図書
姓 | 読み方 |
---|---|
図書 | ずしょ |
図書 | づしょ |
本
(図書 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/04 07:23 UTC 版)
本(ほん)は、書籍(しょせき)または書物(しょもつ)とも呼ばれ、紙・木・竹・絹布などの軟質な素材に、文字・記号・図画などを筆写、印刷し、糸・糊などで装丁・製本したもの[書誌 1]。狭義では、複数枚の紙が一方の端を綴じられた状態になっているもの。このままの状態で紙の片面をページという。本を読む場合はページをめくる事によって次々と情報を得る事が出来る。つまり、狭義の本には巻物は含まれない。端から順を追ってしかみられない巻物を伸ばして蛇腹に折り、任意のページを開ける体裁としたものを折り本といい、折本の背面(文字の書かれていない側)で綴じたものが狭義の「本」といえる。本文が縦書きなら右綴じ、本文が横書きなら左綴じにする。また、1964年のユネスコ総会で採択された基準は、「本とは、表紙はページ数に入れず、本文が少なくとも49ページ以上から成る、印刷された非定期刊行物」と、定義している。5ページ以上49ページ未満は小冊子として分類している[1]。
注釈
全文
- ^ 晏嬰. “晏子春秋巻七「景公稱桓公之封管仲益晏子邑辭不受」”. 維基文庫. 2012年11月19日閲覧。
- ^ 范曄 (劉宋). “後漢書巻78「蔡侯紙」”. 2012年11月19日閲覧。
- ^ “日本書紀卷第廿九:天武天皇下:天渟中原瀛真人天皇”. 2012年11月19日閲覧。
- ^ “XMLによる六国史検索の試み(試行版)” (2005年). 2012年11月19日閲覧。で日本書紀選択、「川原寺 一切経」で検索
- ^ “校訂古事記”. 2012年11月20日閲覧。
- ^ 海龍王寺. “歴史と由来”. 2012年11月19日閲覧。
- ^ 奈良国立博物館. “奈良国立博物館《絵因果経》解説:天平勝寳五年五月七日類収小乗經納櫃目録”. 2012年11月19日閲覧。
- ^ 百瀬宏 (1996年). “歴史の文字 記載・活字・活版.第二部.活字の世界”. 東京大学総合研究博物館. 2012年11月19日閲覧。
- ^ Googleブックスで「群書類聚」を検索
- ^ 府川充男. “本木昌造製金属活字”. 2012年11月19日閲覧。
- ^ 東京国立博物館. “書籍館と浅草文庫:博物館蔵書の基礎”. 東京国立博物館:館の歴史. 2012年11月19日閲覧。
- ^ この節全て:公正取引委員会 報道発表資料 http://www.jftc.go.jp/pressrelease/08.july/080724tenpu01.pdf
書影
- ^ “康煕字典網上版”. p. 128. 2012年11月19日閲覧。
- ^ 伴信友 校; 岸田吟香(等編) (1883年). “本朝六国史.5,6 日本書紀”. 2012年11月19日閲覧。国立国会図書館デジタル化資料 p.89所収
- ^ “近代デジタルライブラリー:古事記巻中:応神天皇”. 2012年11月18日閲覧。
- ^ 国立国会図書館. “国立国会図書館デジタル化資料:日本国見在書目録”. 2012年11月19日閲覧。
- ^ “国立国会図書館デジタル化資料:本朝書籍目録”. 2012年11月19日閲覧。
- ^ 唐魏徴等 (1616年). “国立国会図書館デジタル化資料:群書治要”. 2012年11月19日閲覧。
- ^ “令義解”. 経済新聞社 (1897-1901). 2012年11月19日閲覧。(国史大系,12)国立国会図書館デジタル化資料
書誌
- ^ 銭存訓、宇都木章[ほか](訳)、1980.9、『中国古代書籍史』 NCID BN01440591 p.208
- ^ 銭存訓、宇都木章[ほか](訳)、1980.9、『中国古代書籍史』 NCID BN01440591 p.101
- ^ 太安万侶 著、本居豊穎, 井上頼圀, 上田万年校訂 編 『校訂古事記』皇典講究所、1910年。 NCID BA34072877。
- ^ 太安万侶 (1925). 古事記巻中:応神天皇. 古典保存会. NCID BA32996321
- ^ 井上宗雄ほか 編 『日本古典籍書誌学辞典』岩波書店、1999年。 NCID BA40352550。 p.529
- ^ 塙保己一 編 『群書類従』1819年。 NCID BA76594391。
出典
- ^ 「図書、新聞及び定期刊行物の出版及び配布についての統計の国際的な標準化に関する改正勧告(仮訳)1985年11月1日 第21回ユネスコ総会採択」
- ^ 日本雑誌協会 & 日本書籍出版協会 2007, p. 92
- ^ 書籍コードの構成、構造については、次の論文の別表に詳しい記述がある。田中実 (1969), “出版業界における統一書籍コードの設定”, ドクメンテーション研究 (情報科学技術協会) 19 (1): 2-7, 1969-01-15, ISSN 00125180, NAID:110002729102 NCID:AN00172819
- ^ 日本雑誌協会 & 日本書籍出版協会 2007, p. 93
- ^ 神崎正英 (2004), NBNあるいは書籍の識別, The Web KANZAKI ちょっとしたメモ, 神崎正英 (2004-03-09発行) 2009年9月23日閲覧。
「図書」の例文・使い方・用例・文例
- 学生はだれでも自由に図書館を利用できる
- 図書館の新着図書
- 大学は彼に図書館を利用する権利を与えた
- 私はこの図書館が十分に利用されることを望みます
- 図書館
- この図書館では読みたいだけ何冊でも本が読めます
- 私はずっと図書館にいました
- 図書館から本を2冊借りた
- 図書館のカード目録
- 図書館は修理のため閉館になった
- 彼は市と図書館の設計をする契約をした
- 新しい図書館の設備が完全に整うにはあと1年かかるだろう
- 図書室へは自由に出入りできる
- 彼はよく図書館に行ったものだった
- 図書館の記録から登録者の増加がわかった
- 本は図書館から借りて来ました
- この図書館には膨大な数の蔵書がある
- 図書館は蔵書数を百万冊に増やした
- 図書館で彼女と話をしていたのはあなたのお父さんですか
- 大学図書館
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