地上設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:48 UTC 版)
直通運転にあたっては、実施する両路線の軌間や電化方式などの規格を揃えるのが通常である。しかし、現に営業している路線においてこれらを変更するには多大なコストがかかるため、車両の側で複数の方式に対応できるようにすることで、地上設備の大規模な改修を避ける例も多く見られる。 直通運転を実施する路線の軌間が異なる場合は、軌間をどちらか一方に合わせて改軌する(京成電鉄など)か、両方の車両が走行できるように三線軌化(箱根登山線など)が行われる。車両側で対応する例としては、スペイン・フランス国境のタルゴのように軌間可変車両を導入したり、中国とロシア・モンゴルの国境のように台車の交換により直通を実施するものがある。この場合、接続部にはそのための地上設備が設けられる。 電化方式が異なる場合には、電化方式を一方に合わせて変更するか、複数の異なる電化方式でも走行できる設備を備えた車両(複電圧車や交流直流両用車両等)を導入して対応する。また、非電化区間へは電車はそのままでは乗り入れられないが、電車を機関車で牽引することによって直通運転を実施する例がある。この場合、車内照明や空調等のサービス電源をまかなうため、発電機の搭載や電源車の連結が行われる。 また、直通運転する区間では案内表示の交換・新設がなされるほか、直通路線間の接続駅では、線路配線や信号設備の変更、ホームの新設などが行われる。直通運転により乗り入れてくる車両の規格に対応させるために路線全体の地上設備(直々セクションの設置など)を改修する場合もある。運用の変更に伴い車両基地の改修・新設・移転などを実施する場合もある。
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地上設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 05:39 UTC 版)
「ニューヨーク市地下鉄7系統延伸事業」の記事における「地上設備」の解説
延伸区間には5つの地上設備が設けられている。 A工区:11番街25丁目から26丁目にかけて換気施設がある J工区, 11番街33丁目から34丁目にかけて換気施設があり、駅のメインエントランスとエレベーターホールが設けられている K工区:11番街35丁目から37丁目にかけて換気施設がある L工区:41丁目 - ダイアー・アベニューに換気施設がある P工区:11番街34丁目から35丁目の間に駅入口が設けられている
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地上設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 02:37 UTC 版)
最低でも、ロケットを組み立てる施設、打ち上げのためのロケット固定施設、液体燃料ロケットの場合にはロケット燃料を保管し注入する施設などが必要である。人工衛星を打ち上げる場合は大気圏外までの管制を行う施設、さらに有人飛行の場合には宇宙飛行士の宿泊施設や待機場所等も必要となる。軌道投入後は管制業務は運用担当施設に引き継がれる。
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地上設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 01:44 UTC 版)
嫦娥一号の位置測量のための設備 「遠望号」観測船衛星の観測及びコントロール 上海余山の25m口径電波望遠鏡 ウルムチ南山の25m口径電波望遠鏡 北京市密雲県の50m口径電波望遠鏡 雲南省昆明市鳳凰山の40m口径電波望遠鏡 このほか欧州宇宙機関の通信施設も借用している。
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