施設大隊とは? わかりやすく解説

施設大隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 07:54 UTC 版)

自衛隊カンボジア派遣」の記事における「施設大隊」の解説

9月11日に、独立部隊師団旅団隷下でなく防衛庁長官直轄)である第1次カンボジア派遣施設大隊を編成した同大隊を9月17日以降カンボジア出国させた。 第1次派遣施設大隊は、中部方面隊隷下第4施設団京都府宇治市)を基幹として、第3師団兵庫県伊丹市)、第10師団名古屋市)、第13師団広島県海田町)等の要員を以て編成された。この中には2005年平成17年)に第5次イラク復興支援群長となった太田清彦もいた。 第2次派遣施設大隊は、北部方面隊隷下第3施設団恵庭市)を基幹として、第2師団旭川市)、第5師団帯広市)、第7師団千歳市)、第11師団札幌市)等の要員を以て編成された。 1992年9月17日呉港から海上自衛隊輸送艦等により第1次派遣施設大隊の一部隊員カンボジア向けて出港した9月23日及び24日航空自衛隊小牧基地航空自衛隊輸送機により出発した第1次派遣施設大隊の第1次先遣隊は、25日及び26日にカンボジアヘ到着した10月3日及び4日第2次先遣隊一部が、10月14日には本隊到着した10月28日道路等の補修作業着手した第1次派遣大隊1993年4月10日までに帰国し第1次派遣大隊4月14日編成解かれた。 やはり独立部隊である第2次派遣施設大隊は、1993年3月8日編成完結し3月29日以降出国した4月8日第2次派遣施設大隊は第1次派遣施設大隊から指揮権承継した。第2次派遣大隊1993年平成5年9月26日編成解かれた。 施設大隊には約220名の本部管理中隊置かれ後方支援などを担当したまた、現地医療状況自然環境及び自衛隊自己完結性から、医官3名、歯科医官1名を含む約20名の衛生班が置かれた。 施設大隊の作業用主要装備は、油圧ショベル75式ドーザトラック浄水セット82式指揮通信車89式地雷原探知機セットなどである。

※この「施設大隊」の解説は、「自衛隊カンボジア派遣」の解説の一部です。
「施設大隊」を含む「自衛隊カンボジア派遣」の記事については、「自衛隊カンボジア派遣」の概要を参照ください。

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