むてかつ‐りゅう〔‐リウ〕【無手勝流】
無手勝流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/16 02:38 UTC 版)
概要
勝負において、戦わずに勝つ、力によらず策で勝つことを意味する。転じて、自分で編み出した流儀、すなわち自己流により物事を行うことや、自分勝手に物事を行うことも無手勝流と言うことがある[1]。
由来
戦国時代、塚原卜伝という剣豪がいた。ある時、卜伝は渡し船の中で若い剣士に真剣での勝負を挑まれたが、卜伝は相手を先に陸に上がらせると、船中にあった竿で船を突き離し、「戦わずして勝つ、これが無手勝流だ」と言って相手の血気を戒めたという。この故事が無手勝流という言葉の由来とされる[3]。
脚注
- ^ “無手勝流(むてかつりゅう)とは? 意味・読み方・使い方 - 四字熟語一覧”. goo辞書. 2024年11月5日閲覧。
- ^ Inc, Shogakukan. “何と読む?四字熟語「無手勝流」の意味と正しい使い方|@DIME アットダイム”. @DIME アットダイム. 2024年11月5日閲覧。
- ^ 日本国語大辞典,四字熟語を知る辞典, デジタル大辞泉,精選版. “無手勝流(ムテカツリュウ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月5日閲覧。
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