ワールドキャット【WorldCat】
WorldCat
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/12 22:43 UTC 版)
WorldCatは、Online Computer Library Center(OCLC)に参加する71,000以上の図書館の蔵書を目録化した総合目録である[2]。90カ国以上から図書館が参加し、構築を行っている。1971年に作成され、2021年12月時点で、483の言語の物理資産やデジタル資産30億点以上を5億4千万以上の異なるレコードで示している。世界最大の書誌データベースである。
- ^ 1998年はWorldCat.orgドメインの登録日。詳細: “WorldCat.org WHOIS, DNS, & Domain Info – DomainTools”. WHOIS. 2017年1月21日閲覧。 However, the union catalog that became WorldCat was started three decades earlier, and it was already available on the web to subscriber libraries at OCLC.org several years before WorldCat.org was a registered domain name; see: “OCLC.org WHOIS, DNS, & Domain Info – DomainTools”. WHOIS. 2019年6月26日閲覧。
- ^ OCLC. “About OCLC”. 2021年5月9日閲覧。
- ^ Margalit Fox, "Frederick G. Kilgour, Innovative Librarian, Dies at 92" (obituary), New York Times, August 2, 2006.
- 1 WorldCatとは
- 2 WorldCatの概要
- 3 サービスの進化
WorldCat
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/30 04:13 UTC 版)
「Online Computer Library Center」の記事における「WorldCat」の解説
OCLCはWorldCatのデータベースを利用した図書館の目録作成サービスを提供している。以前は OCLC Passport というプログラムが使われていたが、2001年に Connexion が新たに登場し、Passport は2005年5月にサービス停止した。 WorldCatのデータベースには、Machine Readable Cataloging (MARC) フォーマットのレコードが集積されており、それらは目録作成ツールを利用する世界中の目録作成者から提供されたものである。MARCフォーマットのレコードを各図書館のローカルな目録システムにダウンロードし、その図書館の蔵書と同じ本のレコードを再利用し、目録作成の手間を省くことができる。 2007年2月現在、11億冊以上の目録がデータベース化されており、世界最大の書誌データベースとなっている。Connexion は図書館員であれば利用でき、ダウンロードしてインストールする形でも使えるし、connexion.oclc.org というウェブにアクセスする形でも利用できる。 WorldCat はFirstSearchというウェブベースのサービスや Open WorldCat を使って一般の人でも検索できる。
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