register
「register」とは、登録・記録・署名のことを意味する表現である。
「register」とは・「register」の意味
「register」は、動詞として使用する場合は登録する・記録する・署名するといった意味で使われる。また、手続きをするという意味にも使用されることがある。名詞として「register」を使用する場合は、登録・記録・署名といった意味を指す。また、登録機のことを「register」と表記することもある。
否定接頭辞であるunがついた「unregister」は、登録を解除するという動詞として用いられる。
「register」の発音・読み方
「register」の発音表記はrédʒistərで、カタカナで表記するとレジスタ、もしくはリジスタという発音になる。末尾をのばしてレジスタァ、リジスタァと発音する場合もある。「register」の活用変化一覧
「register」の活用変化は、現在形がregisterで三人称になるとregistersになる。したがって、I register. He/She registers.と表記される。現在進行形の場合は、registeringという表記になる。現在進行形を表す場合、be動詞と~ingとなるので、I am registering. He/She registering.となる。
過去形の場合は、registeredとなる。そのため過去形で文章を表す場合は、I registered. He/She registered.と表記する。さらに、過去分詞として使用する際も同様であるため、例えば現在完了形の場合は I have registered.となる。
また、受動態として使用する場合はbe動詞と過去形を組み合わせて使用するため、I am registered.となる。訳す場合は、私は登録されたとなる。
「register」の略語
「register」は略語としてregと表記されることがある。ただし、大学の教務課を意味するregistrarや、規則や法規を意味するregulationもregと表記されることがあるので、注意する必要がある。「register」の語源・由来
「register」の語源は、ラテン語である。データを運んで保管するということを意味するreと、gistusが組み合わさって出来上がった。ラテン語では登記簿のことを registrum、登録したを regeroと表記する。ここを由来として、registerという単語が出来たと言われている。また、消化する・要約するといった意味を表すdigestと同じ由来だとも言われている。「register」の覚え方
「register」は、日本でスーパーなどの計算機を指すレジの語源となっているため、比較的覚えやすい。レジに商品の名前や値段を登録するといったように、レジという言葉から連想すると分かりやすいだろう。ただし、名詞と動詞で使い方が異なるので注意したい。「register」は、登録する・記録するといったように動詞として翻訳する必要がある場合もある。
「register」を含む英熟語・英語表現
「register」は主に動詞として広く活用されて、接続詞を用いて使用することが多い。したがって、接続詞に注意して意味を取る必要がある。~として届け出るという表現の場合はregister as ~となり、公的機関などに登録すると表現する場合は、register with~と表記する。ホテルなどの宿泊施設にチェックインしたという表現の場合は、register (名前) at the hotel.という表記となる。「cash register」とは
商店やスーパー、レストランなどにあって、日本ではレジと表現されることが多い機械のことを、英語では「cash register」と表記する。
「registration office」とは
役所などにある登記所・登録事務所のことを、英語では「registration office」表記する。
「register for」とは
register for~という表現の場合は、大学の入学手続きや授業登録など、主に学業に関する手続きの表現として用いられる。
例えばI must register for the courses.という文章の場合は、「私は(授業のカリキュラムなど)コースのために登録しなければなりません」という意味としてとらえられる。
「register」の使い方・例文
「register」は役所や大学などの公的機関に対して、自分の名前を登録するといった意味で使われることが多い。My name was registered and protected by law.という場合は、「私の名前は登録されて、法律の保護下にある」というふうに翻訳される。また、You need to register an email account for university.という場合には、「あなたは大学のためにe-mailアカウントに登録する必要がある」と訳される。
さらに、気温や試合の記録などを表現する場合にも使用される。例えば、「チームが3連勝を記録した」という表現の場合には、The team registered their 3rd win in a row.という風に表記する。2135
レジスタ
レジスタとは、レジスタとは、CPU(中央演算装置)そのものに内蔵されている記憶装置である。計算中のデータや計算結果データを一時的に保持する領域などとして用いられる。典型的にはCPUの部品であるが、CPU以外でも複雑な処理を行う集積回路(たとえばGPU)がレジスタを内蔵する場合はある。
コンピュータの演算処理の手順は、きわめて大雑把にいえば、(1)演算装置が記憶装置らデータを読み取り、(2)その内容に従って演算処理を行い、(3)演算の結果を再び記憶装置に書き込む、といった流れの繰り返しで成り立っている。この一連の流れにおいて、演算装置と記憶装置の間で行われるデータ転送が相対的に遅くなり(ボトルネックとなり)やすい。レジスタはきわめて高速に動作する記憶装置であり、かつ、CPUの内部(つまり演算装置に直結した場所)に設置され、高速なバスで結合されている。両素子が同じ配線上の最短距離に位置することにより、データ転送速度の最高速化が実現されている。
