女性専用車両
近年導入が進む女性専用車両ですが、大手民鉄で最初に導入したのは京王電鉄で、2001年3月に本格導入しました。
その後、国土交通省の「女性専用車両 路線拡大モデル調査」に協力する形で、2002年10月1日より、京阪電気鉄道と阪急電鉄がそれぞれ試験導入しました。
その試験導入中に、国土交通省が利用されたお客さま向けに行なったアンケートを実施した結果、女性が9割近く、男性も6割前後が女性専用車両に賛成と回答しました(国土交通省資料より)。
結果、多くの賛成のご意見を頂戴するとともに試験導入期間中においてお客さまに大きな混乱も招くこともなかったことなどを踏まえ、京阪、阪急の両社は2002年12月より女性専用車両を本格導入しました。
翌2003年には近鉄、南海、阪神、西鉄といった関西以西の大手民鉄が女性専用車両を順次導入し、2005年5月には、先に導入した京王以外の関東の大手民鉄(東武、西武、京成、小田急、東急、京急、東京メトロ、相鉄)でも導入される(一部は試験導入)など、女性のお客さまにとって、より一層安心してご利用いただけるようになっています。
女性専用車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/02 20:41 UTC 版)
女性専用車両(じょせいせんようしゃりょう)は、公共交通機関において、原則的に女性専用として提供されている車両である。
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- 1 女性専用車両とは
- 2 女性専用車両の概要
- 3 概要
- 4 実施路線一覧
女性専用車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 16:31 UTC 版)
中央線における「婦人子供専用車」の1973年の廃止以後で、全国に先駆け女性専用車両を復活させた。2000年12月7日に試行的に導入され、2001年3月27日のダイヤ改定以降本格的に導入された。新宿駅を23:00以降に発車する急行系の列車で実施されている。その後2005年5月9日からは平日の朝(京王線新宿駅と新線新宿駅に7:30 - 9:30に到着する準特急・急行・通勤快速)・夕方・夜(京王線新宿駅を18:00 - 22:40に発車する特急・準特急)・深夜(京王線新宿駅を22:50以降に発車する急行・通勤快速・快速)にも拡大されている(当面は試験導入)。その後、深夜帯に特急を走らせる様になってからは、下り列車においては急行以下の種別での設定を取りやめている。また、ダイヤ乱れによって8両編成が充当される場合や、京王ライナーでの設定も行っていない。
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女性専用車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 18:17 UTC 版)
平日の概ね7時30分から9時過ぎまでの間に西鉄福岡(天神)駅に到着する上り優等列車の最後部(大牟田寄り)1両は女性専用車両となっている。途中駅から急行運転を開始する普通電車も同様である。 なお、「小学生以下」や「体の不自由な方」等は女性専用車両に乗車可能である、としている。 快速急行の廃止直前は特急・急行は7両編成、快速急行は8両編成での運行となっていたため、女性専用車両の乗車位置が特急・急行と快速急行とで異なる駅も存在した。その場合は快速急行の乗車口に快速急行の種別カラーであるオレンジ色を用いて、他の種別との乗車位置の違いを区別していた。2012年3月24日ダイヤ改正では西鉄福岡(天神)駅に9時過ぎに到着する上り特急が設定対象外となったため、女性専用車両の設定対象全列車が急行となったが、2014年3月22日のダイヤ改正では同列車が再度設定対象となった。
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女性専用車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 01:29 UTC 版)
「名古屋市営地下鉄名城線」の記事における「女性専用車両」の解説
2016年(平成28年)7月4日より、平日の始発から午前9時まで女性専用車両を導入している。東山線とは異なり、駅での列車接近時の自動放送では女性専用車両の案内はない。
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女性専用車両
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2012年2月24日の都庁定例記者会見で、記者から「女性専用車両は差別では」との質問に際に、「混雑差はそんなにあるのか」「女性は弱者ではない」「今度俺が女性専用車両乗ってみるが痴漢扱いされたら問題提起する」と、女性専用車両にある数々の問題を厳しく指摘する見解を示された。しかし、その一方で、知事をしていた当時、東京都交通局では都営地下鉄に女性専用車両を設置している。石原慎太郎都知事が記者会見で女性専用車両を問題視 - YouTube
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女性専用車両
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「神戸市営地下鉄西神・山手線」の記事における「女性専用車両」の解説
2002年(平成14年)12月16日より、直通運転先の北神線区間も含め、西神中央方から4両目(4号車)は毎日終日女性専用車両に設定されている。毎日終日設定は日本初の事例である。ダイヤの乱れや、ほっともっとフィールド神戸でのプロ野球開催や、三宮周辺でのイベントなどで混雑しているときには一時的に解除される。 女性専用車両 ← 谷上 西神中央 → 6 5 4 3 2 1
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女性専用車両
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「Osaka Metro御堂筋線」の記事における「女性専用車両」の解説
2002年11月11日から編成中程の6号車が女性専用車両となっている(北急の車両もこれに合わせている)。導入当初は平日ダイヤの始発から9時までの設定だったが、2004年9月6日から平日ダイヤの終日に設定されている。女性専用車両には小児・幼児や障害者と介助者・保護者は性別不問で乗車できる。また、土休日ダイヤの日は未設定である。 なお、Osaka Metro保有車両は一部を除いて6号車に車体広告が掲示されており、遠くからでもこの車両が女性専用車両であることが判別できる。また、30000系は6号車のみ他の号車と異なる色の照明・内装となっている。Osaka Metro保有車両の一部と北急の車両はステッカーのみの掲示である。 女性専用車両 ← 中百舌鳥 江坂・千里中央 → 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
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女性専用車両
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「Osaka Metro谷町線」の記事における「女性専用車両」の解説
2003年12月15日から女性専用車両が設定されている。設定位置は編成中ほどの3号車で、平日ダイヤで初電 - 朝9時まで女性専用車両となる。9時を過ぎると解除される。女性専用車両には小学校6年生以下の児童・幼児や、心身に障害のある男性も乗車できる。 女性専用車両 ← 八尾南 大日 → 1 2 3 4 5 6
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女性専用車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:28 UTC 版)
「神戸市営地下鉄北神線」の記事における「女性専用車両」の解説
2002年(平成14年)12月16日より、西神・山手線の区間も含め、谷上方から3両目(4号車)は毎日終日女性専用車両に設定されている。毎日終日設定は日本初の事例である。 女性専用車両 ← 谷上 新神戸 → 6 5 4 3 2 1
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女性専用車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:28 UTC 版)
「神戸市営地下鉄海岸線」の記事における「女性専用車両」の解説
2002年(平成14年)12月16日より、三宮・花時計前方の先頭車は毎日終日女性専用車両に設定されている。毎日終日設定は、同時に設定された西神・山手線とともに日本初の事例である。なお、ノエビアスタジアムでの試合開催時など、著しい混雑が予想される場合は一時的に解除される。
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女性専用車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 07:57 UTC 版)
2006年6月1日から、台鉄は女性専用車両の運行を行っていたが、これはお願いのかたちで乗客の協力を求めるもので、処罰を伴うものではない。事前周知不足もあり充分な効果が得られず、女性専用車両を疑問視する市民の意見もある。半年の試験運行を完了した後は実施されていない。 その後、早朝夜間女性優先車両、との張り紙が一部車両に掲出され、現在まで継続されているが、あまり定着していない。
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