小田急多摩線
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多摩線(たません)は、神奈川県川崎市麻生区の新百合ヶ丘駅から東京都多摩市の唐木田駅までを結ぶ、小田急電鉄の鉄道路線である。駅ナンバリングで使われる路線記号はOT。
注釈
- ^ 同ルートは概ね鶴川側から神奈川県道・東京都道57号相模原大蔵町線(芝溝街道)、神奈川県道54号相模原愛川線、神奈川県道48号鍛冶谷相模原線の各県・都道に沿い、現在の小田急多摩線およびその延伸計画区間と小田急小田原線の中間を走る。 予定線の全域で神奈川中央交通が定期バスを運行しており、鶴川駅 - 淵野辺駅(北口)間は町田営業所管轄の「淵23」系統と「鶴37」系統および橋本営業所管轄の「淵24」系統に相当する。淵野辺駅(南口) - 田名バスターミナル間は橋本営業所の「淵53」、田名バスターミナル - 橋本駅(南口)間は同「橋06」系統に相当する。
- ^ 町田市・相模原市 (2019年5月28日). “小田急多摩線延伸に関する関係者会議 調査のまとめ”. 相模原市. p. 4. 2024年4月28日閲覧。 “この路線は実現には至らなかったが、この路線計画の存在が後々まで、小田急電鉄による横浜線沿線から上溝、田名を通り愛川方面へ向かう鉄道計画の端緒となった。”
- ^ 同答申では「東京10号線」の西側の起点が橋本まで延長され、現在の相模原線から都営新宿線にかけての整備も同時に求められた。
- ^ 稲城市は1971年4月1日に市制施行、それまでは稲城町。
- ^ 城山町は2007年3月11日に相模原市へ合併。2010年4月1日、相模原市の政令指定都市化に伴い同市の緑区区域となる。
- ^ 相模原線は建設費の償還を目的とした加算運賃が設定されているため、隣接する相模原線の駅から乗車する場合の大人初乗り運賃は130円だが、それ以外の路線では120円である
- ^ 実際は同日22:31ごろに静岡県富士宮市を震源とした地震の影響により運転開始はさらに1時間程度遅れた。
- ^ 2014年3月15日のダイヤ改正で設定された多摩線の準急は平日朝の下り1本のみである。
- ^ 当初は松戸駅始発。2021年ダイヤ改正から我孫子駅始発。
- ^ なお京王相模原線では2018年2月22日より土曜と休日に、2019年2月22日よりは平日にも「京王ライナー」の運行が開始され、新宿 - 多摩センター間の特別料金制着席保証列車サービスは小田急から京王へ移行した。
出典
- ^ a b c 交通協力会『交通技術』1969年7月号ニュータウンと鉄道建設計画「小田急・多摩線の概要」pp.38 - 41。
- ^ a b c d e f g h 日本地下鉄協会『SUBWAY』1990年5月号レポート2「小田急多摩線(小田急多摩センター - 唐木田間)の延伸開業について 」pp.31 - 36。
- ^ a b 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』 - ネコ・パブリッシング
- ^ a b ただし、営業最高速度が100km/hを超える車両の定期運用はない。
- ^ ODAKYU VOICE station 3月17日(土)、小田急は「新ダイヤ」へ。|小田急電鉄
- ^ 交通協力会『交通技術』1974年8月号「小田急多摩線開業」pp.28 - 30。
- ^ 小佐野景寿 (2024年1月19日). “本当にできる?小田急多摩線「相模原延伸」の現状”. 東洋経済ONLINE. 東洋経済新報社. 2024年4月28日閲覧。
- ^ a b 森口誠之 (2023年1月19日). “京王相模原線「幻の延伸計画」 京王以外も目指していた“終点”はいま”. 乗りものニュース. 2024年4月28日閲覧。
- ^ 高松良晴『東京の鉄道ネットワークはこうつくられた』、交通新聞社、2015年
- ^ a b c 『小田急五十年史』小田急電鉄株式会社、昭和55年、535ページ。
- ^ a b 中込芳雄・横山陽「小田急多摩線物語」『多摩ニュータウン研究 No.15』多摩ニュータウン学会、2013年、70-79ページ。
- ^ 計画停電に伴い実施された運転見合わせを行った日時と区間(小田急HP) (PDF) [リンク切れ]
- ^ 帰宅時間帯での多摩線プラットホーム停車による乗換えの簡便化など
- ^ 「小田急多摩線きょう開業 新百合ヶ丘-永山間」『交通新聞』交通協力会、1974年6月1日、2面。
- ^ a b 『小田急電鉄五十年史』年表
- ^ 「関東の私鉄に二つの新線」『交通新聞』交通協力会、1975年4月23日、2面。
- ^ “小田急多摩線 多摩センター~唐木田間 きょう開業”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1990年3月27日)
- ^ 小田急多摩線の5駅でリニューアル工事を実施します。五月台、栗平、黒川、小田急永山、小田急多摩センターの各駅が明るくスマートに(小田急電鉄ニュースリリース・インターネットアーカイブ・2004年時点の版)。
- ^ a b “小田急停車駅案内”. 小田急電鉄. 2014年3月15日閲覧。
- ^ a b “平日朝・土休日深夜を中心に輸送サービスを向上します 2014年3月15日(土)小田急線ダイヤ改正実施”. 小田急電鉄. 2014年3月15日閲覧。
- ^ a b 町田・相模原両市長、小田急多摩線延伸で覚書締結 - レスポンス、2014年5月27日
- ^ 日比谷線、 東西線、 千代田線、 有楽町線、半蔵門線、 副都心線のダイヤを改正します (PDF) - 東京地下鉄、2015年12月18日
- ^ a b c d e f g 『2018年3月、新ダイヤでの運行開始』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2017年11月1日 。2017年11月2日閲覧。
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- ^ a b c 小田急時刻表2018, 交通新聞社, (2018-3-13)
- ^ 小田急多摩線時刻表, えきから時刻表, (2018-3-19)
- ^ 小田急線・箱根登山線・箱根ロープウェイ・箱根海賊船にて2014年1月から駅ナンバリングを順次導入します! (PDF) - 小田急電鉄、2013年12月24日
- ^ * 生方良雄『小田急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2009年。ISBN 9784533075629。に掲載の改札鋏と照合。
- ^ “川崎市土地区画整理事業完了地区概要”. 川崎市. 2017年2月1日閲覧。
- ^ a b 平成12年運輸政策審議会答申第18号 答申路線 (PDF)
- ^ a b 小田急多摩線延伸計画に関する研究会 報告書 (PDF)
- ^ “小田急多摩線の延伸構想が加速、まず相模原へ リニア新幹線開業も影響する?”. 乗りものニュース (2019年6月25日). 2021年9月9日閲覧。
- ^ 小田急多摩線延伸に関する関係者会議 調査のまとめ (PDF)
- ^ “小田急多摩線延伸、相模原駅まで先行整備 相模原市長方針”. カナロコ (2019年5月29日). 2019年6月2日閲覧。
- ^ 小田急多摩線の愛川・厚木方面への延伸に向けて取り組んでいます (「小田急多摩線の延伸促進に関する連絡会」の取組状況報告) (PDF)
- ^ a b 神奈川県鉄道輸送力増強促進会議 平成28年度 要望・回答 小田急電鉄 (PDF)
- ^ 第3回新技術による川崎縦貫鉄道整備推進検討委員会議事録 (PDF)
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