絵を描く
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 10:03 UTC 版)
「サツキ (オランウータン)」の記事における「絵を描く」の解説
2006年冬、飼育員がサツキの前でクレヨンで数日間、絵を描いて手本を見せたところ、好奇心旺盛なサツキは興味津々であったため、サツキに画用紙とクレヨンを与えたところ、絵を描きはじめた。サツキははじめから右手の親指と人さし指でクレヨンをきれいにつまみ、画用紙にクレヨンをこすりつけるように描いた。 サツキは緑、青、黒など9色のクレヨンを一本ずつ用いる。また、絵が気に入らないと破き、気に入る絵が描けると、じっと眺めたり、においをかぐという。サツキは、はじめて絵を描いて以降、死ぬ直前まで、週1回程度の約30分間、毎回4〜5枚ほどの絵を描き続けた。 日本国内のオランウータンが描く絵を見比べた齋藤亜矢(京都大学野生動物研究センター・助教授)は、2013年、サツキの絵について、(他の個体の作品に比べて)「力強い往復線で描かれ、クレヨンの扱いに慣れている。色を塗り分けて面を作っているような絵もあり、動きがあって面白い」と分析している。 サツキの死後、サツキの描いた絵の行方は不明だったが、飼育員らが動物園内で物置にしている部屋から4作品を見つけた。2013年3月下旬から、保存状態の良い3作品をサツキが飼育されていた展示室前に飾り付けた。 天王寺動物園の別のオランウータン「モモコ」は絵を描かず、クレヨンを与えても、すぐに食べてしまったという。また、サツキも使い終わったオレンジ色のクレヨンは食べていた(クレヨンは食べられる素材)。
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「絵を描く」の例文・使い方・用例・文例
- 私の母はパステルで花の絵を描くのが好きです
- 彼は絵を描くのがうまい
- 彼女の趣味は絵を描くことだ
- 子供はよく距離感のない絵を描く
- 皆で一枚の絵を描く
- 量産を目的に作られた版画です。絵を描く人、木を彫る人、そして刷る人の共同作業によって作られました。
- 私は下手な絵を描く。
- 干し草を作る人の絵を描く
- 彼は乱暴に絵を描く。
- 私は水彩絵の具よりもコンテを使って絵を描くのが好きだ。
- プロの画家が絵を描くとき
- 私は絵を描くことが好きです。
- 私は絵を描くのが下手です。
- 彼は少年の頃から絵を描くことが好きだった。
- 彼はとても上手に絵を描く。
- 絵を描くことは私にとってとても楽しい。
- 紙に自分の好きな絵を描く。
- 彼は女性の絵を描くことが多いように思った。
- 私は絵を描くのが楽しかった。
- 私は絵を描くのも楽しかったし、みんなで作品を作ることも楽しかった。
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