第6施設大隊に、福島駐屯地の第6施設大隊が第105施設大隊にそれぞれ改編。1974年(昭和49年)3月26日、第105施設大隊は第11施設群(福島駐屯地)に改編。 第106施設大隊:第9施設群(小郡駐屯地)に改編。 第107施設大隊:第5施設群(高田駐屯地)に改編。 第108施設大隊:第2施設群(飯塚駐屯地)に改編。 第109施設大隊:第8施設群(善通寺駐屯地)に改編。 第110施設大隊:教育支援施設隊(滝ヶ原駐屯地)に改編。
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