京都市営地下鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 00:51 UTC 版)
京都市営地下鉄(きょうとしえいちかてつ)は、京都市交通局が運営する地下鉄。烏丸線・東西線の2つの路線があり[2]、西京区を除く京都市内10区と宇治市を通っている。条例上の正式名称は京都市高速鉄道である[3][4]。
注釈
- ^ 東西線は9月20日に運転を再開。京阪京津線は追分駅 - 上栄町駅の土砂災害が甚大だったために9月29日から運行再開し、9月30日から通常運転に戻る。
- ^ 京阪バスと京阪京都交通は継続予定。
- ^ 一例として、京都高速鉄道(解散)が建設した東西線の三条京阪 - 御陵間の建設費は、事業免許を取得した時点での建設費が610億円と想定されていたのに対し、実際の建設費は1,544億円となった。当該区間は工事時期がバブル景気と重なったことも建設費高騰の原因とされるが、同時期に計画・建設された大阪の片福連絡線(JR東西線)の建設費は、計画時点での2,800億円に対し、実際には3,200億円程度と、京都市営地下鉄ほどの極端な増加は見られない。
- ^ 2007年4月から順次委託が開始されており、2019年4月現在、17駅での出札業務・案内業務が日本通運と京都市交通局協力会に委託されている。
- ^ 区間ごとでは、北山-竹田で222億円、北山-国際会館で174億円である。
- ^ 区間ごとでは、醍醐-御陵、三条京阪-二条で316億円、御陵-三条京阪で359億円、六地蔵-醍醐で232億円、二条-太秦天神川で162億円である。
出典
- ^ a b c d 京都市交通事業白書
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v “京都市交通事業白書(事業概要)令和2年度”. 京都市交通局 (2023年5月4日). 2023年5月5日閲覧。
- ^ “京都市交通事業の設置等に関する条例”. 2022年9月11日閲覧。
- ^ “利用客に通じないので「地下鉄」と称しているが正式名称は「京都市高速鉄道」”. 京都新聞. 京都政界辞典. 京都新聞社 (2023年5月4日). 2023年5月5日閲覧。
- ^ 『佛教大学学報』通巻31号
- ^ “【令和3年3月実施】市バス新ダイヤ及び地下鉄のコトキン・ライナー(終電延長)の休止”. 京都市交通局 (2021年1月23日). 2021年1月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月20日閲覧。
- ^ “【広報資料】各種割引乗車券等の抜本的見直し及び現行乗車券の取扱いについて”. 京都市交通局 (2021年5月30日). 2021年5月26日閲覧。
- ^ 【広報資料】「京都 地下鉄・バス ICポイントサービス」の御利用方法等について - 京都市交通局、2022年12月6日
- ^ a b c d ポイントサービスの導入に伴い廃止する割引乗車券及び割引サービスの取扱いについて - 京都市交通局、2023年1月16日
- ^ a b c d e “定期券以外の運賃(地下鉄)”. 京都市交通局公式サイト (2019年10月1日). 2019年10月7日閲覧。
- ^ “消費増税、地下鉄や二条城も値上げ 京都市、10月から78項目”. 京都新聞 (京都新聞社). (2019年5月4日). オリジナルの2019年10月3日時点におけるアーカイブ。 2019年10月3日閲覧。
- ^ “現行・改定運賃比較表(地下鉄)”. 京都市交通局 (2019年9月5日). 2019年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月3日閲覧。
- ^ a b “乗継割引サービス【ICOCAやPiTaPaなど全国10種類の交通系ICカードが対象】”. 京都市交通局公式サイト (2019年3月16日). 2019年4月16日閲覧。
- ^ “「トラフィカ京カード」による乗継割引”. 京都市交通局公式サイト (2019年3月16日). 2019年4月16日閲覧。
- ^ 『鉄道ファン』通巻233号p33
- ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻364号p24
- ^ “京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョン(2019年度~2028年度)” (PDF). 京都市交通局 (2019年3月). 2019年3月29日閲覧。
- ^ 車両デザインの入札には3社が応札した。残りの2社の入札価格は、近畿車輛は396万円、川崎重工業は445万円だった。“入札執行結果詳細<物品> 入札番号:4293000510”. 京都市交通局. 2018年12月2日閲覧。
- ^ 京都市営地下鉄の新造車両、デザイン検討は「1円」…J-TRECが落札、予定価格500万円 - Responce 2017年9月1日17時発信、2018年7月31日閲覧。
