たい‐しょう〔‐セウ〕【対照】
読み方:たいしょう
[名](スル)
1 二つの事物を照らし合わせて比べること。「訳文を原文と—する」「—表」
2 全く性質の違う物どうしを並べ比べたとき、その違いがきわだつこと。また、その取り合わせ。コントラスト。「明と暗がおもしろい—をなす」「—の妙」
[用法] 対照・対比——「筆者が違う同一人物の伝記を対照(対比)して読む」「色の対照(対比)が鮮やかだ」など、比べ合わせるの意では相通じて用いられる。◇違いがきわだつの意では「対照」の方が多く使われる。「二人の性格は剛と柔のいい対照だ」「対照の妙」などでは「対比」は用いない。◇「対比」は、二つ以上のものを比べて、その違いをはっきりさせる意で多く使われる。「目標数と達成数を対比したグラフ」◇類似の語「比較」は、比べ合わせて違いを考える意では最も広く使われる。「昨年同期の物価と比較する」「比較にならない実力の差」などでは、普通「対照」「対比」は使わない。
対照
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/26 13:42 UTC 版)
ウィキペディアには「対照」という見出しの百科事典記事はありません(タイトルに「対照」を含むページの一覧/「対照」で始まるページの一覧)。 代わりにウィクショナリーのページ「対照」が役に立つかもしれません。 |
対照
「対照」の例文・使い方・用例・文例
- 青いカーテンは白い壁と美しい対照を成している
- 都会生活とは対照的に田舎では時間がゆっくりと過ぎるように思えた
- 彼女の上品なふるまいは彼女の姉とはまったく対照的だった
- 先生はその2つの詩を比べ対照させた
- 白いヨットは青い海と対照を成していた
- 彼の娘は息子とは対照的に元気で活発だ.息子のほうは頭はいいのだが
- 無作為抽出、二重盲検、プラセボ対照の試験を行う
- 不等な対照群
- 彼女の赤い唇は顔面蒼白と著しい対照をなしていた。
- 負債性引当金は貸借対照表上の負債として計上される。
- 国民貸借対照表は国民経済計算(SNA)の一つである。
- 当社は清算貸借対照表の作成をその会計事務所に委託した。
- 対照的に私たちの性格はとても違います。
- 私達の売り上げの増加とは対照的に
- 対照的に彼らは運動が下手だ。
- 彼らは彼女と対照的によく働く。
- この件には全ての学生が対照になります。
- 米国の豊かさは発展途上国の貧しさと比較対照される。
- 夫は妻とは対照的に、買い物を楽しんでいないようだった。
- 彼女の新しい小説は前作とは対照的にとても面白い。
対照と同じ種類の言葉
品詞の分類
「対照」に関係したコラム
-
株式の投資基準とされる固定比率とは、企業の固定資産の株主資本に対する割合をパーセンテージで表したものです。固定比率は、固定資産は返済不要の株主資本以下に収めるべきという考えに基づいて算出し、投資の判断...
-
株式の投資基準とされる固定長期適合率とは、企業の固定資産の株主資本と固定負債に対する割合をパーセンテージで表したものです。固定長期適合率は、固定資産が株主資本と固定負債の合計額以下かどうかを調べるため...
-
株式の投資基準とされる当座比率とは、流動負債の当座資産の割合をパーセンテージで表したものです。当座比率は次の計算式で求めることができます。当座資産÷流動負債×100例えば、当座資産が6億円、流動負債が...
-
株式の投資基準とされる流動比率とは、流動負債の流動資産の割合をパーセンテージで表したものです。流動比率は次の計算式で求めることができます。流動資産÷流動負債×100例えば、流動資産が10億円、流動負債...
-
株式の投資判断とされる売上債権回収率とは、売上債権の売上高の割合をパーセンテージで表したものです。売上債権とは、売掛金や受取手形のことで、貸借対照表では現金や商品、有価証券などと同じく流動資産として計...
- >> 「対照」を含む用語の索引
- 対照のページへのリンク