門派
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白鶴門は別名、鶴法(カクホウ)とも呼ばれており、現在、白鶴門は、福建省や台湾に伝わる詠春白鶴拳と、福建省に根強い福州鶴拳、すなわち四大門派と言われる飛鶴拳・鳴鶴拳・宿鶴拳(別称・宗鶴拳)・食鶴拳(それぞれ、鶴が飛ぶ形意、威嚇する形意、休む形意、食す(殺す)形意を表している)と縦鶴拳が主にあり、他にもいくつかの傍流が存在する。主なものでは、猴鶴双形拳(太極拳以上に超スローモーに演武する拳)などが伝承されている。
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門派
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『扶桑武侠傳』でキャラクタークラスに類する「門派」についての一覧。但し、文中の説明はあくまで設定なので、これに囚われ過ぎる必要は無いが、キャラ作りのソースとして参考にするのもいいだろう。キャラクターとして使えるのは天文会までの六つの門派であり、それ以外は自分達で創作するしかない。なお、門派の長は「掌門(しょうもん)」または「総帥」と呼ばれる。 剣聖派(けんせいは) 法の秩序と朝廷を守護し、世を乱す悪に対して立ち向かうことを旨とし、「剣侠七戒」と呼ばれる厳しい戒律を有する流派。 かつて大殺戒を起こした大悪人・成望元と激戦を繰り広げた四武侠の一人「剣の玄武」を祖とする「古玄武派」の門人でもあった七人の剣侠・『七士大剣聖』を祖として生まれた流派でもある。 得意武器は剣。タイプとしては騎士や侍を連想すると分かりやすいだろう。 思想等が正反対の天文会、特に瑞覇との深い因縁から「不倶戴天の敵」としており、瑞覇に奪われた掌門の証である宝剣『七岐大聖剣』を奪還する事を至上目的としている。勧善懲悪を地で行く者が多いのもこの門派の特徴。 剣には「名剣」が多い半面、(大きさ・形に至るまで)異形のものは「邪剣」として忌み嫌っており、それを持つとあらゆる功夫・奥義を使えなくなる弱点がある。 この門派の掌門は「大剣聖」と呼ばれている。また、「七星剣侠」という7人の最高幹部がおり、彼らは北斗七星の名を冠した階位を持ち、かつて七士大剣聖が編み出した『北斗七星剣陣』を組むための奥義をそれぞれに授けられている。 現在の掌門は前掌門の嫡男で、剣の腕は凡庸である反面商才に優れ、天性の人徳もあって混乱していた組織をまとめ上げ安定させており、愚昧な見た目に反して非常に食えない人物である。だが、七岐大聖剣奪還に消極的なために内部で不満が噴出しており、独自の流派を起こして要職を牛耳ろうと暗躍する一派も現れている。 飛鳥京で誕生した流派だが、現在は大東京の玄武門にある剣聖館を総本山としている。 天蒼派(てんそうは) 法の秩序を守り、世の人々に仁愛をささげることを旨とする流派。 点穴(いわゆるツボや秘孔)を扱い、癒しや支援の能力を持つが、戒律によって武器の所持を禁じている。但し、扇や物差など純粋な武器として判断されない物を持つのは許されており、それらを武器として改良した専用武器・「天蒼暗器」が存在する。 凶門派とは、医術に反する毒を使う事と武林連合時に当時の掌門を殺害した容疑があるとして深い遺恨を持っており、門派間であからさまに対立している。 争い事を嫌う博愛主義者や医者などの医療に携わる者が多いのが特徴(勿論、前述のように凶門派が関われば話は別となる)。 奥義には回復や記憶・肉体の操作などが多いが、防御不可ダメージを与える奥義もいくつか存在しているので決して戦闘が出来ない訳ではない(天蒼派にとって、敵を倒す事は最終手段と位置付けられている)。 この門派は掌門を「天蒼太陰(てんそうたいいん)」と呼び、「天蒼十五夜花(てんそうじゅうごやか)」と呼ばれる15人もの最高幹部が掌門を補佐する。 総本山が飛鳥京にあるのだが、現掌門が盲目であり、大東京の邸宅「蒼月院」から出られない事から、掌門を排しようとする独自の動きが飛鳥京を中心に出始めている。 