- ^ “地下鉄烏丸線の新型車両「より近未来的な」外観に 内装もデザイン決定 京都市交通局”. 乗りものニュース. (2019年3月29日) 2019年8月19日閲覧。
- ^ “京都市交通局殿が烏丸線に導入する新型車両受注に関するお知らせ”. 近畿車輛 (2019年9月6日). 2019年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月18日閲覧。
- ^ 『鉄道ファン』通巻441号p88
- ^ 『鉄道ファン』通巻426号p61
- ^ 京都市交通局の財政状況についておよび京都市の交通局決算の概要、交通局主要施策の概要より。2024年3月2日閲覧。令和5年度は見込、令和6年度は当初予算。
- ^ “平成22年度京都市交通事業事務事業評価”. 京都市交通局 (2010年9月). 2015年1月23日閲覧。
- ^ “経営健全化計画完了報告書”. 京都市. 2019年3月29日閲覧。および、京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョン【改訂版】
- ^ “予算及び決算について”. 京都市交通局. 2015年1月23日閲覧。
- ^ 京都市、JR京都駅南側などで建物の高さ規制を緩和へ…子育て世代の定住・企業誘致を図る:地域ニュース : 読売新聞オンライン
- ^ a b c d e f g h i j k l “令和3年度 地下鉄事業の現況”. 一般社団法人 日本地下鉄協会. 2022年9月11日閲覧。
- ^ a b c d e f “京都市営地下鉄”. 一般社団法人 日本地下鉄協会. 2015年1月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “京都市営地下鉄 車両”. 一般社団法人 日本地下鉄協会. 2015年1月23日閲覧。
- ^ “平成26年度京都市交通事業予算概要” (PDF). 京都市交通局 (2014年2月7日). 2014年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月23日閲覧。
- ^ “京都市営地下鉄烏丸線烏丸御池駅に可動式ホーム柵設置”. railf.jp 鉄道ニュース (2014年11月26日). 2015年1月13日閲覧。
- ^ “京都市交通局殿向東西線ホームドア”. 川崎重工業. 2015年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月23日閲覧。
- 1 京都市営地下鉄とは
- 2 京都市営地下鉄の概要
- 3 車両
- 4 経営状況
- 5 営業路線の概要
- 6 脚注
京都市営地下鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 18:19 UTC 版)
10系:奈良線内においては、大和西大寺駅 - 近鉄奈良駅間の地下鉄烏丸線直通の急行運用のみ。 20系:2022年3月26日から運行開始、奈良線内においては、大和西大寺駅 - 近鉄奈良駅間の地下鉄烏丸線直通の急行運用のみ。
※この「京都市営地下鉄」の解説は、「近鉄奈良線」の解説の一部です。
「京都市営地下鉄」を含む「近鉄奈良線」の記事については、「近鉄奈良線」の概要を参照ください。
京都市営地下鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 14:38 UTC 版)
「三条駅 (京都府)」の記事における「京都市営地下鉄」の解説
京都市営地下鉄東西線(三条京阪駅)東西線三条京阪駅 - 御陵駅間は廃止された京津線京津三条駅 - 御陵駅間の代替路線としての性格を備え、東西線には御陵駅から京津線びわ湖浜大津方面に乗り入れる直通列車が設定されている。長らく京津線とは改札内で直接乗り換えることが出来たが、1987年(昭和62年)に京阪本線が地下化し、改札外乗り換えで京津線のみしばらく地上に残っていた。1997年(平成9年)には地下鉄東西線に京津三条駅 - 御陵駅間の区間を譲り、京津線の京津三条駅 - 御陵駅間は地下鉄東西線として事実上地下化し、以降京津線は地下鉄東西線経由(三条京阪駅)で三条に乗り入れることとなった。 周辺地域(地下鉄駅や京阪バスのバスターミナル等)を含めて、三条京阪という通称で呼ばれている。
※この「京都市営地下鉄」の解説は、「三条駅 (京都府)」の解説の一部です。
「京都市営地下鉄」を含む「三条駅 (京都府)」の記事については、「三条駅 (京都府)」の概要を参照ください。
京都市営地下鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:46 UTC 版)