コンピュータを構成する記憶装置としては、レジスタの他にメインメモリやキャッシュメモリなども挙げられる。メインメモリはCPUとは切り離された(独立した)要素であり、大容量化が容易である(多くのデータを保持しておける)が、データ転送速度には限界がある。キャッシュメモリはCPU内に設けられた記憶装置であり、レジスタほど高速ではないがメインメモリより高速に動作する。また、キャッシュメモリは、レジスタほど高速でない代わりレジスタよりは大容量化が容易である。キャッシュメモリは、メインメモリから読み込んだデータを一時的に保持しておくために用いられる。これによってメインメモリにアクセスする頻度を減らすことができ、演算処理全体が高速化できる。そしてレジスタは、CPU内部に配置され、高速なバスで結合されているため、極めて高速に動作するという特徴を持っているが、その容量は、あまり大きく確保することができない。このようにして記憶装置は役割を分担しているわけである。
レジスタの用途・役割には、いくつかの種類がある。特に使い道が限定されていないレジスタは「汎用レジスタ」と呼ばれ、特定の用途が割り当てられているレジスタは「専用レジスタ」と総称されることがある。専用レジスタの種類としては、アキュムレータ、スタックレジスタ、プログラムカウンタ、割り込みレジスタ、フラグレジスタなどが挙げられる。
レジスタの利用方法は、例えば、C言語のような高級言語における関数呼び出しの実現方法に見ることができる。C言語では、関数を呼び出す時に、一緒に引数を複数個渡すことができる。この時、引数をメモリにセットし、そのアドレス位置をスタックレジスタを使って覚えさせておけば、関数の側は、これを読み取れば良い。なお、コンパイルを必要とする高級言語においては、レジスタをどのように使いこなすかが、良い性能を引き出すポイントの一つとなる。変数を、数が少なく、容量の限定されたレジスタに最適に格納するのは難しい問題である。ある値を、どのレジスタに格納すべきか決定することを、レジスタ割り付け(Register allocation)という。
ちなみに「レジスタ」という言葉はそもそもは英語で「名簿」「記録簿」「登録簿」という意味合いをもつ一般名詞(または動詞)である。いわゆる「レジ」(=小売店などで金銭の出し入れを行う装置)も「キャッシュレジスター」(金銭登録器)も同語源である。
コンピュータ用語としての「レジスタ」は、同業界における表記上の慣習から、長音記号を省いて(「レジスター」ではなく)「レジスタ」と表記される場合が今なお圧倒的に多い。
レジスタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 09:22 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動レジスター、レジスタ
register
- キャッシュレジスター - 小売店で、販売時に取引を記録する機械
- レジスタ (コンピュータ) - コンピュータのプロセッサが内蔵する、最高速の記憶装置
- 登録。登録商標(レジスタードマーク)など。
- 機体記号。航空機の国際的な登録記号。
- 声区。ボイスレジスター、ボーカルレジスター。声域(ソプラノ、アルトなど)とは別。
- ストップ (オルガン)。オルガンの声区を変える部品。
- 言語使用域(Register)。社会言語学の用語。言語変種の一種。
- レジスター(Register) - 音韻論の用語。非分節的音素である声調の対立の一種。発声(phonation)の型の違いを弁別的特徴(意味の違うように)利用する場合、「レジスターの対立」という。
- 流量調節可能な通気孔。換気レジスター、通気レジスター。
resistor
regista
resister
- RESISTER (曲) - ASCAの楽曲。
その他
- レジスタ大宮 - さいたま市営大宮球場のネーミングライツによる通称「レジデンシャルスタジアム大宮」の日本語表記での略称。
関連項目
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「レジスタ」の例文・使い方・用例・文例
- 4つのレジスタは、呼び出された関数側が保存する。
- 入力数値をレジスタの内容に加える内蔵加算器を備えているレジスタ
- (温度のゆらぎなどによって生じる)変化を相殺するため回路に入れたレジスタ(抵抗器)
- 内容が通常の状態(通常、連続的な整数を示している状態)を通過するレジスタ
- オペランドのアドレスを決定するのに用いられるレジスタ
- 電圧源全体で直列につながれたレジスター
- すべてのビットが左または右へ1つ以上位置を移すことができるレジスタ
- CPUの主要なレジスタの内容のダンプ
- 声(思春期における感情のため)に関するトーンかレジスタにおける突然の変化
- フランスの将軍、政治家で、亡命中の自由フランスレジスタンスの指導者として第二次世界大戦中に非常に人気があった(1890年−1970年)
- レジスターという機器を扱う係
- レジスターという機器を扱う係の人
- チャイルドレジスタント包装という,薬の包装
- レジスターという金銭登録器
- BB-8と呼ばれる円形のドロイドは,主人でレジスタンスのパイロットであるポー・ダメロン(オスカー・アイザック)に忠実だ。
- 10代の日本人女性3人から成るグループ「ベビーメタル」による音楽アルバム「メタルレジスタンス」が,4月23日付の米ビルボード総合アルバムチャートで初登場39位となった。
- 彼女たちの最新アルバム「メタルレジスタンス」は4月1日に発売された。
レジスタと同じ種類の言葉
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