飛雲会(ひうんかい) 法や組織にとらわれず、人々の自由と平和を願うことを旨とする流派。 軽業と飛刀(投擲できる小刀)を駆使するスピードファイタータイプ。神出鬼没でつかみどころの無い、飄々とした印象を持つ者が多い。 しかし、自由と平和を乱す者を決して許さない厚い義侠心だけは門派の人間が共通して持っている。 内部抗争や派閥争いを繰り返す他門派(白虎派を除く)とは違い、趙飛雲を慕う想いによる結びつきがあるため、門派としての結束力は非常に強い。また、いかなる組織・門派とも関わりを持たず、掌門同士で遺恨のある天文会とすら関わろうとしない。 この門派の掌門は趙飛雲、唯一人であり、彼以外が掌門になる事も無い。但し、幹部はおろか階級も無いので「先輩」「後輩」と呼び合う程度でしかない。 六流派で唯一、本拠地を持っていない。 白虎派(びゃっこは) この世で苦しむ弱きものを助け、悪をくじくことを旨とする流派。 棍と拳法・掌法を扱う屈強なパワーファイタータイプで、攻撃や防御、自己回復といった奥義を持つ。 弱きものを決して見捨てない義侠心と公正中立を貫く強い意思を持つ者が多く、門派自体もあらゆる組織と距離を取っており、関わりを持とうとはしない。ただし、丐幇だけは別で、彼らとは固い結び付きを持っており、特に情報面で協力体制にある。 唯一、軽功を使えないため、所謂ワイヤーアクションを連想させるロールプレイが出来ないが、その代わりにあらゆる物を破壊し突破する荒技とも言うべき功夫を持っており、豪快さにかけては門派一である。また「古白虎派」を源流としていると言われているが、剣聖派と違い、口伝でしか伝えられていないため、確証を得るのは困難である。 一応ではあるが戒律もあり、それは「義侠心を第一に重んじる事」と「江湖の掟を重んじ、それを守る事」である。それ故に、義侠心の無い恥ずべき行為をした者に対しては例え同門の師父であろうとも、その人格を否定するほど、最も義侠心を重んじる門派である。 この門派の掌門は「大酔侠」と呼ばれている。幹部も階級も存在しないが、義侠心の元に門人が一致団結する事もある。そのため、飛雲会以外の他門派に起こっている内部争いとも無縁である。 本拠地は白虎派開祖が白虎風雷拳を開眼した北方の「白虎山」とされている。 凶門派(きょうもんは) いかなる法や組織にもとらわれず、悪を滅する断罪の手となることを旨とする流派。 暗器や毒手の使い手である暗殺者。ただ、その特殊性ゆえに本来の目的から逸脱して悪事に手を染める者が後を絶たない事から民衆からも恐れられている。 かつて天文会とは同盟関係にあったが、当時の掌門が「世の安寧を願う」目的で天文会を裏切り武林連合に加盟するが、後に当時の天蒼派掌門の殺害容疑をかけられた事から天蒼派と敵対関係になった上に連合を追放される形で脱退。当時の掌門は自害に追い込まれ、前述の経緯から天文会からも敵視されている。 その後、新たな掌門が金による暗殺を推奨した事でこの門派を恐怖の代名詞にしていったが、近年、突如現れた怪人『清風判官』・西門銀沙が掌門を始めとした105人の外道を殺害し、新たな掌門に就いた。その際に西門銀沙は「悲しみから目を逸らすな。我らが『毒手』は、か弱き者たちの復讐の、唯一の『断罪の手』である」という新しい戒律を作り、門人たちに課した。 これらの経緯から本来の目的を貫き通す事が出来る心意気を持つ者は希有に近い(勿論、演じるPCとしての立場はこれである)。 毒に精通し、一撃必殺の奥義を多く持つのが最大の特徴。 この門派は掌門を「五毒凶手(ごどくきょうしゅ)」と呼ぶ。また、「五毒判官(ごどくはんがん)」と呼ばれる掌門を補佐し、門派内の粛清を担う5人の最高幹部がいる。彼らは「黄蝦蟇」「赤蠍」「白蛇」「黒蜥蜴」「青百足」という毒に因んだ生物の名を持ち、本来の姿と本名を知るのは五毒凶手だけである。彼らは人前に出る時、それに象徴される仮面を被って現れる。 扶桑南方の密林の中にある「五毒洞」を総本山としている。 