1995年(平成7年)9月20日 - 地下鉄東西線の山科駅の建設工事が開始される。 1997年(平成9年)10月12日 - 二条駅 - 醍醐駅間の開業に伴い、駅開業。地下鉄の駅はJR・京阪京津線との連絡のために設けられることが決まった。しかし実際には京阪京津線との接続駅の役割は隣の御陵駅が担っている。 またその頃に都市再開発が行われた。再開発以前は京阪線とJR線の間に京阪バス乗り場があった。現在は京阪線より南に路線バスおよびタクシー乗り場がある。同バスターミナルには京阪バス(山科・醍醐・六地蔵方面)と高速バス(東京方面)が発着する。 2007年(平成19年)4月1日 - ICカード「PiTaPa」の利用が可能となる。
※この「京都市営地下鉄」の解説は、「山科駅」の解説の一部です。
「京都市営地下鉄」を含む「山科駅」の記事については、「山科駅」の概要を参照ください。
京都市営地下鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:46 UTC 版)
京阪バスロータリーの地下辺りに位置し、スクリーンドアが設置された島式1面2線ホームを持つ。地下鉄東西線の駅は駅ごとにステーションカラーが制定されているが、山科駅のステーションカラーは■藤紫。JR駅の改札前に階段およびエスカレーターがあり、それを降りてなだらかなスロープを進むと地下鉄改札前に至る。定期券売り場あり。 なお、京阪山科駅が近接しているため、当駅から御陵駅経由の京阪京津線への連絡切符は購入できない(詳しくは、京阪山科駅#直通運転と2つの「山科駅」の運賃問題を参照)。 2014年10月には、山科駅改札外と改札内に京都市交通局が運営する駅ナカ商業施設「コトチカ山科」が開業している。 太秦天神川方面ホーム コトチカ山科
※この「京都市営地下鉄」の解説は、「山科駅」の解説の一部です。
「京都市営地下鉄」を含む「山科駅」の記事については、「山科駅」の概要を参照ください。
京都市営地下鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:59 UTC 版)
1997年(平成9年)10月12日 - 【地】京都市営地下鉄東西線の二条駅が開業。当時は終着駅であった。 2007年(平成19年)4月1日 - ICカード「PiTaPa」の利用が可能となる。 2008年(平成20年)1月16日 - 京都市営地下鉄東西線が当駅から太秦天神川駅まで延伸され、途中駅になる。
※この「京都市営地下鉄」の解説は、「二条駅」の解説の一部です。
「京都市営地下鉄」を含む「二条駅」の記事については、「二条駅」の概要を参照ください。
京都市営地下鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:59 UTC 版)
島式ホーム1面2線の地下駅である。東西線の駅は駅ごとにステーションカラーが制定されており、当駅のステーションカラーは■山吹色である。
※この「京都市営地下鉄」の解説は、「二条駅」の解説の一部です。
「京都市営地下鉄」を含む「二条駅」の記事については、「二条駅」の概要を参照ください。
京都市営地下鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 05:44 UTC 版)
京都市営地下鉄では、東西線の六地蔵駅 - 醍醐駅間が延伸開業した2004年11月26日から導入された。 烏丸線 (K / Karasuma) 国際会館駅 (K01) - 竹田駅 (K15)竹田駅には近鉄の駅番号 (B05) も付される。 東西線 (T / Tozai) 六地蔵駅 (T01) - 太秦天神川駅 (T17)
※この「京都市営地下鉄」の解説は、「駅ナンバリング」の解説の一部です。
「京都市営地下鉄」を含む「駅ナンバリング」の記事については、「駅ナンバリング」の概要を参照ください。
京都市営地下鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 15:06 UTC 版)
京都市交通局(京都市営地下鉄)では数字で設定、末尾符号はハイフンで1-1,1-2などと設定している。
※この「京都市営地下鉄」の解説は、「出口番号」の解説の一部です。
「京都市営地下鉄」を含む「出口番号」の記事については、「出口番号」の概要を参照ください。
京都市営地下鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 15:01 UTC 版)
島式ホーム1面2線を有する地下駅である。改札口は北改札(有人)、中央1改札(有人)、中央2改札(無人)、南改札(無人)の4か所で、奈良線以外のJR在来線への乗り換えは中央2改札が、JR奈良線・新幹線および近鉄線との乗り換えは南改札が便利である。JR線の東側の地下で南北方向に交差しているため、南北自由通路からのアクセスは悪い。
※この「京都市営地下鉄」の解説は、「京都駅」の解説の一部です。
「京都市営地下鉄」を含む「京都駅」の記事については、「京都駅」の概要を参照ください。
- 京都市営地下鉄のページへのリンク