翻子拳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 16:19 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動翻子拳(ほんしけん)は中国武術の1つ。中国の北方、主に河北省に伝えられる武術である。
中国武術の中でも最もボクシングに似ていると言われ、猛烈な勢いで連続して拳を相手に打ち込むことを特徴とする。その様子は、雨が降り注ぐごとく、爆竹が鳴り続けるごとく、と形容される。
古くは「八閃番」(八閃翻)または翻拳と言い、明代の著名な武術書『紀効新書』の中では、「善之善者也」(すぐれたもの(武術)の中のすぐれたもの)と評されている。
翻子拳の有名な武術家には、郝鳴九(戳脚翻子拳)、胡奉三、馬賢達(通備翻子拳)がいる。
現在、中国東北地方でよく行われているのは、足技主体の戳脚と組み合わせた戳脚翻子拳である。河北省には鷹爪翻子拳という流派も存在する。
関連項目
外部リンク
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南派武術 |
翻子拳(ほんしけん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 05:14 UTC 版)
翻子拳は「双拳の密なること雨の如し、脆快なること一掛鞭の如し」と謳われるように両の拳を雨あられの様に連続して繰り出し、あたかも爆竹が炸裂する様な風格で非常にスピード感あふれる武術である。翻子拳は手技主体であるため、足技主体の戳脚(たくきゃく)と合わせて練習されることも多い。「戳脚翻子拳」として一流派として呼ばれることもある。
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