データベース
コンピュータ用語。必要な時にアクセスできるように共通のプール(あるいはダム)としての大容量記憶装置に保存されているデータの集合。アプリケーションはデータベースをつくる時につくられるのではなく、どんなアプリケーションにも適合できるようにデータ・プールが使えるような設計思想。データとプログラムを分離して、アプリケーション(適用業務)を実行する。事前に、業務別にデータとプログラムを設計してしまう伝統的なファイルシステムとは異なる。データベースはレコードとフィールドに分かれている。例えば、顧客データベースでは、レコードはある一人の顧客のすべての情報であり、フィールドはその顧客の名前とか住所などのひとつを指す言葉である。フィールドを属性ということが多い。データベースのベースは、武器・弾薬のベースキャンプからきている言葉。同義語に、データウエアハウスがある。データウエアハウスという用語はデータの倉庫(ウエアハウス)という意味が由来。顧客データを取り扱う目的は、マーケティングであり、マーケティングそのものは、財務管理や給与計算のように一定のルールがあるわけではなく、時流にあわせて、データが分析されるので、データベースが必須条件になる。マーケティング情報システムをマーケティング・データベースと表現されている。データベース・マーケティングと区分して表現する用語。
データベース
テクニカルエンジニア(データベース)
資格区分 | 国家資格 |
資格概要&取得方法 | データベースシステムとは、さまざまな情報をデータ化して一元管理するとともに、ネットワークを通じて複数のユーザーがそれらの情報を検索できるシステムです。情報処理技術者のテクニカルエンジニア(データベース)は、データベースを計画・設計・構築・運用・管理する上で必要なスキルを持つことを認定する資格です。 企業内でデータベースを活用するケースは多岐に渡ります。例えば、社内に集められた情報を企業の意思決定や経営戦略に役立てたり、あるいは顧客情報を蓄積して整理・分析するといったマーケティング面にも利用されています。 またインターネットが普及したことで、広く一般にデータベースを提供するサービスも拡大しています。ニュース、辞書類に掲載されている内容、書籍・雑誌、鉄道の時刻、地図情報などさまざまです。 データベースの利用方法が多種多様化する中、この資格を生かす場も大きく広がっていくことでしょう。 |
受験資格 | 制限なし |
受験料 | 5100円(税込み) |
合格率 | 7.6%(2005年度春期) |
試験日程 | 年1回実施。4月第3日曜日に春期試験 |
試験会場 | 全国主要都市で実施 |
問い合わせ先 | 情報処理技術者試験センター( http://www.jitec.jp/) |
データベース
データベースとは、大量のデータを一定の規則に従って蓄積し、一元的に管理できるようにしたもののことである。
データベースを構築することによって、データの重複や散逸を防ぎ、ある項目に着目して特定のデータのみを取り出すといった、効率的なデータ利用が可能になる。簡単な住所録のようなものから、ファイルシステムまで、様々なものがデータベースに該当する。
データベースの中でも、一つのデータをカラム(列)とレコード(行)によって整理し、テーブル(表)の中に配置した形式のデータベースはリレーショナルデータベース(RDB)と呼ばれ、近年で主流のデータベース形式となっている。リレーショナルデータベースの他にも、データとデータへの手続きを一体化して(オブジェクトとして)扱うオブジェクトデータベースや、XML文書を格納しデータベースとして活用するXMLデータベースなどがある。
データベース内のデータの操作や保守管理は、データベース管理システム(DBMS)によって行われる。リレーショナルデータベースの場合は特にリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)と呼ばれている。
データベース管理システムの代表的なものには以下のものを挙げることができる。リレーショナルデータベース管理システムとしては、Oracle社のOracleやMicrosoft社のSQL Server、OSSとして配布されているMySQLやPostgreSQLなどがある。オブジェクトデータベース管理システムとしてはCachéやObjectStoreが、XMLデータベース管理システムとしてはNeoCoreXMSやThe Apache Software FoundationのXindiceなどがある。
参照リンク
Oracle
Microsoft SQL Server
MySQL
PostgreSQL
Caché
NeoCoreXMS
Xindice - (英文)
データ・ベース
【英】: data base
いろいろなデータ相互の関連付けを行い、コンピューターの記憶装置に蓄積してあるデータを効率良く検索することにより、引き続き実行されるデータ処理プログラムへデータを円滑に受け渡すために設計されたシステムをデータ・ベースと呼ぶ。したがってデータ・ベースは、データの単なる体系的な蓄積のみを目的とするデータ・バンク・システムとは区別して考えなければならない。石油探鉱の分野においても、探鉱理論の発達とともに、地質、物理探鉱、坑井などあらゆるデータを総合する必要が生じたことから,これらの資料を効率良く運用するデータ・ベースの開発が、近年随所に見受けられるようになった。 |

データベース
データベース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/06 22:37 UTC 版)
データベース(英: database, DB)とは、検索や蓄積が容易にできるよう整理された情報の集まり。 通常はコンピュータによって実現されたものを指す。コンピュータを使用したデータベース・システムでは、データベース管理用のソフトウェアであるデータベース管理システムを使用する場合も多い。プログラムで扱うデータ構造やデータそのものを独自実装の場合に比べて少ない工数で操作できるようにしている。膨大なデータを扱う現代の情報システムでは最重要と言える[要出典]技術である。
|
|
- 1 データベースとは
- 2 データベースの概要
データベース
データベースと同じ種類の言葉
- データベースのページへのリンク