発音表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 05:49 UTC 版)
本稿で使用した様に、1960年9月に広東省教育部門が発表したローマ字を使った発音表記の試案を用いる例が多い。言語学の学術書ではIPAを使っている例が多い。
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発音表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 22:44 UTC 版)
広東語の発音表記は統一されておらず、書籍毎に異なる表記が用いられている。香港の英語書籍ではイェール大学のイェール粤語ピン音及びその変形が比較的多く使われている。香港の字書ではIPAを簡略化したものを使用している事が多く、また教育機関では教院式が使われており、他に粤拼(ユッピン)と呼ばれる香港語言学会の方式も広がりを見せている。中国大陸では、広東省教育部門の試案かIPAを使っている例が多い。日本では、これらの他、千島式(2種)などがある。ネット上では、本項で使用した、Yale式の声調表記を数字に改めたものがASCII文字だけで打てて簡便なため、比較的多く使用されている。
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発音表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 08:15 UTC 版)
英和辞典のみならず、英語の辞書には主に3つの発音表記が存在する。 「音量表記(quantitative transcription)」 音質の違う音素に敢えて同じ発音記号を用い、音の長さ(音量)の違いのみを明示する発音表記。ジョーンズ式(Jonesian system)とも。例えば、beatとbitの母音音素の違いを音量表記で示すならば、/i:/と/i/になる。 「音質表記(qualitative transcription)」 長音を表す長音符号(:)を用いずに、音質の違いのみを明示する発音表記。異なる音質の音素は、異なった記号で表記される。例えば、beatとbitの母音音素の違いを音質表記で示すならば、/i/と/ɪ/になる。 「音質音量表記(qualitative - quantitative transcription)」 音質の違いと長さの違いの両方を明示する発音表記。ギムソン式(Gimsonian system)とも。異なる音質の音素は、異なった記号で表記されるが、長さの違いを明示するために長音符号(:)も用いる。例えば、beatとbitの母音音素の違いを音質音量表記で示すならば、/i:/と/ɪ/になる。 日本においては、大正時代以来、長きにわたって英和辞典に「音量表記」が用いられてきた。だが、音の違いを音の長さの違いのみで明示することが出来るという音量表記の長所が逆にあだとなり、例えば、上記の例にも登場したbeatとbitの母音音素の違いは、本来は音の長さではなく、音質に違いがあるにもかかわらず、あたかも音の長さの違いが両者の違いであると読者に受け止められかねない状況になっている。 そのため、今日では、イギリスで出版されている全ての英語発音辞典と学習英英辞典、及び主要な一般英英辞典が採用している「音質音量表記」を採用する傾向がみられ、特にジーニアス英和辞典第4版など、ここ10年ほどの間に新たに出版又は改訂された英和辞典の殆どは「音質音質表記」である。 余談だが、「音質表記」については、1944年にアメリカ英語の発音辞典である『A Pronouncing Dictionary of American English』(Thomas A.Knottとの共著)を出版したJ.S.Kenyonなど、アメリカの音声学者や言語学者に支持者が多いが、日本の英和辞典に採用例はない'。
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発音・表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 05:01 UTC 版)
朝鮮の漢字音は通常一つの文字に対して一種類であり、「金」の文字は通常「クム」(금)と発音されるが、姓および地名(金海、金泉、金浦など)に使われる「金」は「キム」(김)と発音される。 姓や地名の「金」も古くは「クム」と発音していたが、朝鮮王朝時代に発音が「キム」に変化したという民間語源がある。これは、王である李氏の姓に「木」が含まれ、五行思想では「金」が「木」を滅ぼす(金剋木)とされるところから、これを避けるために姓や地名の「金」の発音が変えられたのだという。 金姓の中で、まれに「クム」(금)と発音する場合がある。音楽家の金守賢(朝鮮語版)(クム・スヒョン、1919年 - 1992年)は、本来の発音に戻すとして、姓の読みを「キム」から「クム」に改めた。その子で、ともに指揮者になったクム・ナンセ(朝鮮語版)、クム・ノサン(朝鮮語版)も「クム」で活動している。 김 のラテン文字表記は、Kim のほか Gim など多様な形で行われてきた。北朝鮮ではマッキューン=ライシャワー式をベースにした転記 Kim が用いられている。韓国で制定された文化観光部2000年式では Gim となるが、人名表記は規範化の例外とされている。このため、韓国では依然多様なラテン文字転記が用いられている。
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