翻字とは? わかりやすく解説

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ほん‐じ【翻字】

読み方:ほんじ

[名](スル)ある文字体系書かれたものを、他の文字体系使って書き換えること。「キリシタン文献漢字カタカナまじりに—する」


翻字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/24 02:58 UTC 版)

翻字(ほんじ、: transliteration)とは、言語学において特定の言語を記した文字表記を別の文字による表記に移すことをいう。翻字は印刷物の発行する際などに技術的な問題や読者の便宜のために行われる。




「翻字」の続きの解説一覧

翻字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 20:38 UTC 版)

捷解新語」の記事における「翻字」の解説

林義雄(編)『四本和文対照捷解新語専修大学出版局2006年。 - 日本語部分のみ

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翻字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 15:37 UTC 版)

ペルシア語のラテン文字表記法」の記事における「翻字」の解説

厳密な意味での翻字においては、翻字されたラテン文字見た読者が本来のペルシア語表記再現することができるように、ペルシア語本来の表記法再現する試みが行われてきた。このような翻字は個別ペルシア語や短い応答アラビア文字ペルシア文字使用しない英語やほかの言語学術的な文書において使用されている。 翻字の表記は特にペルシア語独自音として発音されるペルシア文字の子音において各方法で揺れがある。したがってペルシア語の翻字はしばしアラビア語ラテン文字表記法(英語版)を基にして作成されている。ペルシア文字母音の表記もまた複雑であり、翻字は筆記体基づいて作成されている。 BGN/PCGNラテン文字表記法やALA-LCラテン文字表記法を含む翻字が世界の英語話者の間において一般的に使用されている。 学術的な使用行わないにおいてはペルシア語からの翻字による引用には通常厳密な音訳スキーム簡素化したもの (通常ダイアクリティカルマーク省略) 、もしくはペルシア語音韻厳密には則さない形で、英語のスペルルールを使用して英語話者案内するといった不正確なスペルルールを使用している。 学術分野使用される翻字やペルシア語の公式な翻字の正式な方法としてはDesphilicの標準ペルシア語翻字法 (Desphilic PSR) と呼ばれるものが存在している。この翻字方法では、全てのペルシア語標準的なLatin-1に翻字されるため、英語圏キーボードでも表記が可能となっている。

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翻字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 04:51 UTC 版)

サーカムフレックス」の記事における「翻字」の解説

キリル文字 ISO 9:1995キリル文字翻字体系では、キリル文字1対1対応させるために多くアクセント記号つき文字使用するサーカムフレックスのついた文字には â, ĉ, d̂, ê, î, k̂, l̂, , ô, ŝ, û, ẑ があり、それぞれキリル文字の я, ҹ, џ, є, ӥ, ҝ, љ, њ, ө, щ, ю, ѕ に対応する中国語 使用頻度は低いが、拼音で ê は /e/ を表す。声調記号サーカムフレックス複合して ê̄, ế, ê̌, ề と書かれる。綴り短くするため、zh ch sh をẑ ĉ ŝと省略することができることになっているが、現実使用例ほとんどない日本語 日本語のローマ字はいくつかの方式があり、長音表記方法複数あるが、訓令式系のローマ字表記においては母音サーカムフレックス添えることによって長音を表す。 これに対してヘボン式などの方式では母音マクロン「¯」を添えることが可能であるが、実際には何もしないほうがずっと優勢である。

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翻字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/03 19:12 UTC 版)

アナトリア象形文字」の記事における「翻字」の解説

表語文字慣用としてラテン語大文字によって翻字される(例:「足」を意味する文字PES とする)。音節文字ラテン文字に翻字されるが、同音の字は楔形文字の翻字方式同様の方式区別する。例:/ta/ を表す6種類異な文字ta=ta1, tá=ta2, tà=ta3, ta4, ta5, ta6 と翻字される。近年、これらの同音字について再検討が行われ、新し音価推定が行われるようになった。たとえば、tà は実際には /da/ を表すと考えられるようになり、á は実際には /ʔa/ (/a/と異なる)であり、インド・ヨーロッパ祖語の *h₁にあたると考えられるようになった

