烏丸

デジタル大辞泉

うがん〔ウグワン〕【^×烏丸／^×烏^×桓】

読み方：うがん

漢代に、中国北方にいたアルタイ語系遊牧民族。前3世紀に匈奴(きょうど)に敗れた東胡の後裔。後漢末期に勢力を強め、中国北辺を侵したが、207年に魏(ぎ)の曹操(そうそう)に滅ぼされた。

からすまる【烏丸】

読み方：からすまる

平安京の南北の小路。現在の烏丸(からすま)通りにあたる。

隠語大辞典

烏丸

読み方：からすまる

1. 烏丸。誰にも振舞ふ尻軽女の意。烏丸枇杷葉湯より出づ。「金の草鞋」に「浜松の鍋屋のお岩おいねどれもそんなによかアねえがとんだ手があつて大の烏丸さ」とあり、又清元雲助の文句に「多くの恋の歌どころでも烏丸ではないわいな」とあり。「枇杷葉湯」（※「びわようとう」）参照。「医者の下女枇杷葉湯はあたまへ」「しておいて烏丸とはにくい口」。
2. 誰にも振舞ふ尻軽女の意。烏丸批把葉湯より出づ。
3. 誰にも振舞う尻軽女のこと、京都烏丸の枇杷葉湯から出た語。

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地名辞典

烏丸

読み方：カラスマ（ｋａｒａｓｕｍａ）

所在 京都府京都市下京区

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

駅名辞典

烏丸

読み方：カラスマ（ｋａｒａｓｕｍａ）

所在 京都府(阪急電鉄京都本線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

烏丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/02/13 00:11 UTC 版)

烏丸（からすま）

• 烏丸小路 - 平安京の左京を南北に走っていた小路の一つ。室町小路の東、東洞院大路の西。今日の烏丸通（下記）。
• 烏丸通 - 京都市を南北に走る目抜通りの一つ。かつての烏丸小路（上記）。
• 烏丸線 - 京都市営地下鉄の路線の一つ。大部分が上記の烏丸通の下を走ることがその名称の由来。
• 烏丸駅 - 京都市にある阪急京都本線の駅。四条烏丸交差点の真下にある。
• 烏丸半島 - 滋賀県草津市にある琵琶湖の南湖に突き出した狭隘な土地。

烏丸（からすま、からすまる） - 日本人の名字の一つ。

• 烏丸家（からすまるけ） - 公家の名家、華族の伯爵家の一つ。

烏丸（うがん）

• 漢代から魏の時代にかけて中国北方に勢力を張った遊牧民族・烏桓（うがん）の別表記。

関連項目

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烏丸（からすま）

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「るくるく」の記事における「烏丸（からすま）」の解説

数が瑠玖羽達を祓うために呼んだ女エクソシスト。父親の代理で登場。通信講座で資格をとったらしい。悪魔祓いのための装備として、（鉄板入り）聖書、（ポリタンクに入った）聖水、（巨大注射器に入った）無害な薬、（通信販売で買った）邪悪探知機等がある。魔女狩りの実史における酸鼻を極めた残酷な行為（拷問）に対するパロディといえよう。その後、ヨフィエルを凌貫から分離させるために再度登場した。