【アメリカ陸軍】(あめりかりくぐん)
アメリカ国防総省に属するアメリカの陸軍で、アメリカ軍における5つの軍事組織の一つ。
独立戦争時の1775年6月14日に組織された。
2012年3月現在、現役将兵約55万人(他に予備役30万人前後)を擁しており、これらを取り仕切るトップは「陸軍参謀総長」が務める。
参謀総長には4つ星の将官たる大将が任命されるが、他の統合参謀本部のメンバーと同じく、参謀総長には陸軍に対する作戦上の直接指揮権はない。
あるのは軍に於ける行政執行権及び政策決定権で、作戦指揮権は大統領から国防長官を経由して命令が下される各統合軍司令官にある。
構成
アメリカ陸軍は現役兵で構成される常備軍、予備役兵で構成される予備軍、さらに現役兵及び予備役兵で構成される州兵の3つの要素で構成される。
これら3つの要素は、すべて第一次世界大戦からアメリカがかかわった全戦争に参加し、予備軍や州兵の使用権はベトナム戦争後に強化された。
そして予備軍及び州兵の部隊は湾岸戦争やイラク戦争などに参加した。
主要装備
階級
給与等級 | 階級 | NATO階級コード | ||
士官 | Special | 大元帥 | ||
元帥 | OF-10 | |||
将官 | O-10 | 大将 | OF-9 | |
O-9 | 中将 | OF-8 | ||
O-8 | 少将 | OF-7 | ||
O-7 | 准将 | OF-6 | ||
佐官 | O-6 | 大佐 | OF-5 | |
O-5 | 中佐 | OF-4 | ||
O-4 | 少佐 | OF-3 | ||
尉官 | O-3 | 大尉 | OF-2 | |
O-2 | 中尉 | OF-1 | ||
O-1 | 少尉 | |||
准士官 | W-5 | 5等准尉 | WO-5 | |
W-4 | 4等准尉 | WO-4 | ||
W-3 | 3等准尉 | WO-3 | ||
W-2 | 2等准尉 | WO-2 | ||
W-1 | 1等准尉 | WO-1 | ||
下士官 | E-9 | 陸軍最先任上級曹長 | OR-9 | |
部隊等最先任上級曹長 | ||||
上級曹長 | ||||
E-8 | 一等曹長 | OR-8 | ||
曹長 | ||||
E-7 | 一等軍曹 | OR-7 | ||
E-6 | 二等軍曹 | OR-6 | ||
E-5 | 三等軍曹 | OR-5 | ||
E-4 | 伍長 | OR-4 | ||
特技兵 | ||||
兵 | E-3 | 上等兵 | OR-3 | |
E-2 | 一等兵 | OR-2 | ||
E-1 | 二等兵 | OR-1 |
アメリカ陸軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/10 01:14 UTC 版)
アメリカ陸軍(アメリカりくぐん、英語: United States Army, USA, U.S. Army)は、アメリカ合衆国の軍隊であるアメリカ軍の6つの軍種の1つ。アメリカ合衆国に8個ある武官組織の1つ。
- 1 アメリカ陸軍とは
- 2 アメリカ陸軍の概要
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