東京メトロ千代田線
東京メトロ千代田線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 10:02 UTC 版)
島式ホーム1面2線を有する地下駅。首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線が開業するまでは足立区唯一の地下駅であった。千代田線と直通している常磐線(各駅停車)の起点となる綾瀬駅は常磐快速線が通過するため、当駅 - 綾瀬駅間は一部の案内で常磐線(各駅停車)と案内しているほか、当駅 - 綾瀬駅間は一定の要件が満たされた場合に限りJR運賃を適用する特例が設定され(後述)、実質的に常磐線の緩急接続駅としての機能をも有している。このため、首都圏ICカード相互利用サービス開始前から、改札機でのSuicaおよび西日本旅客鉄道(JR西日本)が発行するICOCAの利用が可能だった他、PASMO導入後も、ICカード10種相互利用開始前からSuicaと相互利用しているICカードで当駅・綾瀬駅間を乗車することが可能である。この例外は、東京メトロの駅では、当駅と綾瀬駅のみ取り扱いであった。ただし、運賃計算上の規定により、相互利用に対応していないPASMO事業者では使えないICカードが使用できる状態にある区間は他にも存在していた。 前述の通り、JR・東武ともつながってるため、各改札口はこの2社の改札としての利用も可能であるが、自動精算機が設置されていない場所や券売機の設置状況・乗車券の発売等に制限がある場合がある。 当駅 - 綾瀬駅間のみを乗車する場合は特殊区間として、運賃は東京メトロの初乗り運賃(乗車券170円・ICカード168円)でなく、JR東日本の電車特定区間の初乗り運賃と同額の乗車券140円・ICカード136円が適用される。この区間のみの乗車券は東京メトロのみで発売するため、乗車券は東京メトロの券売機で発売しており、JRの切符売り場でも綾瀬までの乗車券は千代田線切符売り場で購入するように案内している。また、ICカードによる入場時の必要残額も同様の理由で136円となっている。 一方、千代田線・常磐緩行線直通列車で北千住から綾瀬の先、亀有方面に乗り通す場合は当駅 - 綾瀬駅間をJR線であるとみなして計算するほか、常磐快速線(上野・日暮里・三河島方面)から当駅乗り換えで北綾瀬駅まで乗車した場合も綾瀬駅を境界駅とみなして運賃計算する(綾瀬駅までの運賃+綾瀬・北綾瀬間の東京メトロ170円(ICカードは168円)の運賃となる)。ただし、運転上はあくまでも当駅 - 綾瀬駅間も東京メトロ千代田線であり、千代田線・日比谷線から当駅を乗り越して北綾瀬駅に向かう場合は全区間を東京メトロ線とみなして運賃計算する。 首都圏新都市鉄道への乗り換えのみいったん改札を出る必要がある。定期券売り場のそばに通路が新設され、仲町口の出入り口を経由して南口改札につながっている[要出典]。外に出ることはないので、ゲリラ豪雨などの激しい雨でない限りは濡れずに済む[独自研究?]。地上階・南口改札階行きのエレベーターがある。またJR線経由の場合は、連絡通路を通って地上のJR南口改札を利用することも可能である。 平日朝ラッシュ時の1番線ホームは混雑を極める。特に我孫子方面から直通する列車は大量の積み残しが出る[要出典]。ただし数本存在する手前の綾瀬始発の列車は比較的空いているため、これを待つ乗客もいる。駅のアナウンスでも次の列車が綾瀬発の場合はその列車に乗車するよう勧める案内をするほか、この時間帯に限り、1番線ホームの発車案内表示器の種別表示の箇所横に「綾瀬始発」と表示される(始発列車の場合のものと同様)。時刻表にも綾瀬始発の表記(三角)がされている(時刻表は全時間帯で記載)。なお、当駅と次駅の町屋駅では、平日朝ラッシュ時の最混雑時間帯は、発車ブザー終了後にすぐにドアを閉める[独自研究?]。 東京メトロの駅務管区所在駅であり、北千住駅務管区として北千住地域・南千住地域・新御茶ノ水地域を管理する。
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