直通運転とは? わかりやすく解説

直通運転

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/06 10:01 UTC 版)

鉄道における直通運転(ちょくつううんてん)とは、複数の路線・区間や鉄道事業者にまたがって旅客列車運転することである。列車の乗り入れと表現されることもある。英語ではtrackage rightsまたはthrough serviceと表現する。




「直通運転」の続きの解説一覧

直通運転

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 15:44 UTC 版)

井笠鉄道神辺線」の記事における「直通運転」の解説

上のような事情高屋挟んで2社に分かれた井原 - 神辺間の鉄道であったが、両社共に軽便鉄道法に基づく軌間762mmの軽便鉄道であって車両地上設備大差はなく、井笠鉄道高屋線開業合わせて車両の直通運転を行うこととなったこの際唯一大きく相違していた連結器取り付け高さが問題となった井笠鉄道側は349mm(1フィート1 3/4インチ)、両備軽便鉄道側は501mm(1フィート7 3/4インチ)で、152mm(6インチ)もの差があったのである。この差は、当時両社使用していたピン・リンク式連結器では相違吸収が困難であり、直通を行うにあたり互い客貨車連結可能とするには、連結器取り付け高さの差をなくすか、さもなくばピン・リンク式連結器で高さの差を許容できる範囲近づける必要があった。 この連結器高さについては両備軽便鉄道の値が採用され井笠鉄道では高屋線開業までに在籍全車両の連結器改造して高さを両備軽便鉄道と同じ501mmに揃え工事実施し以後新造車についても高さ501mmで設計している。

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直通運転

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 09:48 UTC 版)

東京メトロ日比谷線」の記事における「直通運転」の解説

終着駅である北千住駅において、東武伊勢崎線東武スカイツリーライン)を経由して日光線南栗橋駅まで相互直通運転実施している。また「THライナー」のみ伊勢崎線東武動物公園駅 - 久喜駅間と直通運転を行う。 日中時間帯運転間隔は、10分の間に線内列車東武伊勢崎線直通列車交互に運行されている。東武伊勢崎線直通列車1時間あたり東武動物公園駅発着列車が4本、南栗橋駅発着列車が2本運行されている。 2003年3月19日設定された朝の南栗橋の上り1本を除き長らく東武動物公園駅までの直通運転であったが、2013年3月16日から南栗橋駅まで相互直通運転区間延長された。日中上下線とも草加駅とせんげん台駅急行半蔵門線経由東急田園都市線直通)に接続し南栗橋発着列車東武動物公園駅久喜駅発着急行接続する日中北千住駅 - 東武動物公園駅間の普通列車は全列車日比谷線直通である。朝夕には途中竹ノ塚駅北越谷駅北春日部駅始発終着駅とする列車運転されている。乗り入れ区間営業キロは44.3 km(うち日光線10.4 km)。2013年3月16日ダイヤ改正までは、日中時間帯東武伊勢崎線直通列車北越谷駅発着東武動物公園駅発着交互運転走っていた。2003年3月19日半蔵門線東武伊勢崎線との相互直通運転開始前は、現在よりも2本多東武伊勢崎線直通列車設定されていたが、準急接続する駅は統一されていなかった。 東京メトロ車両13000系)の車両基地は、南千住駅隣接する千住検車区東武伊勢崎線内の竹ノ塚駅隣接する千住検車区竹ノ塚分室にある(ただし、全般検査・重要部検査といった定期検査は、半蔵門線所属車両同じく鷺沼工場で行う)。竹ノ塚車両基地は、かつての東武鉄道西新井車庫営団譲り受けたのである2020年6月6日改正ダイヤでは、東京メトロ車2本が東武南栗橋車両管区春日部支所で、東武車2本が千住検車区それぞれ夜間留置となる「外泊運用」が組まれている。 運用番号末尾は、東武車がT、自社車がSである。運用番号東武車が 01T - 47Tの奇数自社車が 02S - 74S の偶数と 61S・63S・65Sである。 なお、2013年3月15日までは、もう一方終着駅である中目黒駅から東急東横線菊名駅までの相互直通運転行っていたが、東急東横線副都心線との相互直通運転開始した16日からは、 東急東横線との直通列車設定されていない当面の間休止」の状態である。ドア数や車両長さ副都心線及び東横線標準的な車両とは異なる、東横線へのホームドア設置整備の際にドアピッチが問題となったこと、東横線輸送規模容量超過するなど、東横線副都心線日比谷線乗り入れ共存させることは問題点が多い。なお、現在の新型車両ドア数や車両長さ副都心線及び東横線標準的な車両と同じであり、東横線副都心線日比谷線乗り入れ共存しやすくなったが、2016年車両公開時の取材に対して東京メトロ関係者は「特に(直通運転の)予定があるわけではない」と述べている。 かつての東急東横線乗り入れ区間営業キロは16.6 km早朝および夕方10分から15分間隔で武蔵小杉駅または菊名駅発着日中30分間隔で菊名駅発着であり、途中駅元住吉駅特急通過待ち行っていた。直通列車は、東横特急運転開始前は日中15分間であったが、2001年3月28日東横特急運転開始同時に日中30分間隔となるなど、本数削減され同時に東急1000系電車による日比谷線折り返し列車中目黒行き)が設定されるようになった。この本数削減代わりに中目黒駅東急東横線との接続考慮された。2003年3月19日以降中目黒駅に全列車停車するようになり、さらに接続改善図られた。 3社相互直通はなかったが、東京メトロ車両が「菊名駅北千住駅中目黒駅東武動物公園駅」のように、一日の間に東急東横線東武伊勢崎線両方乗り入れる運用存在した東急東横線との相互直通運転終了した後も、日比谷線所属車両定期検査東急田園都市線鷺沼駅隣接する東京メトロ鷺沼工場において行われるため、東急線(東横線目黒線大井町線・田園都市線)を経由する回送ルート組まれている。 東急車の運用番号末尾はKであり、運用番号は81K - 85Kで設定されていた。

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