じん‐よう〔ヂン‐〕【陣容】
陣容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 10:23 UTC 版)
ビチナで対峙した両陣営の軍は多くの点で似通っていた。マクシミリアン軍は総勢約6500人で、うち約半数の3290人が歩兵だった。兵士は主にシレジア人、ハンガリー人、モラヴィア人で構成され、4門の重砲と十数門の軽砲を有していた。ザモイスキ軍は総勢約6000人、うち騎兵が3700騎で歩兵が2300人、加えて大砲数門を持っていた。マクシミリアン3世側には、「ワンツトの悪魔」スタニスワフ・スタドニツキ率いる600騎のポーランド騎兵が参加していた。またこの陣営には、詩人としても知られるポーランド貴族アダム・チャフロフスキも参加していた。全体としてマクシミリアン軍は歩兵の面で、ザモイスキ軍は騎兵の面で優っていた。ポーランドでは優れた機動性と突撃の破壊力を備えた騎兵が重視され、歩兵は騎兵を支援する立場にあった。
※この「陣容」の解説は、「ビチナの戦い」の解説の一部です。
「陣容」を含む「ビチナの戦い」の記事については、「ビチナの戦い」の概要を参照ください。
「陣容」の例文・使い方・用例・文例
陣容と同じ種類の言葉
- >> 「陣容」を含む用語の索引
- 陣容のページへのリンク