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/20 03:07 UTC 版)

アヌスヴァーラ」の記事における「翻字」の解説

ラテン文字アヌスヴァーラを翻字するにはいくつかの異な方式がある。 IAST方式では ṃ と書く。 ISO 15919方式では ṁ と書く。 他の方式上記いずれかであることが多い。京都・ハーバード方式では M と書く。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 00:14 UTC 版)

チベット語のラテン文字表記法」の記事における「翻字」の解説

ラテン文字への翻字は近年ワイリー方式がもっともよく使われるが、ほかの方式使われるACIP (Asian Classics Input Project)の方式ワイリー方式によく似ているが、大文字使用しワイリー式ts, tshTZ, TS になるなど、わずかな違いがある。 アメリカ議会図書館(ALA-LC)はかつて異な方式使っていたが、2015年4月ワイリー方式拡張した方式改正された。 古くから使われているものとしてダス辞典方式イェシュケ辞典方式がある。 かつて日本の仏教関係の文献では、ダス方式多少改めたもの(, ḫ, ç → ṅ, ḥ, ś) がよく使われていた。日本チベット学会では、機関紙日本西蔵學會々報」への投稿論文対しワイリー拡張方式推奨している。 母音については方式による違いがないので、ここでは子音についてのみ記す。 ཀཁགངཅཆཇཉཏཐདནཔཕབམワイリーk kh g ng c ch j ny t th d n p ph b m イェシュケk kʽ g ṅ c̀ c̀ʽ j̀ ny td n pb m ダスk kh g c ch j ñ t th d n p ph b m 旧ALA-LC方式k kh gc ch j ñ t th d n p ph b m ཙཚཛཝཞཟའཡརལཤསཧཨワイリーts tsh dz w zh z ' y r l sh s h イェシュケts tʽs dz w z̀ z ˱ y r l s̀ s h ʼ ダスts tsh ds w sh z ḫ y r l ç s h 旧ALA-LC方式ts tsh dz w ź z ' y r l ś s h

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翻字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 20:12 UTC 版)

楔形文字」の記事における「翻字」の解説

楔形文字の翻字については「en:Cuneiform#Transliteration」を参照 楔形文字には専用の翻字法がある。楔形文字は多価であるため、翻字により、情報落ち発生するどころか、元のテキストよりも情報量増える例えば、ヒッタイト語テキスト文字DINGIRヒッタイト語音節anを表すことも、アッカド語語句一部ilであることも、元来シュメール語の意味である神を表す表意文字であることもありうる

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翻字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 03:57 UTC 版)

「ء」の記事における「翻字」の解説

国際音声記号 では、声門閉鎖音は「 ʔ」 で表記される論文教科書等、学術的には、「'」(アポストロフィ) が使用される学術的な場面で用いられることはないが、アラビア語話者同士ラテン文字使用する場合に、数字の「2」で代用することがある。特にインターネット上コミュニティ見られるもので、主に文字化け右書きによるレイアウト崩壊避けるためにこの転写法を使用する。ماء(水) - maa2

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翻字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 06:15 UTC 版)

東方聖典叢書」の記事における「翻字」の解説

東方聖典叢書使われている翻字方法は現在一般的に使われるものと異なりミュラー1854年提案した宣教師のためのラテン文字によるつづりにもとづいている。この方法は通常のアルファベット不足する字をイタリック大文字によって補っている。サンスクリット場合IAST比較して以下のように異なっている。 IASTā ī ū ṛ ṃ ḥ c ch j jh ṭ ṭh ḍ ḍh ṇ ḷ ś ṣ ミュラーâ î û ri m h k kh g gh t th d dh n l s sh

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