しるし‐ぶみ【▽伝▽記/▽文▽史】
読み方:しるしぶみ
でん‐き【伝記】
伝記
伝記(記録、文書)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 19:26 UTC 版)
伝記(でんき、しるしぶみ)とは、記録や文書のこと。または、古来伝わる事柄の記録。伝説・伝承を書き記したもの。古伝、伝とも言い、『烏丸鮮卑東夷伝』、『魏志倭人伝』のように記される。「しるしぶみ」と読む場合、「文史(文学と史学のこと)」とも書く。
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伝記(個人の事績の記録)
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伝記(でんき)とは、前項のうち記録対象を個人に限定したもので、記録する行為自体も指す。ある特定の人物の生涯を、時間に沿って記述しながら、対象となる人間の性格や業績などをたどるもの。こちらも伝と略されることがあり、『○○(人物名)伝』のように記される。筆者が自身について書いたものは、特に自伝(自叙伝)という。 歴史的には、時代により、そのパターンや表現方法に大きな差が見られる。 中世ヨーロッパにおける聖人の物語や、罪人の物語なども広く伝記のルーツとして認められてはいるが、これらは道徳的要素が強く、現在的な意味で言う伝記とは趣を異なるものとしている。 中国の『史記』の中に「列伝」が設けられて歴代の紀伝体正史に引き継がれ、中国や古代日本において漢文による伝記が書かれた。日本におけるものは、後世の仮名交じり文による伝記と区別して特に漢文伝(かんぶんでん)と呼ぶ。 伝記の性質・意義は、当然ながら時代の流れで変化し、特に20世紀の心理学の発展は、伝記のあり方に大きな影響を与えた。
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「伝記」の例文・使い方・用例・文例
- 伝記
- その俳優はジョージ・ガーシュインの伝記映画で主演した。
- その実業家に関する彼の本は主人公を理想化した伝記のように見える。
- 私は彼の伝記を読んでいます。
- 良い伝記はおもしろくて、ためにもなる。
- 彼はある有名な詩人の伝記を書いた。
- 彼の伝記は全くの事実に即して書かれたものだ。
- 伝記を書くことが難しいのは、それが半ば記録であり、半ば芸術であるからだ。
- 世界の歴史は偉人の伝記に外ならない。
- 私は写真画を使って彼の伝記を話した。
- 偉大な天才は最短の伝記を有する。
- リンカンの伝記は世界中の子供に読まれている。
- 伝記.
- シュバイツァー博士の伝記に発奮して自分も医者になろうと思った.
- その伝記は彼の公的生活だけではなく私的な面, とくに女性遍歴にもくわしい.
- 教育上の見地より見れば伝記的の歴史は史学以上の価値がある
- 彼の伝記は数回に亘って掲載されてた
- バイロンの出版された伝記には、上手く、楽しく書かれた長所があった
- 伝記…鑑賞的であるが目的において公正である−タイラー・デネット
- 慎重に参照をつけられた伝記
伝記と同じ種類の言葉
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