マルチプロセッサ
マルチプロセッサとは、1台のコンピューターに複数のマイクロプロセッサを搭載することである。処理を分散させることで、総体としての処理の高速化を図るものである。
マルチプロセッサの中でも、どのプロセッサも同等に処理を分担するSMP(Symmetric Multiple Processor)と、プロセッサごとに分担する処理があらかじめ定まっているASMP(Asymmetric Multiple Processor)の2種類に大別される。
パソコンに搭載される一般的なマイクロプロセッサに、マルチプロセッサ環境を構築するために必要な機能が備わっている場合は少ない。しかしIntel社のXeonのような、サーバーへの搭載が想定されているマイクロプロセッサは、おおむねマルチプロセッサ環境のための機能をあらかじめ備えている。
マルチプロセッシング
(マルチプロセッサ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/06 03:46 UTC 版)
マルチプロセッシング(英語: multi processing)とは、(本来は)ひとつのプロセスだけではなく複数の並行プロセスを同一システム内で使用することを意味する。
- 1 マルチプロセッシングとは
- 2 マルチプロセッシングの概要
- 3 マルチプロセッシングの種類
- 4 ソフトウェア実装上の問題
- 5 関連項目
マルチプロセッサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/18 16:30 UTC 版)
「バロース B5000」の記事における「マルチプロセッサ」の解説
B5000シリーズは高速なバスで相互接続されたマルチプロセッサにおいても先駆的役割を果たした。B5000シリーズは2プロセッサ構成が可能であった。B7000シリーズは最大8プロセッサであった。マルチプロセッサに関する操作としては、以下のようなものがある: HEYU — プロセッサ間割り込みを発生する。 RDLK — 不可分操作。Aレジスタの指すアドレスの内容をAレジスタに読み込むと同時に、Bレジスタの内容をそのアドレスに書き込む。 WHOI — プロセッサを識別する。 IDLE — 割り込みを受け付けるまでアイドル状態となる命令。 RDLKは非常に低レベルなプロセッサ間同期の方法である。ユーザープログラムで使用するのはEVENTデータ型である。
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