天文会(てんもんかい) 腐敗した朝廷を倒し、天文会総帥である覇王・「瑞覇」が統治する、孤児が生まれない平和な世を作り出すことを理想とする流派。 瑞覇が奪った陰陽八卦の奥義から開眼して生み出した「天文八卦掌」と呼ばれる妖術と掌法を使い、「天文鉄布」と呼ばれる気功で武器やロープ等に変化させる長い布を専用武器とする魔法戦士タイプ(というよりは「機動武闘伝Gガンダム」の東方不敗マスターアジアを連想して頂いた方が早いかもしれない)。 天文会の武侠は瑞覇に引き取られた戦災孤児が殆どであり、彼に救われ育った境遇から瑞覇に対する忠誠は絶対のものを持つ。それ故に瑞覇を軽んじたり悪口を言う者を許す事はせず、相応の制裁を与えるべきと考える者が圧倒的に多い。 朝廷のみならず、ほぼ全ての門派とは多かれ少なかれ敵対関係の状態にある。以下はその理由。・剣聖派:朝廷を守護する門派ゆえに最も激しく対立しており、遺恨も深い。更に瑞覇が過去に剣聖派の武侠48人を殺害しており、当時の大剣聖(現大剣聖の父親)も決闘の末に殺害して掌門の証でもある『七岐大聖剣』を奪った経緯から、それを巡る抗争も未だに続いており、互いの遺恨を更に深めている。 ・天蒼派:現在の掌門によって天文会武侠が大東京から掃討された事による遺恨から対立している(天蒼派自体はそれほど対立心を持っていないが、命を吸い取る奥義が天文会にある為、これに対する嫌悪を隠す事はしない)。 ・飛雲会:趙飛雲が瑞覇との決闘で行った行為が卑怯であり、許されないと遺恨を持っており、軽蔑している(ただ、飛雲会自体が関係を持とうとしない為、一方的に映るというのも否めない)。 ・凶門派:自分達を裏切って武林連合に加入した事に対する遺恨を持っており、対立とまではいかないが軽蔑はしている(凶門派側は中立を保っている)。 ・東西朝廷:少数の天文会武侠に数万の軍隊を敗走させられる恥辱を味わった経験から「お尋ね者」としてつけ狙うほどの怨恨関係にあり、都や大都市への出入りを禁じられているばかりか関所も抜ける事すら許されていない。勿論、天文会にとっては朝廷こそ『不倶戴天の敵』に他ならない。 ・白虎派:「取るに足らない門派」と言う理由で軽蔑している(逆に言えば、表立って敵対している訳でもない)。 「魔侠」と(剣聖・天蒼の両派からは特に)呼ばれてこそいるが、本来はあくまでも力の弱い民衆を守り、彼らを虐げる朝廷やその兵たちに対し敢然と立ち向かう門派であり、他門派と方向性こそ違えども正義の士である事には変わらない。ただ、この方向性ゆえに朝廷守護の剣聖派とは主義や思想が正反対であり、前述のように敵対関係になるのは、まずもって避けられない。 総帥の下には「天文会十三鬼将」と呼ばれる13人の最精鋭の将軍がいたが、第一鬼将・「血煙女」緑雲以外の全員が「武林連合(天文会、白虎派、凶門派以外の門派の連合。後に凶門派が天文会を裏切り、加盟した)」によって次々と討ち取られ、更には十三鬼将最強の女侠でもある緑雲も、大東京に向かったまま行方不明となり壊滅状態である。 唯一無二の戒律は「敗北は許さない」事であり、負けた場合は復讐を成し遂げるまで破門された状態となる。 総帥(掌門と同義)は「覇王」と呼ばれるが、これは瑞覇のみが許された称号である。また前述のように彼が選抜した13人の精鋭を「十三鬼将(じゅうさんきしょう)」と呼ぶが、瑞覇が任命しなければなれないため、現在では行方不明になった第一鬼将の緑雲以外、空位である。また、現在では指導者不在の状態であるために内部争いが激化し、外道となる者も後を絶たない状態で、組織としての崩壊の危機にある。 総本山は扶桑中原の不死山の麓にある「覇洞」と呼ばれる洞窟。現在、瑞覇はこの覇洞にこもり、内傷の治療に専念している。 その他の流派 古朱雀派、古青龍派、古白虎派 剣聖派として現在も残る「古玄武派」と共にかつて大殺戒を止めようと戦った流派。古朱雀派:刀を武器とする流派。飛雲と瑞雲(後の瑞覇)が教えを受けていた樹上老人以外、存在が知られておらず、現在も残っているかは不明である。 古青龍派:槍を武器とする流派。後に青龍派と呼ばれる門派となったと伝えられる。