流儀
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/07 05:09 UTC 版)
流儀(りゅうぎ)または流派(りゅうは)[1]は、ひとつの分野について他との技(技術・技能)、手法、心構え、表現の目的、表現にあたっての解釈などの差異を理由として形成された集団。また流儀は、個人あるいは集団が奉ずるその分野に対する考えかた、取組みかたそのものをも指し、流儀の担い手である人間集団の形成が流派の成立でもある[2]。
- ^ 「芸術・武術などの、その流派や家に昔から伝えられている仕方。流派」(スーパー大辞林より)
- ^ 『ビブリア 第80号、第82-85号』(天理大学出版部)157頁
- ^ 第3章 家元制度 趣味としての和算 江戸の数学(国立国会図書館)
- ^ 千宗左『茶の湯随想』(主婦の友社、2001年)52-53頁.
- ^ TETSUZAN KURODA La tradition en héritage, Première parution : "Dragon magazine n° 4", avril 2013, Shimbukan Kuroda Dojo Europe
- ^ 世界大百科事典「武道」より コトバンク
- ^ 三隅治雄『原日本・沖縄の民俗と芸能史』(沖縄タイムス社、2011年(1972年初出)),「流派輩出の契機」項より
- ^ 川本亨二「近世庶民の算数教育にみられる和算家像」(日本大学教育学雑誌第31号、1997)19頁
- ^ a b c d 水野忠文ほか「武道の流派(家元制)について」(日本体育学会、1968年)355頁
- ^ a b c 魚住孝至『武道の歴史とその精神 概説』(国際武道大学)
- ^ a b 中村昌生編『公共茶室』(建築資料研究社, 1994年) 5, 10頁.
「流派」の例文・使い方・用例・文例
- デモクリトスの原子論はギリシア哲学の主流派からは受け入れられませんでした。
- そのボイコットに参加した非主流派もいた。
- その作品は小説の新流派を生むだろう。
- 美術の流派.
- ラファエロとその流派[一門].
- 何の流派ですかって? 私のお花は自己流ですわ.
- 政治的反主流派が会議を妨害した
- 反射光の印象を与えるために、純粋な色を使って感覚的印象を描写した19世紀後半のフランス人画家の流派
- 1950年代に英国に現れて、1960年代に米国と英国で普及した美術の流派
- 特定の芸術家、流派または運動のスタイル
- 特定の芸術家、絵または美術の流派の色の特性の範囲
- 一部のグループまたは流派によって権威があると認められている信念(または信念の体系)
- 景気を刺激する手段として生産のコストを強調する経済学の理論の流派
- 脱構築の哲学理論に基づく建築術の流派
- 見る人の視点を混合するきれいな色の小さい点で絵を描く技術を使用した画家の流派
- アメリカ芸術の、初めての首尾一貫した流派
- 1890年代のフランスのアールヌーヴォーに類似したオーストリアの芸術の流派
- ゼノンが創設した、古代ギリシャの哲学の流派の一員
- 同じ流派の人
- その流派の本家として芸道を受け継いでいる家
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