マッキューン=ライシャワー式
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マッキューン=ライシャワー式(朝: 매큔-라이샤워 표기법、英: McCune-Reischauer Romanization)は、朝鮮語のラテン文字転写の方法の1つである。略称はMR式またはM-R式。大韓民国では1984年から2000年まで、この方式を若干修正した「文教部1984年式」を使用していた。韓国国外では広く使用が続いている。
- ^ a b c ライシャワー(1987年)、115-116頁。
- ^ a b Tertitskiy, Fyodor (2017年11月21日). “Words, words: North and South Korea's differing romanization”. NKNews.org 2018年10月23日閲覧。
- ^ Sweeney, John (2013). North Korea Undercover: Inside the World's Most Secret State. London: Bantam Press. p. 11. ISBN 978-1-4481-7094-4
- 1 マッキューン=ライシャワー式とは
- 2 マッキューン=ライシャワー式の概要
- 3 北朝鮮における変種
- 4 参考文献
マッキューン=ライシャワー式
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「朝鮮語のローマ字表記法」の記事における「マッキューン=ライシャワー式」の解説
マッキューン=ライシャワー式は1939年(昭和14年)にアメリカ人のマッキューンとライシャワーが開発した方式であり、現在も欧米を中心にして広く用いられている(以下「M-R式」)。朝鮮語の体系的なラテン文字表記法のさきがけといえる。 この方式は朝鮮語の転写を目的とした表記法である。従って朝鮮語の音をラテン文字に写すのであって、つづり字を写すのではない。M-R式は「ŏ」、「t’」のようにアルファベットに補助記号を附することがあるのが特徴である。また、例えば平音「ㄷ」を「t」と「d」につづり分けたり(前者は有声音化しない場合、後者は有声音化する場合)、流音「ㄹ」を「r」と「l」に書き分けたりと(前者は音節頭音のとき、後者は音節末音のとき)、朝鮮語の音素では弁別的でない異音を書き分ける場合がある。
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