但しこれは口伝であり、流派としても一般に知られていない為、確認は困難。 古白虎派:棍を武器とする流派。白虎派の源流と言われているが、口伝のみのため確証を得る事は困難であり、実際にそれを確認する術も無い。 これらはサプリメントに追加される予定だったが、サプリメント自体が発売中止となった。 扶桑少林寺派(ふそうしょうりんじは) 扶桑すべての武芸の源流を自認している門派。謎に包まれており、一説によれば、ゆうに36種を超える武器の[門派功夫]を有していると言われている。 かつては一般の者が帰依する事で伝わっていたが、瑞覇から教えを乞われたのを門前払いにした為に彼の怒りを買い、門派の僧侶が殺されてしまったのを機に外界との接触を断ち、門戸を堅く閉ざして所在も分からなくしている。それにより、余程の事情・事態にならない限り、門派の僧が外界に出る事は無い。この門派の長は「方丈(ほうじょう)」呼ばれる。 この流派は映画「少林寺三十六房」を参考にして頂けると分かりやすいだろう。 丐幇(かいほう) 厳密には流派では無く、物乞い達で組織された幇会(秘密結社)。打狗棒(犬打ち棒)と横になった姿勢から拳を繰り出す睡夢羅漢拳(すいむらかんけん)を使う組織である。 長となる幇主(ほうしゅ)は開祖の打狗棒を幇主の証として受け継ぎ、更には打狗棒法と睡夢羅漢拳を伝授される事によって、初めて幇主の座に就く事が出来る。 丐幇に属する物乞い達は弱い者の心を誰よりも知り、義侠心に厚い者達ばかりである。また恐るべき情報収集能力を有し、正義と義侠心の為ならば、その援助を惜しむ事はしない。 現在は現幇主と白虎派の現掌門との間には義兄弟の契りが成され、白虎派との協力体制にある。
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門派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 08:54 UTC 版)
王朗の没後、蟷螂拳は動作が俊敏剛猛で技法が細密な硬蟷螂拳(七星蟷螂拳(羅漢派、少林羅漢拳からの派生)・梅花蟷螂拳(大極梅花派(連続攻撃を得意とする))・秘門蟷螂拳(動作が細かく姿勢が低い、秘密裏に伝承(秘門派))と、内家拳を思わせるような緩やかな套路を練る軟蟷螂拳(六合蟷螂拳(馬侯派、少林六合拳や槍術からの派生、実際は硬軟剛柔相済))に分派したといい、それからも八歩蟷螂拳(率手派、硬軟の中間派、七星蟷螂拳、通背拳、形意拳、八卦掌、四派の融合、八卦掌由来の実戦歩法に特徴あり)や通背蟷螂拳、太極蟷螂拳、光板蟷螂拳、服家蟷螂拳、少林通背蟷螂拳、率手蟷螂拳、長拳螳螂門(高道生氏創始)、八極蟷螂拳(八極拳との融合派、台湾出身の蘇昱彰創始)、蟷螂猿拳、などの数多くの分派を生み出し、それらは中国全土に広く普及した。
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門派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 10:22 UTC 版)
制定拳(中国が国家として制定した套路)の長拳、太極拳、南拳は、それぞれ、北派の外家拳、内家拳、および南派拳術から技を抜粋し競技スポーツ用に編集したものであると考えられる。 これ以外の古来の主な伝統武術を列挙すると下記のように分類することが出来る。 北派(外家拳)少林拳、査拳、翻子拳、八極拳、蟷螂拳、鷹爪拳(鷹爪翻子拳)など 北派(内家拳)太極拳、八卦掌、形意拳 南派武術(さらに広東南拳と福建南拳に分類できる)洪家拳、詠春拳、蔡莫拳、白鶴拳、蔡李佛、白眉拳など 分類の正当性については異論があるがここでは便宜上、上記分類に従った順番で各武術を紹介する。 別の分類の例として、伝統武術の四大流派は、華拳、峨媚拳、武当拳、少林拳とする説があり、多くの門派はこれらから分かれたとされる。
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